操体法大辞典

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藝術部活動@2017年2月映画

これを観るのを待ちかねていた。

 

そして、とってもよかったな~、というのが感想。

 

ティム・バートンの新作は、ランサム・リグスの「ハヤブサが守る家」が原作の「ミス・ペレグリンと奇妙な子供達」。

 

オープニングの映像から、もうとっても怪しいというかノスタルジックというか、引き込まれてしまった。

 

イギリスのウェールズ地方にある小さな島が舞台の物語。

まず、ミス・ペレグリン役が、007でヴェスパー・リンドを演じたエヴァ・グリーンペレグリンペレグリン・ファルコン)というのはハヤブサのことだ。
空気より軽い女の子(足に鉛製の靴をはいている)エマを演じるのは、「マレフィセント」で、アンジー(マレフィセント)の可愛い少女時代を演じた、エラ・バーネル。

 

そしておじいちゃん、エイブ、どこかで観た顔だ!と思っていたら、「スーパーマンⅡ」(クリストファー・リーブ主演のヤツ。映画館で観た記憶あり)の悪役の親玉、ぞっど将軍でした。。。

また「アナザー・カントリー」に出ていた、ルパート・エヴェレットが鳥類観察をしている怪しいおじさん役で、悪役、バロンはやっぱりどこかで観たなと思ったら、「ターザン Reborn」で、ターザンことグレイストーク卿とコンゴに乗り込むウイリアムズ役のサミュエル・L・ジャクソンでした。

そして、007のM役でも知られる、名女優、ジュディ・デンチがインブリン(後述)の一人として登場。

 

主人公ジェイクは、フロリダに住んでいる。不思議な話をしてくれる祖父エイブと仲がいいのだが、祖父が眼球を取られた姿で惨殺される。

 

そこから、ウェールズ地方の島に向かう。祖父エイブが育った「子供の保護施設」があり、ミス・ペレグリンが生きているかもしれないから。

 

しかし、ジェイクが見たのは、1943年9月3日に、ナチスに爆撃され、焼けて廃墟となった保護施設だった。


特殊能力を持った子供達がいる。例えば空気を操り、空気より軽いとか、植物を瞬時に育てられるとか、怪力の持ち主とか、体内にハチを飼っているとか、透明人間であるとか、お人形のように可愛いけれど、アタマの後ろに大きな鋭い牙がある口を持っているとか、手に熱を持っていて火を付けることができるとか、夢を映写(プロジェクション)できるとか。

 

その子供達を守るために、インブリン(鳥の姿に変身できる女性)達は、「ループ」という「安全地帯」を作っている。そう、ミス・ペレグリンはインブリンなのだ。

 

 ミス・ペレグリンは時間を操るので、毎日1943年の9月2日の夜9時から、3日の夜9時という24時間を繰り返すのである。

それは丁度、ナチスの爆撃機が爆弾を落とす瞬間で、爆弾は落下の直前に止まり、24時間が巻戻る。子供達はその安全な世界で暮らしている。。

 

それを荒そうとしているのが敵役バロン。

ホローという巨人兵みたいな、能力者の子供の目玉を食らう化け物も出てきたりする。

 

 

 

ミス・ペレグリンと奇妙なこどもたち<上>

ミス・ペレグリンと奇妙なこどもたち<上>

 

 

 

ミス・ペレグリンと奇妙なこどもたち<上>

ミス・ペレグリンと奇妙なこどもたち<上>