最近の読書日記です。
猫派の私ですが、このマンガははまりました。
本能寺の変で「おそらく来世は犬畜生まで落ちる・・か。それもまた一興・・・である」と、この世を去った織田信長が、現世で柴犬のシナモンに生まれ変わってしまうというお話です。
飼い主の尾田市子は女子高校生。
散歩の時は「若い女に繋がれてあるくこのざまよ・・・」なんて。
そして、シナモン信長が「犬の放牧場」と言っているドッグランには、戦国武将がやはり犬に転生してうようよ。
武田信玄→可愛いフワフワのポメ? 武田ラッキー信玄とか、
上杉謙信→かっこいいボルゾイ。 上杉ジュリアン信玄とか
伊達政宗→ブルテリア?? 伊達ブーちゃん政宗とか、その他にも黒田官兵衛とか今川義元とか、何故かリスに生まれ変わった明智光秀とか。
そして、それぞれの武将、言葉使いで個性が出ています
シナモン信長は「・・・である」
ジュリアン謙信は「某(それがし)は」。ブーちゃん政宗はオレオレ(本当は『ブルードラゴンブブラッディファング』という名前ですが、略称ブーちゃん)。
真田幸村は「マルタロウ」(笑)。
戦国好きにはたまりません。
そしてこれです。
「おじさまと猫」。
ペットショップで一歳近くになるまで売れ残っていたエキゾチックの「ふくまる」と、奥さんを亡くして今は独り身の「おじさま」の物語です。
猫好きは泣いてください。
「おじさまと猫」の作者のマンガです。
ルーマニアからやってきた吸血鬼が日本の神社の神様になり成長していく、という物語です。登場人物が皆魅力的です。日本が「やおろずのかみ」と言って、色々なところにカミサマがいるんだな、と実感できたりします。
↓ 試し読みもできます。
そして、先日映画「空海」を見てしまった私はこれ(全4巻)も読んでしまったのでした。映画の原作でもありますが、映画では空海と一緒に動くのは白居易(白楽天)ですが、本作では空海と一緒に行動するのが、橘逸勢(たちばなのはやなり)です。
映画を先に見てしまったので「どこが違うかな」と、考えてみたりしましたが、あまりの面白さに四巻を三日で読んでしまいました。
「へ~!」「ほ~!」という感じでした。