5月2日、早朝3時に起床、4時にホテルのロビーに集合。
8時な飛行機なので、時間はたくさんある(と、思ったが、セキュリティ
チェックなどで、結構時間をとられる)。7時近くなるまで飛行機の
ゲートも決まらないらしい。チェックインを済ませ、カフェテリアで
暫くぼーっとし、一段落ついてから、出国手続きをする。
イスタンブールの出発ロビーの免税店で、ロクシタンのアイジェルを買う。
師匠もアイジェルを買い、サクラの香りのコロンを購入。
そのうち搭乗ゲートが表示された。だいたい毎回一番端のゲートだ。
イスタンブールからマドリッドまで、約三時間ちょっと。
時差は一時間。飛行機は3席二列の中型機。飛行機に乗り込んで席に
ついた途端に寝てしまった。
ふと気がついて目をあけると、飛行機はすでに飛んでおり、
機内食が配られ始めていた。
食事を終えて、またうとうとしているうちに、着陸体制に入ります、
というアナウンスが流れた。
この三時間ちょっとのフライト、私はほとんど寝ていたわけだ。
実は、からだの眠りと脳の眠りをバランスよくとろうという試みを
やっていると、よく眠れるのである。飛行機で眠れないという人がいるが、
私はよく眠れる。
そうしているうちに、マドリッドのバラハス空港に到着。
到着したのはいいが、降りるまでが長い。暫く滑走路をノロノロ走り、
その後やっとゲートに着く。
前回、前々回と、入国時に面倒な書類を書いたことを思い出した。
今回もそうなのかと思ったら、今回は書類を書かずに入国できることが
わかった。横を見ると、指紋の照合機があり、指紋を登録している人は、
照合しているらしい。入国を待っていると、隣の列に並んでいた師匠が、
入国管理官に「センセイ」と呼ばれていた。と入国後聞いてみると、
彼は空手をやっているそうで、師匠の風貌を見て、空手をやる人か、
武術家だと思ったらしい。
今回、荷物はわりと早く出てきた。カートにスーツケースを乗せ、
空港の表に出ると、小野田先生の息子さんが待っていた。
飛行機は飛行機は、5時半着予定だったのだが、30分早く着いたので、
小野田先生はあと5分位で着くらしいとのことだった。
マドリッドは昨日まで雨で寒かったそうだが、思ったほど寒くはなかった。
東京も寒暖の差が激しかったが、マドリッドも5月初めは初夏なのに、
今年は寒かったらしい。世界的に気象が変なのだろうか。
そうしているうちに、小野田先生が登場した。約2年ぶりだ。
師匠と再会の握手を交わし、私が何枚か写真を撮った。
息子さんの運転する車に福田先生と私が乗り、小野田先生の車に師匠が乗り、
今日泊まるホテルに向かった。