小十郎君こと「ちびちゃん」(シモン兄ちゃんが大きかったのでこう呼ばれている)を拾ってから六年になります。
8月の日曜、講習を終えて、師匠のカバンを持っていた私は、子猫が鳴く声を聞きました。
「あ、子猫が鳴いてる」
その後、師匠が隣の家の人に断って、塀にのぼり、木の枝と塀の間にはさまっていた子猫を保護しました。
写真は私の手です。私の手は結構小さいのですが、その手に乗るくらいの小ささです。
私自身、大人猫は世話したことがあるのですが、こんなに小さい子猫は育てたことがありません。確か子猫用のミルクを買ってきたような気がします。
翌日、朝イチで獣医さんに連れて行きました。
「小さいね~」と言われました。
体温が少し下がっているから、保温をするように、また、ミルク用にシリンジを貰いました。
師匠は息診で「オスだな」(笑)と言いましたが、獣医さんも「う~ん、小さすぎてまだ性別がよくわからないですね。多分オス」という答えでした。
虫がいるといけないので、検便とか検査をしました。
シリンジでミルクをあげると、もの凄い勢いでガブガブ飲んでいました。
ちょっとフワフワなのは、今も同じです。
男の子猫は2歳くらいまではやんちゃだと聞いていましたが、本当にやんちゃで、私の手足は傷だらけでしたが、そのうちに手加減というか、甘噛みを覚えました。このあたりは、シモン兄ちゃんがしっかり教育してくれたようです。
6歳というのは、人間でいうと40歳だそうです。7歳からは猫もシニアの域に入るそうですが、元気で過ごして貰えるよう、ベストを尽くしたいと思います。