私は、その人のお肌の状態で、ほぼ便秘症かそうでないかわかる。
便秘症の方の皮膚には、独特の雰囲気があるからだ。それは、如実に表皮に現れる。
その解消のアドバイスをして、男女問わずきもちいい生活を送っていただきたいと思っている。
私は殆どテレビは見ないが、お付き合いで見たりすると、最近の性能のいいカメラのお陰で、歌手やタレントの肌荒れがよく見える。グラビアやポスターでは、修正機能を使っているのだろう。
今日の話題はダイエットと、便秘の話だ。
どちらかと言えば、胃腸が弱いので、あまり便秘で悩んだことはない。しかし、女性はホルモンの関係で、月経前に便秘ぎみになり、開始とともに下痢ぎみになることがある。月のリズムなので、対策はたてられるが、あまりいいものではない。
足趾の操法をやっていると、被験者のお腹がぐるぐる鳴ることがある。面白いもので、操者にも伝染する。また、足趾の操法のあとに、お通じがあったという話も聞く。
介護をされていて、ご家族の方がお通じの具合がいまひとつよくない、という場合は、足趾の操法は役にたつ。
私は2日もお通じがないと具合が悪くなるが、一週間、十日というのは、大変だなと思う。
「いくら食べてもいいが、ちゃんと出しなさい」と、師匠は言う。
ところで、以前からだを壊したあと、カフェコロンを試したことがある。20日くらい入院したので、何か試してみようと思ったのだ。
これは何かというと、コーヒー浣腸のことだ。
オリゴ糖の入ったコーヒーを、体温程度の温湯で薄め、それを使う。
私が一時研究していた、エドガー・ケイシー療法でも、コロニックスと言って、直腸洗浄を勧めている。
なお、断食をする前には、浣腸をする。橋本先生も、断食前には、高圧浣腸をかけたと書いておられる。
近代印度の父、マハトマ・ガンジーも、平和祈念の断食業の前には腸を洗浄したと聞いている。
「浣腸」と、聞いただけで、拒否反応を起こす方もいるかもしれないが、お腹の中に余分なものを溜めて、そこから毒素が派生することのほうが、からだにとっては良くない。
じつは、コロンクレンズ(直腸洗浄)は、クレオパトラの時代から、美容法として行われてきた。昔の人も、便秘が美容に良くないのは分かっていたのだ。
マリリン・モンローも美容のためにやっていたというし、故ダイアナ妃は、香港のクリニックでコロンクレンズを定期的に受けていたらしい。
また、海外では、肌が透き通るようにきれいになる美容法として、知られている。
私が聞いた時は、肝臓の毒消しになると聞いた。
肌と肝臓。肝機能が弱まると、シミができたりする。美肌にも関係あるのだ。
なおダイエットをして、便秘になるというケースもあるが、入れるものが少なければ出るものが減るのは当然だ。しかし、やはり便秘は防ぎたい。
このあたりは、食物繊維をとるとか、むしろコロンクレンズで、腸内で発生した、滞留便をきれいにしたほうがいいのではと思う。
幸いにも、「肌がきれいですね」と、言っていただけることがあるが、親に感謝するのと、ちょっと弱いお腹のせいかもしれない。
コロンクレンズは暫くやっていないが、確かに肌にはいいようだ。
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私が大学を出て最初に入った会社では、ダイエタリーファイバー、つまり食物繊維を売っていた。
そこで聞いたのは、一度、お腹の中をきれいにすれば、スリムになれますよ、という話だ。水道管と同じで、汚れがたまって流れがわるいのなら、一度、きれいにする。
断食な前に高圧浣腸をかけるのもそのせいだろう。
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