操体法大辞典

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女に生まれたらコレを読め

女に生まれたら、コレを読め ~○活必勝法~

女に生まれたら、コレを読め ~○活必勝法~

久しぶりの勝間本。このタイトルは若い女性に読んでもらいたいからだそうだが、『○活』について書かれている。『人活』『美活』『就活』『恋活』『婚活』『産活』『住活』『エコ活』『財活』『日本活』。前書きには、PDSAサイクルについて書かれている。PDSCはPlan(計画) Do(実行) See(評価) Action(改善)のサイクルのことだ。このサイクルは良く知られているにもかかわらず、実際にやっている人はどれだけいるのだろうか。私自身、PDSAという言葉を知ったのは結構前のことで、もちろん計画を立てて実行し、それを評価し、改善するということを日々十分活かしているかと言うとそうでもないところもある。
勝間氏は、この本を若い女性に読んでもらいたいというのは、これらの10の『活』の考え方を若いうちに知って欲しいからだと書いてある。それは何故かというと、『いまの日本で、女性は『二流市民』だからです』。日本の女性は未だに様々な面で差別されており、多くの女性が『守られたい』と思っている。それは、『平等』と『人生をコントロールする』ことの放棄にもなる。
平等と人生をコントロールするには、計画だけではなく『Do』(実行)が欠かせない。いくら計画しても実行しなければ始まらないのだ。

ちなみに、新内閣の少子化担当大臣は蓮舫氏だが、何故女性を少子化担当大臣にするのか非常に疑問だ。女性だからという理由なら単純すぎる。私は以前から、現在の少子化問題は、長いことかけて女性を虐げてきた(あるいは二流市民として扱っていた)歴史のツケがまわってきたのではと考えている。この問題はまたいつか触れる事にするが、何故少子化担当大臣はいつも女性なのか、これは本当に不思議である。単に女性だからという単純な理由なのだろうか。それだったらアホだ。