今年もGWに開催致します。昨年10月にマドリッドで開催した操体セミナー(三浦寛、畠山裕美による)を日本の受講生向けに再編成しました。
2019年GW操体プレミアムベーシック&アドバンス講習
操体法の基礎と応用が身につく「人生が変わる操体法」講座です。
「操体法東京研究会メンバーだけが知っている、操体のコツのコツ」
2019年5月1日(水)・2日(木) ベーシック(基礎)
2019年5月3日(金)・4日(土) アドバンス(応用)
- セルフケアはもとより、家族のケアに、操体の専門家を目指している方には最適の基礎と応用講座です
- 今までに操体を学んだことがある専門家(現在の治療法に操体の考え方を取り入れたい、本や動画を見てもよく分からない)にも、最適です。
また「きもちのよさでよくなる」という操体のコアの部分を指導致します。
「楽と快の違い」を理解することは、操体を理解することに他なりません。この違いをはっきりさせることにより、結果を出すことができます。
操体に興味がある皆様へ
- セルフケア、家族の方のケアができるようになります
- からだの使い方、動かし方などの「操体の作法」を会得することができますので、普段の生活の維持増進に役立ちます
- 操体の臨床家を目指す場合の、入門基礎講座として最適です
専門家(臨床家、治療家など)の皆様へ
- 本を読んでもわからない、動画等をみてもわからないという原因を解明します(楽と快の違いなど)
- 操体を実際に行うには、単に実技を覚えるだけでは不足です。楽と快の違いや、関節のどこに手をかけるのか、どのように保持するのか、間の取り方など、実際の臨床を模して、動診から操法を習得することができます(介助法、補助法、言葉の誘導)
- 操体は「どの操法を選んだらいいのかわからない」という話をよく聞きます。大抵は「基本」と言われるものを順番にやっているようですが、本来はそのようなものではありません。動診と操法の選択方法を教授します(動診と操法の選択)
そして重要なことがもう一つあります。操体の大きな特徴の一つとして、操体の臨床自体が、患者(被験者)は当然のことながら、操者の健康維持増進と体調管理に活かせるということです。操体の創始者、橋本敬三先生は、96歳の長寿を全うされましたし、操体実践者は、比較的長寿者が多い事で知られています。
多くの治療家、臨床家は、治療行為、施術行為の中で、健康を害することが多いのですが、操体は「操者の健康」を守る方法があるのです。
操体臨床歴53年、講習指導歴31年、数多くの操体臨床家を育成してきた三浦寛【人体構造運動力学研究所 所長】が、効率の良い指導法を編み出しました。
2018年10月、マドリッドで畠山裕美と共に、操体法セミナーを開催致しましたが、言語も文化もちがうヨーロッパの方々に、操体の何たるかを四日間にわたって講義致しました。その時も、四日間、前半は基礎後半は応用というプログラムでしたが、その時の指導手法をもとに、実践的な操体法をお伝えします。
三浦寛は単発の講習は殆ど行っておりません(通常は二年間の定例講習)。三浦の操体、また、最新の「第五分析」に触れる事ができるチャンスです。
協賛・協力
操体の講習は数多くありますが、その殆どは、実技のみの指導に終わっています。
また「介助法・補助法」として、どのように、またどこに触れるのか、その力加減などはを指導しているところは他にはありません。
つまり「どこにどれくらいの力で触れるか」という個別指導ができていないのです。
つまり「大雑把(おおざっぱ)」に伝わっているということです。
例えば、よく読まれている「万病を治せる妙療法」(農文協)に、操法のイラストが載っています。操体の動診操法で著名なものに、足関節を背屈させ、つま先をあげるものがありますが、その際、手のひらを被験者の甲に当てます。
この際、操者の手をどこに当てるか、そして操者はどこに立つのがベストなのか、それらが全く書かれていません。手を置く位置もイラストでデフォルメされています。
多くの方は、この「デフォルメされた」ものを参考にしているため、正しいやり方を知りません。
