「ポーの一族」が、再開される、というニュースを聞いた時は、本当に驚いた。
「エディス」で、アランが火の中に消えてしまってから「ポー」は終わっていたから。
久々に紙のマンガ(最近は電子だからね)で「フラワーズ」を予約して買った。
(「ポーの一族」復活号はバカ売れしたらしいです。当然)
「フラワーズ」で読んでいたにもかかわらず、電子本ですぐ買いました。
40年数年ぶりに登場したエドガーとアランは、先の戦争中に現れる(春の夢)。
今回は、ポー以外のクラン(一族)のファルカ(東ヨーロッパ系?)や、新たなキャラも登場する。その次の「ユニコーン」では、なんと2016年の話。
「汽車はすごい」と言っていたファルカがスマホを持っており、アーサー卿はネット通販でエドガーに服を買ってくれるのです。
勿論40年前とは顔がちょっと違っているけれど、やはりエドガーはエドガーなのです。
今のように、情報が行き渡っていると、ヴァンパネラも正体を掴まれやすくて大変だなと思ったりして。
そうだ。私はアン・ライスの「ヴァンパイア・クロニクル」も好きだが、ライスの「インタビュー・ウィズ・ヴァンパイア」が1976年ということを考えると、美形ヴァンパイアの登場は「ポー」のほうが早いのだ。
今回、改めて「ポーの一族」の一巻から五巻までを読み返してみた。
時代が前後するので、わかりにくいという人もいるのだが、通しで読んで、人物の相関図を書いてみれば(だれか書いてませんかね)と思ったら、宝塚でありました。
http://kageki.hankyu.co.jp/sp/revue/2018/ponoichizoku/info.html#correlation
http://www.matsuya.com/m_ginza/exhib_gal/details/2019725_poe_8es.html
そして今年は萩尾望都先生画業50年ということで、7月25日から銀座松屋で原画展が開催されています(私は今週中に行く予定です)。
そして、久々に読み返したのがこれです。
これですが、丁度少年チャンピオンに連載していて、確か同時期に「マカロニほうれん荘」も載ってたような気がします。
考えてみると、私が興福寺の阿修羅さま好きなのは、このマンガのせいかもしれません(笑)。
そして、中ボーの時はよく分からなかったんですが、今読み返すと、意味がわかります(笑)。しかし久しぶりにSFを読んだので、頭が疲れました(笑)。
シッタルダと阿修羅と帝釈天が出てくるなんて凄い。。。