先日、お天気が良かったので、数十年ぶりに西武新宿線に乗って、東伏見まで行きました。東伏見のお稲荷様に参拝するためです。
なかなか京都まで行けないので、それでは東京分祠へと。
お稲荷様の眷属(お稲荷様が狐なのではなく、眷属が狐さんです)は、一番が狐で、その次が猫なのだそうです。
猫はわんこを怖がるので、伏見のお稲荷様を信仰するならば、わんこはダメだよ、と
その道の先生に教えていただきましたが、うちは猫派なので大丈夫だと。
さて、ずっと歩いたせいか、夜になると、右の坐骨が痛くなりました。
立っているとあまり気にならないのですが、座ると痛みが走ります。
直感的に「あ、股関節だな」とわかりました。
私は自分で股関節の矯正ができます(自分なので結構荒技も使えますが、自分や身内以外には、安全な操体が一番です。まあ、どうしてもと言えばやりますけどね)。
試してみましたが、いつもどおり入りません。銭湯に行って、からだをあたため、浴槽の中でいろいろ試行錯誤を繰り返しているうちに、はたと思いつき、あることをやったら「ぼこっ!」という豪快な音がしました。「入った」んですね。
それから操体でセルフケアし、その夜は早く休んだところ、翌日は痛みが消えていました。
自分でもびっくりです。
そして、ネットで調べ物をしていたらある整体の先生が【股関節ストレッチ】というのを紹介しているのを見つけました。
「へえ」とチェックしてみると、
どこかで見たような??
足関節背屈っぽいの
膝の左右傾倒っぽいの
伏臥膝関節腋窩挙上(うつぶせで膝を脇へ引き上げる)
ような体操?が載っていました。
そして、その「体操」はとても効果があると書いてありました。
わはは。これって操体じゃん(笑)
第一分析の操体だ。
私も得意だよ~(笑)
操体ってやっぱり股関節の痛みにもいいんだね
実は、操体って「症状疾患にとらわれない」という考え方なのです。
つまり、ボディの歪みを正すことによって、辛い症状疾患を二次的に改善するから。
なので「股関節の痛みに対応」しますが「股関節の痛みを取る操体」というのはないのです。このあたりは操体の独自性ですが、やはり商売となると「股関節の痛みに効く」とか「腰痛に効く」と言わないと、患者様、お客様、クライアントは来ませんから、便宜上書いているとか、「操体」だと「整体じゃないんですか」と言われるので、敢えて「整体」という言葉を使っている場合もあります。
★ちなみに、私や一門の殆どは「整体」という言葉は使いたくないので、操体、を名乗っています。何故なら、整体と操体は全く違うし、私は「整体でも操体でもどっちでもいい」というのではなく、「操体を受けたい」という方に来て頂きたいから。
★どう違うのか、ということは、下記の投稿をご覧下さいね。
そして更に見ていくと、その方、昔「操体」という看板を上げていた方でした。
今は「操体」とは名乗っていないようで、整体を名乗っていらっしゃいます。
まあ、何故今名乗っていないのか、事情は知っているのですがここでは触れないことにします。