また、動診操法を行う場合、重要なのは「からだの使い方、動かし方のルール」ですが、一般的にはこれが「健康体操」として広まっています(般若身経)。
これは、健康体操としての一面もないことはありませんが、本来は「動診操法」、つまり臨床を行う場合の、操者のからだの使い方、動かし方のルールを示していることです。当然ながら、ルールに従って動診操法を行ったほうが、「自然法則にかなっている」ので、効果があがるのは、当然です。
なお、足関節の背屈により膝の裏の圧痛硬結が解消されると言う操法は、当たりはずれが多いという話をよく聞きます。
圧痛硬結が取れる場合とそうでない場合が極端なのです。
これは、どういうことが原因かというと、先程同様に、どこに触れるのか、操者のポジションと、操者のからだの使い方、動かし方の作法がきちんと行われていないからです。この作法をしっかり学ぶことによって「まぐれ当たり」をへらすことができます。つまり、確実に結果を出せるということです。
そして、操体経験者の中には
「どんな感じがするかとしつこく聞かれるのでいやになる」「きもちよくないのに、きもちいいかとしつこく聞かれてイヤになる」という「操者のしつこい質問問題」というものがあります。このテーマは、定例講習やGWの講習でも必ず出てくる話題です。当然ながら、この問題に対する対処法もあります。
平成が終わり、新しい時代が始まります。今回は10連休という大型連休が控えていますが、その連休をあなたの人生が変わるこの講習に費やしてみませんか??
まずは「操体を学ぶ事によるメリット」をご紹介致します
操体を学ぶことによるメリット
- 「北風と太陽」の太陽のようなポジションでクライアントを癒す方法を取得できる(痛みや不快感、恐怖感を与えません)
- クライアント・被験者に「きもちのよさでよくなる」という生命がよろこぶ臨床を提供できる
- 自分自身の健康維持増進・セルフケア
- コミュニケーション能力の向上(言語的・非言語的)
- 原始感覚(快か不快かききわける力)が鋭敏になる
- 直感・直観が研ぎ澄まされる(臨床家に必要な直感力が身につく)
- バランス感覚及びパフォーマンスの向上
開催日時
ベーシック: 2019年5月1日~2日
アドバンス: 2019年5月3日~4日
時間 全日とも10時~17時(休憩時間含む)
場所:東京都世田谷区三軒茶屋1-30-9 三軒茶屋ターミナルビル34号
参加資格: 操体に興味がある方。日本語で受講可能な方
ベーシック、アドバンスとも、初日のみの受講は可能ですが、
二日目のみの受講はできません。なお、以前に操体法東京研究会、あるいは操体ベーシック講習を受講済みの場合はその限りではありません。その際はご相談下さい。
講師
三浦寛(人体構造運動力学研究所 所長、操体法東京研究会主宰)
畠山裕美(TEI-ZAN操体医科学研究所、一般社団法人日本操体指導者協会代表理事)
プログラム
ベーシック(基礎)
5月1日(水)・5月2日(木)
- 操体・操体法の起源と概念 (自然法則の応用貢献)
- 4つの要素の関係(同時相関相補性)
- 操体法の理論と実際
- セルフケア
- 動診と連動
- 介助補助(抵抗、ではない)
- 患者のからだと対話する
- 動きをチェックする
- 基本的な動診と操法
アドバンス(応用)
5月3日(金)・5月4日(土)
- 操体法をさらによく知る
- 治療前にリラックスさせる
- 様々なポジションによる実技指導
- 患部に触れないという方法
- 最新理論の応用
- 質疑応答
特典 ベーシック・アドバンスの両講座修了者には、一般社団法人日本操体指導者協会より修了書を発行致します。
参加費用 ベーシック 二日間 60000円
アドバンス 二日間 60000円
ベーシック、アドバンス同時受講の場合は110,000円と致します
お支払い方法
銀行振込・クレジットカード決済(詳細はお申込時にお知らせ致します)
お申込締め切り 4月24日(水)
お
お問い合わせ TEI-ZAN操体医科学研究所 畠山裕美
sotai@teizan.com または 03-3675-8108まで
お申込 お申込フォーム からどうぞ。