先日、師匠のところにある先生からのご紹介で、
新しい患者様が訪れた。
どう見てもタダモノではない女性だったので聞いてみると
スピリチュアル系のベテランの先生だったそうである。
その方はとにかく足のマッサージとかリフレクソロジー系が好きで
世界中で色々なものを受けたそうだが
「操体の足趾の操法が一番きもちいい」とおっしゃったそうである。
ありがたいことだ。
きもちいいとどうなるか。
操体の理論で言うと、ボディの歪みが正され
それに伴って症状疾患が解消される。
きもちよさで良くなる、というのはこういうことなのだ。
さて、今日は「足趾の操法集中講座」の卒業試験があった。
昨年11月頃から月イチのペースでやっている。
これは「足趾の操法を短期間集中」ではなく、
操体の操法の1つ、足趾の操法のみを集中して学ぶというものだ。
その前に、実技の事例を紹介した。
★こんなクライアントが来たらどうするかシリーズ
クライアント(男性40代)← 受講生Aさん
右そけい部に違和感があり、坐骨神経痛のような感じもある。
臀部にヘルペス状の発疹が出ている。
時間は少ししかない。
また、首に問題がありそうだが、被験者は
「なんでそけい部が痛いのに首に触るんだよおいコラ」(と言ったらどうするかと仮定)。
こういう場合、どうやって説得し、どうやって動診操法にもって行くか。
また、首(頸椎)に圧痛硬結があるが、何らかの障害があって
首に直接触れることができない場合にはどうするか??
などなど。
その後師匠が登場し
試験者三名は結構緊張しながらも無事に「合格!」のお許しをいただいた。
★あ、肝心の試験はあっさり書いちゃいましたけど、やはり「ど素人」だったのが
これだけ「プロっぽく」なったのはやはり感動モノ。
お疲れ様でした♪