操体法大辞典

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結縁灌頂

 

 

4月5日、遂に行ってきました。春の胎蔵界結縁灌頂です。

 

前日に「阿・吽」を読み直し、気分を盛り上げて臨みました。

 

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在家の人が仏様とご縁を結ぶのが、「結縁灌頂(けちえんかんじょう)」、お坊さんが受けるのが「伝法灌頂」です。

 

4月5日から7日までの三日間開催されますが、初日の午前中は、「 庭儀結縁灌頂三昧耶戒(ていぎけちえんかんじょうさんまやかい)という儀式が行われるということで、東京操体フォーラムのT君と一緒に参加しました。

 

 

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★こんな感じで、きらびやかな法衣を纏ったお坊さん達が庭を一周し、本堂で一時間近く、特別なご祈祷が行われました。当然ですが、曹洞宗とは全く違います。

T君も言っていましたが、大陸的な感じがします。銅鑼のようなもの、シンバルのようなもの、鳴り物も確かにそんな香りがします。

 

 

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三摩耶戒が終わったのが11時頃、結縁灌頂の我々の番が始まるのが3時だったもので、T君とひとまず別れて再度会場で落ち合うことに。


私は「東寺展」に向かいました。東寺展はまた書くとして、とても良かったのは、結縁灌頂本番前に「東寺展」で曼荼羅の予習ができたことです。

 

そして、東寺展のイケメンな帝釈天さんをデジイチで撮りまくってから、再度品川から高野山東京別院に向かいました。

 

待合室で待っていると、高野山から出張(結縁灌頂のために上京)してきた担当の方から、説明がありました。高野山真言宗には、言わば「お大師様のファンクラブ」のようなものがあり、輪袈裟やお守りなど特典がある会があるそうです。

 

次に若いお坊さんが登場し、登壇前の注意事項があります。靴はチケットの番号毎に下駄箱に入れ、荷物はクロークに預けます。私はウエストポーチを持って行って正解。

 

それから大部屋に入り、灯りが消え、ロウソクの光の中で、これからの行事の説明があります。

印と真言を授かります。この辺りはかなり感動します。

 

その後、本堂へ。目隠しをして、花を投げ、仏様と縁を結びます。

 

詳しくは書けませんが、かなり感動的です(そればっかですみません)。

 

最後に、本堂の中の仏様を拝んできました。

 

これは、秋の金剛界結縁灌頂にも行きたくなって来ました(笑)。

 

別に真言宗の方でなくとも受けられますし、受けたからといって真言宗に入らないといけないということはありません。

 

色々な宗派の行事を体験してみるのも、いいですよ。

何が自分に一番マッチしているか、わかります。

 

ちなみに、今調べて見たところ、何故、豊川稲荷曹洞宗のお寺)に、お大師様がいらっしゃるのか?「南無大師遍照金剛」と書いてあるのか?

寒巌義尹(かんがんぎいん)禅師が荒廃した真言宗のお寺、歓喜院を再建し、曹洞宗に改めたのだそうです。

 

まあ、お大師様もそのまま残っていただいて、今に至るんでしょう。

 

ちなみに、その後は、T君と別れ、私は田町の仏教伝導会館の坐禅会に出席。
本当に仏教な一日でした。