こちら、現在Amazonの kindle unlimited でも読めます。
作者の今渕恵子さんは、私が以前お世話になっていた50カラット会議関係(だと思う)のご縁の、FBのお友達で、ベテランのコピーライターです。
私よりも少し上の世代のワーキングウーマンは、バブル時代を経て、仕事もバリバリ、家庭も育児もちゃんとやりこなし、という方が結構多いのではないでしょうか。
この本は、タイトルの通りです。
心とからだの関係について、改めて考えるよいチャンスになるでしょう。
今渕さんと対談している保坂先生は、聖路加の「精神腫瘍科」のドクターです。
心をケアすることによって、病気も変わってくるのだそうです。
うつ病との関係も出てきます。
60年代までは、がんという病気がもたらす心のダメージについての研究が主流でした。ところが、70年代に入った頃には、逆に、心の状態ががんの病状に影響を与えることが分かってきたんです。それ以降は「サイコオンコロジー」(サイコ、は精神、オンコロジーは腫瘍学)という名前で、がんと心の双方向性の関係を研究するという、ひとつの新しい分野として確立されました。
また、これは実際に読んで「目からウロコだ!」と驚いていただきたいのですが、
「がん患者、70%の心をラクにするシンプルな事実とは?」というのは、本当に驚きました。
運動療法はうつに効果があるそうです。
私は健康運動指導士でもあるので(メタボ指導ができます)、運動療法がうつに効果がある、とは知りませんでした(というかあまり知られていない?)。
私自身、近しい人が手術をしたり(何人かいますが、みんなピンピンしている)していますが、共通しているのは、自由な人達ばかりだということ。何かこれもあるのでは、と思っています。