操体法大辞典

操体の専門家による、操体の最新情報など

オヤジにならない60のビジネスマナー

今、東北に向かう新幹線のなかでこれを書いている。
如何にワタシの身近な殿方がオヤジではなく、ご縁のある企業の方々も、それよりちょっとだけオヤジかなと思っていた。

しかし世の中には遥かにオヤジが多い(汗)。隣に座っているおじさんは、多分出張だろうが、足をガバッと広げて手をこちらのほうまで延ばして新聞を読んだ挙句、肘掛けに手を乗せ、相変わらず足をガバッと開いてイビキをかいて寝ている(笑)。

後ろは50代の女性二人組。東北地方にボランティアに行くようだが、新幹線の走行音のなかでも、今、トンネル通過中だが、それでも響くキンキン声でかれこれ一時間ノンストップで喋っている。

中谷氏はこの本で、辛辣にオヤジにならないための方々を書いているが「女性でもオヤジはいます」と、書いている。中谷氏は大阪のおばちゃんには寛大だが、オヤジ化した女性には厳しいのである。

先日、地下鉄に乗っていたら、両隣に半袖姿のごつい系兄さんが座った。私の手から、その汗をかいた二の腕を離して欲しかったが、気がつく気配はない。一駅過ぎ正面の席が空き、私はそちらに移った。
先程の兄さん二人の間には、ビッグサイズのオタク系の男性が、汗をかきながらお尻を椅子にねじこみながら、両肘を広げてマンガを読み出した。
二人の兄さん達は、揃っていやな顔をしていた。

私は笑いをこらえていた。何だか漫才みたいだ。

後ろの女性二人はトーンダウンせずに未だに喋っている。