- 作者: 弘兼憲史
- 出版社/メーカー: 講談社
- 発売日: 2008/10/23
- メディア: コミック
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今年は年があけてからふぐを2回食べに行った。一度目は新年会。コース料理だったので、白子はついていなかった。二度目はアラカルトで好きなものを食べることにした。考えてみると、一昨年の12月に大阪でふぐを食べたっきりだった。そんなに頻繁に食べるものではない。
両親が二人とも宮城なので、食卓にはまずふぐは出なかった。そもそも私が初めててっちりとかてっさを食べたのは、確か26歳のころだ。美味しかったので覚えているのだ。それ以降10年間は全くふぐにご縁がなかったが、ここ数年は年に一度位はご縁があるのだ。
そういえば「社長 島耕作」で、島耕作がおねーさんとベッドで一戦交え、おねーさんに確か「62歳なのにすごいのね」と言われ
「ふぐの白子を食べたからだろう」というシーンがある。何だかそこが妙に印象的だったのだが、本当なのだろうか(笑)
昔、白子の正体を知って「かわいそうで食べられないし気持ち悪い」と言った輩がいた。食感や生物がダメなのではなく、「かわいそうできもちわるい」らしい。
残念だがこの方とは食の好みが全く合わず(最初は好きだからどうにかなると思うのだがやはりそうなると我慢しなければならない)、長いこと食べ物では我慢した記憶がある。いや、先方も私の食の好みは嫌いだったと思うのでお互い様なのである。
外国の方や、北海道と沖縄とか、離れているところの出身ならまだ違いすぎて面白いかもしれないが、やはり付き合うなら食の好みが合う相手のほうがいい。
いずれにせよ、今は白子、かにみそ、あんきも、牡蠣などの肝系が食べられるのは本当に幸せなことだ。
焼く前の焼きふぐ
焼きふぐ。炭火で焼いた
年に一度食べられるかどうか(笑)のふぐの白子。今回は「塩焼き」。最高。
ねぎの中にあんきもを絡めたふぐのぶつ切りが入っている。酒の肴には最高。
なお、昨年は日本酒に詳しい人に、日本酒を少し教えていただいた。基本的に私はビールとワイン派なのだが、日本酒も少しだけたしなむようになった。この二つは去年食べたものだが、日本酒に合う。
キンキ(キチジ)を開いて干して焼いたもの。これは昨年食べたもの。脂が最高にのっていた。次回食べられるのはいつだろう(笑)なお、キンキは金目鯛ではない。東京にはあまり出回らない高級魚である。
ひらめの肝。バターを舐めているみたいだった。
1年に一度位は「肝づくし」をしてもいいのだ。