一年に数回ある第五日曜。前回七月第五日曜は兵庫県鍼灸マッサージ師会の夏季大学講座に出ていたので久しぶりの開催である。今回は諸般の事情で欠席のメンバーが多かったのと、台風が近づいているということもあるのか、参加者が少なかった。
実はこういう時が面白いのである。
- 作者: 中谷彰宏
- 出版社/メーカー: 日本経済新聞出版社
- 発売日: 2012/08/25
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
- クリック: 6回
- この商品を含むブログ (1件) を見る
- 作者: 中谷彰宏
- 出版社/メーカー: ダイヤモンド社
- 発売日: 2010/10/15
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
- クリック: 6回
- この商品を含むブログ (2件) を見る
中谷氏は「スナックに行ってお客が少ないと、女性四人を一人占めできます」と、書いているが、参加者が少ないということは、参加者がそれだけトクをするということなのだ。講師も「よく来たね」と、サービスすることが多い。
今日の勉強は「師範代向け講習」と言ってもいいような、内容の濃いものだった。
私自身も日々の臨床の中で気づいた「重要ポイント」を披露したし、他のメンバーも実際の臨床の中での気づきの「すごい発見」を披露。クローズドな空間で行われる秘儀のようなものだ。多分、今年操体の勉強を始めた方々が聞いてもさっぱりわからないだろうし、まるで禅問答のように聞こえるのだと思う(勉強を続ければ、わかるようになる)。
本日欠席の皆様には「う〜ん、残念」だと思うが、多分通常程度の参加者が出席していたら、こんなに内容の濃い講義にはならなかっただろう。
消化不良を起こさないように、よく咀嚼して飲み込むのだ。