操体法大辞典

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伝統療法カンファレンス2015 その2

さて、筋整流法の腱引き体験にやってきた。

畳敷きの広間に敷物が敷いてあり、
問診票に名前を書く。
私は別に辛いとか痛いところはないので
全身の調整ということでお願い。

最初に左側を下にして休む。
割と痛い?というイメージがあったのだが、
そんなことはない。
また、強さは大丈夫か聞いてくれる。

 

臀部と腰は「おおっ」と、来たが
顔をやってもらった時は寝るかと思った。

 

実は、上手い人がやると、痛くても
それは一瞬だし、きもちよかったりする。

 

操体の「ひかがみ」の触診などでは
逃避反応が起こる程「一撃」でやる。
私達はその一瞬の逃避反応を見て、
瞬時に動診を考えることもある。


一瞬である。
私はこれを「秒殺」と言っている。
下手なのは「生殺し」と言う。

 

私が腱引きを受けたのをきっかけに、
フォーラムのメンバーも続々と腱引きを
受けに行った。

皆「体験してみないとわからないものですね」と言っていた。

 

同時に、筋整流法の皆さんも、足趾の操法®を受けにきてくれた。
皆さん、きもちよさを味わっていただいたようである。

 

互いに他流の施術を、お金を出して受けるというのは
とても勉強になるのだ。

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足趾の操法®施術中。