操体法大辞典

操体の専門家による、操体の最新情報など

春が来た。操体で花粉症治療

今ひとつ写真の載せ方が分からなかったので書き直し。
金曜に春一番が吹いたと同時に、花粉症がいきなり発症した。普段はあまり気にならないのだが、今年は何だか豪勢なクシャミがでる。

土曜、確定申告を終わらせて、投函しようとコンビニに行って切手を頼んだ。200円切手を頼んだら、コンビニの店員が、収入印紙を出してくるので「それじゃ送れないよ」と言ったところ「送れませんかね」と言われた。多分収入印紙が何だか知らないのだろう。

日曜、早めに三茶に出かける。師匠がミスドで原稿を書いていた。散歩に行こうということになり、散歩に行く。太子堂近辺の商店街には、すごくいい野菜と果物を置いている八百屋があるのだが、そこでやきいもを買っていく。
やきいも

三茶には遊歩道があり、実は猫がたくさんいる。私は猫見たさにたまに行くのだが、野良子はみんな眼をやられている。目やにとか、眼に膜がかかっているとか。地域の人が病院に連れて行ったり、去勢避妊手術はやっているようだ。野良子の世話をしているという女性に話を聞いてみると、貯水池の水が悪いのだそうだ。多分強い塩素とか消毒液でのせいなのかもしれない。あの水を飲むと眼が悪くなるのよね、とのことだった。
猫1
猫2

やはり慣れているのか、私が呼んでもこないが、世話をしている女性が呼ぶと草むらから出てきて寄ってくる。10年以上生きているというから、地域の人の温かい見守りもあるのだろう。
一方、猫にエサをやるなとか、妙に反対する人もいるのだそうだ。どこの世界にもそんな人がいるんだなと思う。

その貯水池を見ていると、カエルが泳いでいた。誰かが飼っているのか、何だかヒモがついている。
師匠が水に手をいれてカエルを引き揚げると、歩いていた人が何人か寄ってきた。



結構大きいカエルで、大きいカエルの上に小さいカエルが乗っている。
そしてヒモだと思ったのは、寒天状の膜に包まれたカエルの卵だった。多分5メートルくらいはあったと思う。寒天状のヒモをよく見ると、丸いおたまじゃくしになる前の、カエルの幼生が入っている。暫く見ていると、その幼生がくるりと回転したり、ぴくぴく動いたりしている。
おお、生きてるよ、動いてるよこれ。

面白かったのは、卵が入っている寒天状のヒモの最初のほうは結構幼生が密に入っているのだが、カエルのお尻辺りから出ている最後のほうの部分は卵がまばらに入っている。

その後、ちょっと一服してから講習会場に向かって支度をする。
講習が始まってから時間差で突然クシャミとハナミズが止まらなくなった。笑っちゃう位である。自分でコントロールできないので、尚更可笑しい。

そうこうしているうちに、講習のテーマである「上肢の伸展」のモデルに指名された。30分くらい上肢を前方伸展とか、挙上とか、肩水平位伸展とかやっているうちに、左の首の重だるさがとれてきた。モデルだったので、快適感覚を味わうわけではなく、動きを表現することに徹底していたのだが。勿論、動きの端々で気持ち良さを聞き分けて、ちょこちょこ味わっていたせいもある。