私達は「抵抗をかける」とは言いません。
というのは、操者が抵抗をかけると、被験者も力んでしまうから。
操者が「ぎゅーっと動いて」「ぐーっと頑張って」「ドスンと抜いて」というと、被験者には「りきみ」が入ってしまいます。
抵抗から「介助」に移行することによって、優しい感じになります。
どこかに不調を抱えている方に接するのですから、力技のような「抵抗」ではなく、「介助補助」のほうが優しい感じがします。
とはいっても、運動充実感(受け手が満足して納得するような加減)は大切です。
「筋力腕力ではないけれど、運動充実感がある」