昨年6月に「6分間文章術」という本に出会った。
面白いなと思って、その通りに文章を書いてみると結果が出たのよ奥様。
というわけで、ベーシック講座を受講、さらにコーチによる勉強会にも出席、そして今回は著者の中野さんのセミナーに参加したのである。
会場は新木場の木材会館。
大学を出て最初に入った会社が、もともと木材輸入をメインにやっていたので、木材健保の会社だった。木材健保も昔の?木材会館も木場にあった。名前通り木場は木を扱っていたのである。
木材会館、木をふんだんに使ったぬくもりある素晴らしい建物だった。
「本があるから本を読めばいいじゃん」と思うかもしれないが、
その著者のセミナーというのは、本だけを読むのに比べて10倍以上、いやそれ以上の価値があると思っている。
本は書き終えて出版した当時で止まっているが、著者はどんどん深化・進化しているのである。
この日も「初公開」のすごいお土産をいただいて帰ってきた。
ラッキー♪
セミナーは、テーブルに四人一組という形のワークショップ形式で行われた。
午前中のテーブルは、何だか「心と体」というキーワードに関係するメンバーが集まり、何だか不思議だなあ、と思った。これも面白いご縁である。
エンパシー・ライティングというのは「共感」をメインとしたメソッドなのだが、今までのゴリ押しセールスレターから、読者のネガティブな意見にも同調するという、全く新しい手法が使われている。
今回、自己紹介や、自分の扱っている商品(私の場合は操体や、操体のセミナー)の紹介ということで、書き上げたエンパシー・チャートを見ながらスピーチをしたが、面白いのは、全員やっていくうちに、内容がどんどん磨かれていったことだった。また、同じテーブルのメンバーからのフィードバックが非常に参考になった。
私の場合、必ず「操体って、整体とどう違うんですか?」と聞かれるのと、ネガティブな感情の中にも「操体って?整体とどう違うの?」というものが入ってくることが分かったので、今後操体をどのように紹介すればいいのか、ポイントがつかめてきた。
エンパシーチャート。これはすごいツールです。
中野さんは、ご自身の学生時代の成績表をプロジェクタで映して下さったが、国語の成績が10段階の2だったそうである。
苦手なことが、あるターニングポイントで得意なことになるというのはないことではない。
まあ、私も体育が10段階の2だったので(集団競技がダメで、バレーボールなどの球技は、ギターを弾いていたので、突き指防止という名目でサボっていた)
「よくあんたが運動指導してるね(私はスポーツプログラマーと、健康運動指導士、はたまた操体の師範代である)」と言われるのと似たようなものだろうか(中野さん、変な比較してすんません!)。
会場から見た新木場駅。真ん中に見えるのは夢の島。
セミナー修了後。
実は書籍、すでに持っているのだが、猫が遊んだり自分が書き込んだりして、すこしボロくなったので、新規購入。中野さんのサインをゲット!
私がISIS編集学校(世界で初めてインターネット上に開校した方法の知のための学校)で勉強してから14年くらいたつけれど、編集工学とはまた違った切り口なのである。
編集工学とエンパシー・ライティング、これは強力なツールになります。
ちなみに、この後の「マスター講座」も受けようと思ってます。