本屋さんに行ったら積まれていました。
私はAmazonのアンリミテッド(読み放題)に入っているのですが、この本は読み放題対象でした。ダウンロードしたところ、Androidには対応しており、iPhoneとiPadは非対応(う〜ん)。
幸い、KindleのPaperwhiteを持っているのでそれで読みました。
何でiPhoneとiPad対応じゃないのかね。
- 作者: 小池義孝,さわたりしげお
- 出版社/メーカー: 自由国民社
- 発売日: 2011/10/28
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
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ねこ背とか姿勢が悪いって悩んでいる人って多いですよね。
内容ですが、大腰筋と肩甲骨、呼吸など、割といい線行ってると思います。
我々の言う「背吸骨呼」と、同じとはいいませんが「ふつーの人の常識」を破るという点ではなかなか冒険している本ではないでしょうか。
ここで感じたのは「我々臨床家の常識って、まだまだ一般人の非常識なんだな」ということです。
★これは、いつも忘れちゃいかん、と思います。
なお、この方「一義流気功治療院院長」「町屋治療院」さんで「気功治療院」をやっているそうです。
柔道整復師や鍼灸師ではないみたいですが(そうだったら普通プロフに書きますよね)、「治療院」という言葉は引っかからないんでしょうか。
ある程度売れてから「有資格者じゃないのに『治療』という言葉を使ってる」とか、言われないようにしておいたほうがいいかもしれません(余計なお世話か)
整体師とか(つまり、国家資格ホルダーでは無い人が)「治療」という言葉を使うのは、基本的にはペケなのです。これは受ける人は知らないこともありますが、やる人(施術者側)は、知っておく必要があることなんです。
まあ、スタッフの中に誰か有資格者がいれば問題ないのか(ますます余計なお世話)。
中には「気功治療」はひっかからない、という方もいたりしますが。基本的に触らないしね。
私も外気功をたしなむのでわかるんですが、気功って「施術」じゃないんですよね。そのあたりはもどかしいんですけどね。
お稲荷様って、神様?仏様?―稲荷・地蔵・観音・不動/江戸東京の信心と神仏
- 作者: 支倉清,伊藤時彦
- 出版社/メーカー: 築地書館
- 発売日: 2010/10/14
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
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著者の「支倉清」さんって、宮城県産まれで、渋谷区立神宮前小学校の校長先生だったそうですが、
宮城で支倉(はせくら)と言えば、
支倉常長ですよ。伊達政宗公の命に従って、サン・ファン・バウティスタ号でローマに行った、慶長遣欧使節団の支倉常長ですよ。
もしかしたら、子孫ですか??
★宮城県では、さとうさんは人気有りで、宮城テレビの「OH!バンです」には長期出演中。ちなみに「おばんです」とは宮城弁で「こんばんわ」のことです。
これはタイトル通りですが、お稲荷様って神様系と仏様系があります。
伏見のお稲荷様は、神様です。
私が通っている豊川のお稲荷様は、荼枳尼眞天樣といって、仏様のお仲間です。
歌舞伎の市川家(海老蔵と言えばわかりやすいでしょう)は、成田不動と関係あるの?とか、なかなか興味深い話が満載です。。面白い。
そして、懲りずにお稲荷様関係の本。
著者の中村陽(なかむらあきら)氏は、京都生まれで伏見稲荷大社の宮司さんで、プロフによると、財団法人伏見稲荷大社講務本庁管長さんです。
つまり、伏見稲荷大社の関係の方です。
それだけあって、詳しいです。写真も沢山載っており、お稲荷様をヴィジュアル的にも体験することができます。
こりゃ私も一度は伏見のお稲荷さんに行かないと(修学旅行で行ったかも??)なあ。
そして、お稲荷様の次はお不動樣です。
著者、羽田守快氏の本は、先日「天部信仰読本」を買いました。
私の断易のS先生によると、この方の本はお薦めだということで。
そして、私の左手の念珠は、秋保は慈眼寺の塩沼大阿闍梨様が祈念されたものですが、慈眼寺のご本尊は金剛蔵王大権現樣で、その両脇を、大日如来樣と不動明王樣がお守りしているのです。
そしてそして、豊川稲荷東京別院の愛染明王樣もいつもお参りしてるし(恋愛の神様なので、絵馬はハート型です)、これは読んでおこう!と、密林でポチりました。
こうやって勉強していくと、大日如来樣とお不動樣の関係とか「なるほどね」と分かってくるし、今度慈眼寺に行ったら(行くつもり満々)護摩焚きに参加できたら、尚更有難いじゃないですか。
そういえば「秋保大滝」のところはお不動様がありましたっけね。
巻末には「不動信仰についての質疑応答」なども載っています。
正式に受けていないのに印を結んでもいいか(答えは否)とか、お祀りの方法など、なるほど!という諸々の質問です。生半可に首を突っ込んではいかん、ということです。