操体法大辞典

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ジョン・ウィックと「ペット・セマタリー」

遂に「ジョン・ウィック パラベラム」を観ました。

johnwick.jp

映画『ジョン・ウィック:パラベラム』オフィシャルサイト

こちらは3作目です。

こちらを見る前に、キアヌ祭?と称して「ジョン・ウィック」「ジョン・ウィック チャプター2」「マトリックス」「コンスタンティン」「マイ・プライベート・アイダホ」を改めて観なおしました。

マトリックス」の頃は「美しい」としかいいようがなかったキアヌですが、最近は「いい年の取り方してんなぁ」という感じです。

なお、NYの親分、バワリー・キング役は「マトリックス」で、モーフィアスを演じた、ローレンス・フィッシュバーン。次作はバワリー・キングとジョン・ウィックが組織に復讐する話になりそうです。

 

一つ気になるのが、コンチネンタル・ホテルの支配人は、ジョンを裏切ったかのように見えますが、もしかすると「芝居」かもしれません。

 

なお、この映画は「殺し屋」が主人公なので、人がバンバン殺されます。

我々は「これは映画だよね」と思って観ているわけですが、世の中には、戦争とか殺戮とか、これ以上にひどいこともあるわけです。

 

私の知りあいの中には「映画とかも流血するのとか絶対ダメ」という人がいます。なので「ジョン・ウィック」シリーズとか絶対観ないと思いますが、私達は「これは映画で、お芝居で、殺されたふりをしてるだけ」だと分かっているから観ることができるんでしょうね。

 

なお、台風で大きな被害が出たり、猫友のお猫様が19歳で大往生したり、何だか「命」や「生死」を考えていたら、読んでしまいました。。。

 

 

こちら、モダン・ホラーの王様こと、スティーブン・キングの名作です。
一度映画化されていますが、今年再び映画化されるそうです。

「セメタリー」ではなく「セマタリー」なのは、子どもが書いた「ペット・セメタリー」の看板の単語が Cemeteryではなく Cematary と書き間違えたのをそのまま使っています。

映画のストーリーは書籍とは大分違うようです。

 

都会から家族で引っ越してきた医者一家。両親と5歳の娘と2歳の息子と娘の猫。
母親は、子どもに「死」を極力見せないように、近づけないように育てていますが、父親は医師であるため、常に生死を見つめるポジションにいます。

 

母親が何故「死」に対してそれほど神経質になっているかというと、8歳の時、10歳になる姉が、病気で亡くなったということもあったりするのですが(小説の中では、トラウマになる経緯がすごく怖いです)。

 

一家が越してきたエリアの近くの森の中には「ペット・セメタリー」つまりペットのお墓があります。その奥には秘密の場所があり、古くからの言い伝えによると、ここに死んだペットを埋めると、生き返るというのです。

娘の猫が死んだ際、医者は、言い伝えを教えてくれた隣人ジャドと猫を埋めに行きます。その翌日、猫は帰ってくるのですが、前とはちょっとちがう「別の邪悪な何か」になっているのです。

 

映画では娘が事故に遭うようですが、本では、2歳の息子がトラックにひかれて亡くなります。そして、医師は息子の墓を掘り返し、例の秘密の場所に埋めるのです。

 

愛する者を急に亡くした時、もし、甦らせることができたら。また、もし甦っても、邪悪な存在として甦るのだとしたら。

 

ホラーとしてはまぎれもないホラーですが、色々考えさせられます。