★お待たせしました。速報です。
テーマ: 操体新旧臨床譚~よみがえる橋本敬三&最新症例集(仮)
日時: 2017年4月29日(土) 9時半~17時
場所: ルーテル市ヶ谷センター
〒162-0842 東京都新宿区市谷砂土原町1丁目1(最寄駅 JR、地下鉄市ヶ谷駅)
参加費用 10,000円 懇親会 5000円
(懇親会ご参加の方には、追って場所をお知らせ致します。三軒茶屋で開催予定)
★ご参加には事前申込みが必要です。当日の受付はございませんのでご注意下さい。
発表: 三浦寛(東京操体フォーラム理事長)、岡村郁生、半蔵、友松誠、瀧澤一寛、他
プログラム詳細が出来次第、お知らせ致します。
「温故知新」。
(昔の事をたずね求め(=温)て、そこから新しい知識・見解を導くこと)
操体は、環境や時代、人々のからだの変化に沿って進化してきました。
「楽な動き」から「快適感覚」へ。そして「皮膚」へ。
★三浦寛所有の橋本敬三先生のメッセージの数々、未公開映像なども公開予定です。
最新の「操体」をみると「温故知新」という言葉を思い出します。
それは「螺旋(らせん)」のようです。
螺旋階段は、真上から見ると同じ場所に戻るように見えますが、横からみると、一段上にあがっています。
一周回って、同じところにいるのではなく、実は一ランク上がっているのです。
橋本敬三先生が、著書やテレビ番組で有名になるのは、80歳を越してからです。
多くの方の印象に残っているのは、温和な白衣姿の好々爺的な先生ではないでしょうか。
当然ですが、橋本先生にも現役バリバリの時代がありました。その、現役バリバリの時代、内弟子として5年間過ごしたのが、東京操体フォーラム理事長の、三浦寛です。
今回は、実際に橋本敬三先生が、どのような操体をなさっていたのか、再現してみたいと思います。
歴史を知ることは、理解に繋がります。勿論、最新情報も公開致します。
最近は「橋本敬三先生は、治療ではなく指導をしていた」という説を唱えている方々もいらっしゃいますが、橋本敬三先生は、患者様を診て、実際に治療にあたっていた臨床家です。
人間、名人達人になると、手数が少なくなります。
よく「基本操体」と言って、足関節の背屈、両膝の左右傾倒、伏臥位での膝関節腋窩挙上をワンセットにしていることがありますが、あれは、お年を召してからのミニマイズされたスタイルだと考えたほうがいいのです。
70代の頃はもっと色々なことをなさっていたのです。
「楽な動き」と「快適感覚」、つまり動きと感覚の違いも明確になってきます。
そして今回は、操体臨床に携わっている東京操体フォーラム実行委員から、実際の症例報告、昨年から大好評を頂いている「操体概論」、こちらも好評を頂いている「足趾の操法®」のデモンストレーションと体験コーナーがあります。
さらに、今回は「温故知新」ということで、有名な割には、やり方が結構間違って伝わっている「クスグリ療法」を改めてご紹介、検証したいと思います。
「クスグリ療法」というのは「万病を治せる妙療法」に掲載されていますが、
寝小便・小児ぜんそく 現代医学も手こずる難病
無意識の動きはすべてからだの歪みを元にに戻す
・ 1~2ヶ月も続ければ、たいがいの軽い病は治ってしまう。ただし、砂糖や肉食が多いと効きにくい
・ おへその高さの脇腹を軽くくすぐってやる。子供は手足や全身をバタバタ動かして無意識に全運動系を調節する。あばれるほどよろしい。内臓に直接影響を与える脊椎の歪みを治すポイント
と、書いてあります。非常に効果のあるものですが、本のイラストと説明だけでは、そのコツが伝わりません。
こちらも、体験と実技を踏まえてご紹介します。