昨日「まだ行ってない!」と書きましたが、本日行って参りました。
そして、考えてみると、とっても近所な割には、三井記念美術館に行くのは初めてだったのです。三井一号館とか出光と勘違いしていたのかもしれません。
これは、エレベータの中ですが、クラシカルな感じです。展示室の中も、とってもクラシックな感じがして、とっても落ち着きます。
さて、今回は、平成の大改修を終えた、宮城県の二つの国宝のうちの一つ、瑞巌寺と伊達政宗展という、すごい展覧会です。
★ちなみに、宮城県のもう一つの国宝は、大崎八幡です★
政宗公の墓所から発掘された金のバッジとか、政宗公座像とか、陽徳院(政宗の正室、愛姫)座像とか、瑞巌寺宝物殿とか、仙台市博物館などにある、お宝が来ています。
瑞巌寺からは、これまた伊達政宗マニアなら垂涎もののお宝が(たくさんありすぎて書けない)。
片倉小十郎重綱(後の重長。鬼小十郎の異名を持ち、真田幸村の息女を娶った)が、秀吉から賜った着物などもありました。
そして、今回の目玉は、松島の五大堂に安置されている、秘仏の五体の不動明王像の公開です。本来は33年に一度の御開帳で、先の御開帳が2006年なので、本来は2039年まで待たねばなりませんが、今回は復興祈念の特別公開です。
実際に拝観してきましたが、なんとも見事なものでした。これは私がどうこう言うよりも、実物を見て頂きたいと思います。
5つの秘仏の他に、立位の不動明王像がありましたが、矜羯羅童子(こんがらどうじ;不動明王向かって右)が「現代にも通じる可愛さ」と書いてありましたが、本当にカワイイ顔をしていました。ペアの制多迦童子(せいたかどうじ)はちょっとふくれっつらで、こちらもなかなか愛らしいです。