先週の金曜日は上野トーハクに、「禅」を。白隠禅師のだるまさんの絵や(お茶目)、仙厓さんの脱力系とか、何故か特別に若冲が出ていたり、戦国大名と禅の関係の展示(瑞巌寺と政宗公もちろんあり)ありと、見ごたえありでした。
今日は上野西洋美術館へ「クラーナハ」を観に。500年前、宗教改革で有名なルターと同時代の人です。ルターの結婚の証人もしたそうです。
ポスターでよく見るこの絵、ヒロイン、実は右手に敵の大将の生首を持っています。美貌を利用して、敵の大将の寝首をかいたというわけです。もう一枚、中央で白い頭巾を被せられ、女子にいじられているのは、怪力のヘラクレス。
爺様と若い娘のカップルなど、興味深いテーマがたくさん登場します。ピカソもクラーナハには影響を受けているそうです。
年明けまでやってるので是非。
音声ガイドは阿川佐和子さんですが、ツッコミがいい味出してます。