先日、足趾の操法®を受けて、膝の痛みが軽くなったという人がいました。
そうです。足趾は膝に結構いいみたいです。
また、お腹がぐるぐる動くこともあり、
「便秘がよくなった」「お通じがあった」という話も聞きます。
「夜爆睡した」「寝付きがよくなった」という話も聞きます。
便秘と不眠解消(安眠)にいいんです。
便秘と不眠、つまり便秘薬と睡眠薬の処方量の多さが「先進国の証」というようですが、それらに対応できるわけなんです。
というか、個人的には「足趾の操法®」って
「これが【万病を治せる妙療法】ではないか」と思っています。
さて、
少しづつ温かくなってきていますね。
早くハダシでサンダルで歩きたいと思ってます。
しかし、先月、銭湯で拇指の爪の上にケロリンの桶(はい、あの黄色いヤツです)を落としてしまい、爪の付け根が黒くなり、ハダシになるにはペディキュアでもしないとなと。また、痛みがあるので足趾の操法®で爪を揉んで貰うことも避けています。
私は毎月第一第四日曜の午前中、
足趾の操法®の集中講座の指導を担当しています。
基本的には「45時間」ですが、進捗によっては補講を行う場合もあります。
よく言われるのですが
「見た目は凄く簡単に見える」
「実際やってみるとへとへと」
私は三時間とか四時間続けても大丈夫ですが、それは、
「操体的なからだの使い方、動かし方」のコツが身についているからです。
身についているといってもかれこれ20年以上はやっているわけですから、そして指導しているわけですから、当然と言えば当然です。
前回の「足趾の操法」の集中講座ですが、三浦先生の講習歴は長いものの、
見よう見まねで足趾の真似事?としていた方が、意を決してついに講習に参加しました。
実は「見よう見まね」「自己流」というのが一番やっかいなのです。
定例講習が始まる時、熱心な受講生は三浦先生に
「本を読んで予習したほうがいいですか?」と聞くのですが
「しなくていい」という答えが返ってきます。
また「操体の知識がないので、もう少し本を読んで勉強してから来ます」
という方もいますが、
「自己流のヘンなクセ」を一年とか半年やっていると、
その後、どんなに素晴らしい先生についても、そのヘンなクセを
修正するのに、3年くらいかかります。
大抵は3年持ちません。
この方は、まず改めて「操体の作法」をしっかり復習し、非常に繊細なパーツである足趾(そくし)に触れるためのコツと、触れる場所がたった2ミリ違っても、快感度と被験者の満足度に大きな差があることに驚いていました。
また、いままで見よう見まねで周囲の方に試してもそれなりに喜んで貰えた、と言っていました。よく(自分が今までやっていたような施術で)喜んで貰えたなんて不思議です、と。
それに気づけばいいんです。
気がついてよかったね。
それは、多分無償でやって差し上げたのでしょう。
余程のことが無い限り不快ではないので「喜んで貰える」ことはあるでしょうが、
果たして施術料を頂けて、再度お越しいただけるかどうかはわかりません。
そこが、プロの技です。
「もうダメです(笑)」「爆睡です」と言わせ、
「またお願いします」と言わせるくらいのスキルを身につけるのです。
そして、
よく出てきますが「知る悲しみ」です。
本は、私の師匠、三浦寛先生の患者様であり、足趾の操法をこよなく愛する
島地勝彦先生の本ですが、
「一度、最高のモノを味わってしまうと、ランクを落とせない」という悲しみを綴った名著です。
シマジ先生は、メールマガジンで「三浦先生なしでは生きて行けないカラダになってしまった」と書いていらっしゃいましたが、
「○○先生の足趾の操法®を受けなきゃ、もう生きて行けないカラダになってしまいました」と、言われるような【足趾の操法のアドバイザー】を育成するのが、私の使命なのです。
最近は、若い衆(3年くらいは修業を積んでいる) が、めきめき指導力をつけ、後輩(年上でも後から入門者は後輩です)の指導を手伝ってくれます。
うれしいことです。