操体法大辞典

操体の専門家による、操体の最新情報など

継続とメンテナンス

月に一度、「施術会」というものをやっています。

1月20日(日)は締めきりました。ありがとうございます。次回は2月です。

 

操体というのは、

ボディの歪み(全身)を正し、バランスを整えることにより、二次的に症状疾患を解消に導くのが目的です。

 

なので、痛いところとか悪いところを見つけて「犯人はここだ!コイツをやっつけろ~」みたいなことはしませんし、10年悩んだ○○が一度の施術で治った!なんてことも言いません。

 

折れた骨が一度の施術でくっつくとか(世の中にないことはないと思います)、切り傷が瞬時に治るとか、ヴァンパイアじゃないんだから。


施術会は、リーズナブルに、操体を定期的に受けて頂いて、からだの変化をメンテナンスと同時に見て頂ければ、ご本人にとっても、我々にとってもよい経験になるだろうな、と開催している次第です。

 

★つまり、続けて来て頂いて、メンテナンスモードにまで持って行っていただいて、経過などを見て頂きたい、そんな感じです。

 

★また「足趾の操法®」の醍醐味を実際に味わって頂きたいなという気持ちもあります。

え~、畠山の場合も初診料と施術料で、初回は1万3千円、二回目からは八千円頂いていますので、「施術会は一律四千円」というのは、非常にお値打ちだと思います。

また、運が良ければ?!三浦寛先生もいらっしゃったりします。

 

「初回は、いったいどうやって計画を立てようか」という計画設定の時でもありますが、残念なことに、計画を設定してそれで終わってしまう方が結構いるということです。長年かけて壊したものが、一度の施術で奇蹟的に変わるというのは(ないとは言えませんがそんなにあるとは思えない)あまり期待しないほうがいいでしょう。

 

しかし、映画の「マイノリティ・レポート」ではないですが、びっくりすることも、あります。

 

さて、私がお世話になっているある占い系の先生を、畠山と准指導者の寺本君と三浦寛幸君の三人で、ローテーションで操体の臨床にうかがっています。歩くのが大変なので、お伺いして、という形ですが、定期的に続けて、改善を図っています。
ドクターの治療を受けつつも、操体でメンテしているという体制です。

三人で交互に訪問していますが、三人三様です。

私の場合は、足趾の操法と頭部と首の調整がメインです。

 

昨日伺った際、前日足が痛くて夜眠れなかったとのことですが、小一時間の施術が終わってから、布団の中でお休み頂いたら、2時間近くぐっすり眠ったとのことでした。

 

この場合、即完治を望んでいるわけではなく、毎回毎回の「極上のきもちよさ」を味わって、免疫力を高め、薄皮が剥がれるように変わって頂ければという感じです。

 

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