操体法大辞典

操体の専門家による、操体の最新情報など

操体で打撲に挑戦。

2010年操体法東京研究会夏期集中講座(日曜午前中)のお知らせ



2010年東京操体法研究会定例講習のご案内



6月13日の行徳ゴールドジムのご案内はこちらです



操体って膝の痛みとか、腰の痛みに効くのは分かりますが、打撲にも効くんですか?」と聞かれた。



第1分析だったら「?」だが、第2、第3分析だったら「!」である。



土曜の夜、右足の第三趾の上に液体の入ったビンを落とした。土曜の夜はズキズキ痛んで、鎮痛剤を飲んで寝た。朝起きてみると、見事に紫色に腫れていた。日曜は操体法東京研究会の定例講習だったので、三軒茶屋まで出かけたが、夕方になってから、健側の左足の甲の真ん中が痛んできた。考えてみると、週の半ばから後半にかけて、胃腸の調子と、左の肩甲骨がおかしかったのだが、打撲したと同時にそちらは良くなった。多分、血液が全部足のほうに行っているのだ。友人で妊娠したら不整脈が治ったとか、骨折したら胃潰瘍が治ったというのがいたが、そんなこともあるんだろうなと思う。講習が終わってから上島珈琲店のテラスで、師匠とフォーラム実行委員の佐伯、山本両氏とお茶をした。師匠は私の左の中指を瞬時に触診し、「ここだな」と、即座に渦状波をして下さった。最初、左の肩に何かすうっと通るものがあり、上腕から肩にかけて、ピリピリする感じがあった。『あ、きたきた』と思いながらその感じがおさまるまでそれを味わっていた。道を通る人は、一体この人達は何をしてるんだろうと、じろじろ見ないものの、チラチラッと見ながら通り過ぎて行った。

夜、貼ってある湿布を剥がしてみると、紫色が一層濃くなっていた。正座は大丈夫なので、仕事には全く支障はない。怪我や調子が悪かったら勉強のチャンスだと思って自分でケアしてみればいいのだ。もしも自分の手に負えなくても、私のまわりには操体のプロがたくさんいるので、心配することはないのである。