第4分析、則ち息診とは。
この分析法を師匠があきらかにした際、私は「やはり来たか」と思った。
私の知る限り、師匠が触れずに子宮筋腫の場所と大きさを当てたりとか、クライアントの脳腫瘍の大きさと場所を、CTを撮る前にすでに感知していたという場面にも遭遇した。
また、被験者のどこに「渦状波®」を施せばよいのかもわかる。
これは、臨床家にとって、夢のようなスキルである。
息診と、新しい重心理論による操体の分析法(第5分析)による操体の講習が、いよいよ9月から開講になる。
皮膚への渦状波®の時は、
「皮膚を絞る」「皮膚をずらす」というような、皮膚への刺激になるような(渦状波は、刺激ではなく接触である)ことをする「まねっこ」が現れた。
言葉、言い方を変えて真似しているが、大事なところが伝わっていない。
なので、ちゃんと学んだ人間は「まねっこ」がよくわかる。
★中国のミッキーマウスもどきみたいに気持ち悪いのだ。
ちなみに、2000年頃に「渦状波(皮膚へのアプローチ)」が登場した際、バカにした面々がいるが、ワタシの予言通り、10年くらい経つと「やっぱり操体は皮膚よね」とか「皮膚への操体マッサージ」など言う輩も現れた。
第4分析(息診・息法)も、新しい重心理論による分析法(第5分析)も、世に出た当初は色々言われると思うが、コンサバな操体実践者の皆さんは、10年位したら
「操体ってやっぱり呼吸よね」とか言ってると思う。
というわけで、9月から、操体法東京研究会の定例講習が開講します