という一節を見つけた。
操体を学んでいる者ならば「なるほど」と思うだろう。
「頑張るな,威張るな、欲張るな、縛るな」というのが「バルの戒め」である。
★ちなみに、がんばるな、というのを「だらしなくてぐーたらしててもいい」という解釈をしている方もいらっしゃるが、私はそうは考えていない。
タイトルはなんとなくちょっと恥ずかしいがインパクトあり、だ。
黒川さんは人口知能の研究者である。
先日、テレビで20年前の「横綱」と「タレント」の破局について、何とも後味の悪い別れ方をしたこの二人を呼び出して、そこをほじくり返そうというものをやっていた。
タレント女性は「優勝したら結婚」ということで、スケジュールを開けたり色々準備していたそうなのだが、横綱の代理人から「結婚はありません」みたいなことを告げられて、それっきりという状態だったそうである。
話をきいてみると、横綱が「相撲が取れない時に結婚、結婚と言われて」というようなことを言っていたが、なるほど、と思った。
オトコが仕事で悩んでいる時は、見守っていたほうが良かったのに「優勝したら結婚だよね?式どうする?新居どうする??」みたいな感じで、プレッシャーを与えてしまったのだ。
つまり、がんばりすぎちゃったのだ。
ちなみに、黒川さん曰く
「がんばる」よりも大切なこと。
それは、左脳、右脳、その二つをつなぐ脳梁(のうりょう)などの「脳のはたらき」と「男と女の脳の違い」を知って自然体で生きること。
また、左脳、右脳という分け方がある。私はハーマンテスト(左脳と右脳の優位性を調べるもの)をやったところ、右脳優位だったが、右脳優位だからといって左脳を使っていないわけではない。右脳が「感じる」なら左脳は「考える」のである。
要はどちらも使っているということで、その使い方に人や性別によってクセがあるということだ。
そして「愛されてしあわせになる」ために大切な脳の力とは。
それが直観力なのだ。
さて、カンのいい方はもう気がついているかもしれない。
直観力とは、「快か不快かききわけるちから」、原始感覚でもある。
さて、この原始感覚や、直感力を磨くにはどうしたらいいか。
それは「きもちのよさ」をからだと心に補給することだ。
操体はどこか悪いとか、症状疾患を抱えている人専用ではない。
メンテナンスや「きもちのよさ」を補給することもできる。
ちなみに「きもちのよさ」は、女子のみならず、男性にも有効なのである。