操体法大辞典

操体の専門家による、操体の最新情報など

水木しげるの大妖界。

東京は梅雨も明け、怒涛の都知事選も終え、ミンミンゼミが鳴いているかと思えば、トンボが飛んでいたりします。

 

さて、東京操体フォーラム藝術部活動の一環として、

gegege-daiyoukai.com

こちらに行ってきました。

 

今年は

yo-kai2016.com

大妖怪展も開催されますね。

 

妖怪が何故流行るのか。それは、人の心が結構ざわついているのではと思います。

 

また、もののけの類は、ウソをつきません。最近、ウソをついてる輩が多い世の中なので、潜在的に惹かれるのかもしれません。

 

ちなみに、幽霊とか心霊スポットに惹かれるのと、妖怪やもののけに惹かれるのとは、似ているようで違います(これはまた別の機会に)。

 

私は幼少時から妖怪は大好きで、「ゲゲゲの鬼太郎」は白黒の頃からのファンでしたし(再放送だと思いますが)、「悪魔君」とか「河童の三平」などもしっかり見ていました。

数年前には、境港市にある「水木しげるロード」にも行ってきました。

 

さて、今回の「大妖界」ですが、何だか丹波哲郎の「大霊界」みたいですが、水木しげる先生の世界観というか、鬼太郎の出生の秘密から、日本の妖怪地図(一緒に行ったフォーラム実行委員のT君とは「岩手はやっぱり座敷童だ!」みたいな)、巨大なジオラマが並ぶ「妖怪の森」などがありました。

 

写真が撮れるので、子どもよりも撮影に夢中になっているお父さんがいたりして。

 

これはすごいと思ったのが、世界の死生観を紹介しているコーナーです。

アラスカのエスキモーの死生観や、メキシコの死生観など、今ではなかなか知られていない死生観を見ることができました。このコーナーは非常に興味深かったです。

 

 

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鬼太郎がお墓の中から、自力で穴を掘って出てくる「墓場鬼太郎」誕生シーン。