操体法大辞典

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操体的に花粉症対策。鼻水の正体とは

今日の東京は雨が降っている。ということは、雨上がりは花粉が沢山飛ぶのは予想できる。

そもそも何で花粉症になるの考えてみた。これはもしかしたら現代人の鈍ったからだに喝をいれてるんじゃないかと思った。

鈍っているというのは「原始感覚」が鈍くなっているということだ。本当だったら春なら春のからだ、夏なら夏のからだ、秋は秋ならでのからだ、冬は冬のからだがの微妙な変化があるのに、それに気づかない位鈍っているのではないか。それを、クシャミ、鼻水で「ああ、春が来た」と知らせているのではないだろうか。

そもそも、鼻水とは何かと調べてみると、鼻腔内の粘膜から、異物を輩出するために分泌されているものらしい。そして、その元は血液なんだそうである。

多分、花粉を鼻から出すために働いているのだ。

私の花粉症対策はと言えば、マスクはしていない(マスクはどうもダメ)。風が強い時はサングラスをかける。かかりつけのクリニックでもらった漢方薬を飲む、操体でからだを調整する程度である。
こういう時、自分で調整できるのは非常に便利である。

勿論、誰か上手な介助者がいるともっといい。ヘタな介助者はいないほうがマシだと言われるが、上手い介助者がいると、自分一人でやる場合よりも、10倍くらいは効くような気がする。

クシャミが出るなとか、後頭部が重いな、という時はやはりボディが歪体しているのを感じる。

あとは、「憎たらしい花粉症」ではなく「からだの素直な反応なんだなぁ」と認めている。クシャミはすればいいし、ハナはかめばいいのだ。