昔、RATTというL.A.メタルのバンドがいた(今も活動中)。1980年代、
LA発のハードロックが流行ったが、当時の代表的なバンドである。
私も何度かコンサートに行っている。これなんかは名曲だ。
”Ronud and Round”
RATT - Round and Round (HD music video) - YouTube
最初は「世の中の半分はオンナだ。オンナに受ければいい」という
コンセプトで売り出した。これはプロモーション用ジョークかも
しれないが、LAメタルの特徴は、「女性ファンが多かった」ということだ。
この頃のLAの様子は、トム・クルーズがW.アクセル・ローズっぽいやん!
という演技をし、なおかつGUNSの歌を歌っている名作
「Rock of Ages」を見るとよくわかる。
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それはどうでもいいのだが(笑)、
たまに、受講生向けに「女性クライアントに嫌われないコツ」というのを
話す。世の中の半分は女性だ。また、男女比を考えると、
平日昼間に来院するのは、女性のほうが多いかもしれない。
という話を、個人レッスンの受講生であるOさんと話していた。
例えば、専門学校を卒業して免許をとって、整形外科とか
接骨院などに就職した場合。
多分、そこで先輩や院長から色々指導を受けるだろう。
そのクリニックや治療院独自の接客法があると思う。
また、実際に患者様に接していると、色々身についてくるものだ。
これはビジネスパーソンが社会人経験を積むにつれ、スキルアップ
してくるのと同じだ。
触れ方で決まるのである。
普通のビジネスパーソンと違うところは、人様のからだに「触れる」
ということだ。
会社生活では、うかつに肩を叩くとか、からだに触れたりすると、
女性が「不愉快」だと思うとそれはセクハラになる。
手技療法は、殆どの場合(触れない場合もあるが)、触れることになる。
女性が不快に思うこと
- 触れ方が乱暴
- 触れ方がねちっこい(笑)。丁寧すぎてねちっこくなるのは逆効果
- おどおどして自信なさげに触れる
- 指をはなす時、皮膚を指先でなでるようにしてはなす
- 仰臥位で足趾の操法、あるいは足関節系の動診を行う時、両足を一度に持って黙ってがばっと広げる(結構やる人多し)。「失礼します」と言ってから、片足ずつ丁寧にやることだ
その他
- 不潔
- 加齢臭
- ヤニ臭い(吸ってもいいけど、治療の前には気を遣いましょう)
- クライアントの話を聞いている時、クライアントをの目を凝視する(真剣に聞いているつもりでも、凝視されるとクライアントは不安に感じる)
なお、Oさんと私の意見が一致したのは
女性は、男性の指先を結構見ている、ということだ。
男性は顔とか胸とか足を見るようだが、女性は結構指を見る。
- 爪が伸びていたり、汚れたりしている(操体臨床家としては、問題外)
- 噛み爪
は、結構チェックされている。
なお、爪を噛むのは心理学的に何かあると言われるが、
「あら?この先生、爪を噛むんだ。何かあるのかしら?」と
思われてしまうことがある。また、私は経験があるのだが、
噛んだ爪で触診されると、引っかかって痛いし、
爪があたるとあまりいい感触ではない。
三浦先生は、紳士のたしなみでマニキュアをしている。
橋本敬三先生のご子息、橋本保雄さんの影響だそうだ。
本来、爪を磨くのは床屋さんのお仕事だったのである。
映画「ヴェニスに死す」とかご覧なさい。
これはこれでいいのだが、
「紳士」あるいは「大人」でないとマニキュアは似合わない。
例えば、イタリアっぽいスーツに、いい腕時計をして、指輪が
イヤミではない、というのだったら似合う。
また、三浦先生のように、ロックンローラーっぽい?スタイル
も、似合う。
ちょっとまずいのが、若い子が
「もしかして、女装趣味の人ですか?」という感じになって
しまうことだ。なんとなく「オカマちっく?」に見えることもある。
自分のキャラクターと、ファッションと相談したほうがいい。
先日、百均で買い物をしており、爪の手入れ用品を見ていたら、
おっちゃん(工事とかしてそうなおっちゃんでした)が、
青いマニキュアを買ってレジに並んでいた。。
おっちゃん、塗るんか??(笑)