操体法大辞典

操体の専門家による、操体の最新情報など

自力自動の操体の可能性が広がりました。

例えば、操体を自分でやる場合。

 

仰臥膝二分の一での膝の左右傾倒を、一人で、第一分析でやった場合、瞬間急速脱力しても、ストッパーがないので、腰などが悪い人にとっては危険ですし、きもちよさとはほど遠いものになります。

 

ある方は、倒す方にクッションをかませるといい、と某教室で習ったと言っていました。

 

膝の左右傾倒を一人でやっても(それも瞬間急速脱力で)面白くないのは、本来アレは、操者のヘルプがあってこそだからです。

 

かといって、一人でできる(しかもきもちよさがききわけられる)動診と操法もあるのです。

 

これは、ご紹介すると「知らなかった」「こんなにきもちいいとは」という感想をいただきます。

 

 

ところが、操体が最近リニューアルし、「第五分析(仮)」に進化しました。

それに伴って、自力自療の操体の可能性も増えました。

 

シンプルになったのに、可能性が増えた、ということです。

 

私も、今までは「自力自療の操体」ということでは、般若身経を指導し、自宅でやるものも伝授してきました。

 

ところが、シンプルになったのに可能性が増えた、という言葉通り、自力自療の操体、の可能性がものすごく広がったのです。

 

最近は、クライアントの皆さんに「宿題」と称し、「これ、やってみてね」と、手順を指導し、自宅でやっていただいています。

 

これが、結構いいセン行ってるんです。

特にそけい部、膝などにトラブルのある方にはいいみたいです。

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豊川稲荷のおきつね様。凛々しいおきつね様です。