操体法大辞典

操体の専門家による、操体の最新情報など

あせらず、とまらず、退かず。

あせらず、止まらず、退かず。

あせらず、止まらず、退かず。

これも「モバイル中谷塾」で読んだもの。これを進めたいY君はiPhone を使っているので「モバイル中谷塾」が読めないらしい(読めるんだったらすいません)。
中谷さんの本には結構うちの師匠(三浦寛先生)が言っていることと同じ事が書いてあります。「言いたいこと」つまり真実は一つなのだけれど、それを様々な切り口で書いているのが中谷さんなのだと。
「嫌われる人の数だけ自由が手に入る」
まじめな人は「どうしたら嫌われないですむか」を考えすぎる。エネルギーは「いかにしてみんなから嫌われないか」よりも、「いかに100人のうち一人に愛されるか」に使おう、と書いてあります。
また、他の本には
焼け石に水でもやろう」というのがありました。
焼け石に水だからやってもムダだ」と思うのと「焼け石に水でもやろう」と思うのは違うと。
私はいつも、操体とは「快適感覚をききわけ(診断:動診)、味わう(治療:操法)」と言ってます。
また
「楽と快の区別をつけよ」
「動診と操法の区別をつけよ」と言っています。

「きもちよさは動いて探すわけではなく、ある動きを試して(動診)、ききわけるものだ」とも言っています。

また、第1分析と第2分析の区別をつけることがこれからの操体の発展に繋がるとも思っています。

これはずっと情報発信していかなくては、とも考えています。

また、それが操体法創始者橋本敬三先生の『直系の孫弟子』の使命でもあると思っています。

焼け石に水でも構わないので、言い続けるつもりです。