操体法の源流・正体術

正体術

たまたまAmazonをチェックしていたら、たにぐち書店さんから7月に出たばかり。昭和11年8月発行の『正體術』を現代仮名遣いに改めたものだ。これより前に出版されている『正體術矯正法』は図版が入った厚い本だが、これは薄めの小冊子である。

正体術矯正法 (1985年)

しかし、こういうものを掘り当てて出版してくれるたにぐち書店の谷口社長には本当にお礼申し上げたい。ええ、私も『月刊手技療法』のシリーズ操体や、『操体法　生かされし救いの生命観』の出版時にはお世話になりました。ええ、私の本もたにぐち書店から出ております。

操体法 生かされし救いの生命観

読んでみる限り、私が知っている操体法（第１分析時代）ともちょっと違うのだが、ボディーの歪みが症状疾患の元であることはよく分かる。また、昭和初期当時も、からだの使い方、動かし方を知らずにからだを壊す人は多かったようだ。

操体の勉強をしているのだったら一応読んでおくべき。