操体法大辞典

操体の専門家による、操体の最新情報など

Not resistance , an assistance(抵抗ではなく介助)

私達は「抵抗をかける」とは言いません。

というのは、操者が抵抗をかけると、被験者も力んでしまうから。

 

操者が「ぎゅーっと動いて」「ぐーっと頑張って」「ドスンと抜いて」というと、被験者には「りきみ」が入ってしまいます。

 

抵抗から「介助」に移行することによって、優しい感じになります。

 

どこかに不調を抱えている方に接するのですから、力技のような「抵抗」ではなく、「介助補助」のほうが優しい感じがします。

とはいっても、運動充実感(受け手が満足して納得するような加減)は大切です。

「筋力腕力ではないけれど、運動充実感がある」

 

f:id:lovecats:20180812160603j:image