この「操体法大辞典」の後輩ブログを立ち上げようと考えています。
去年末、そそ~っと立ち上げたのが「操体.com」。
「操体の情報を、ちゃんと伝える」「操体への一歩」のが目的です。
この「大辞典」が、操体に関する色々なこと(息食動想+環境)とか、文化芸術、操体を指導者に向けての諸々を書いているのに対し、こちら(後輩)は「操体の第一歩」「操体ってなんだか面白そう」という方々への「道しるべ」や「ベイビー・ステップ」を記そうと考えています。
やはり、若い世代も必要ですから。
私が高校生、初めて操体のことを知った時の印象は「なんだか年寄りくさいものだな」というものでした(スマン)。
その後も、何だかメイクもせずにベジタリアンをしているような人がやっているのではないか的なイメージがあったんですが「操体法治療室」の後半、師匠、三浦寛先生のパートを読んで、そのイメージが覆りました。
こちらは、英語版です。平易な英語で書いてあります。前書きは私が書いてますよ。
Sotai Treatment Room: Obeying Bodily Sensations (English Edition)
- 作者:Hiroshi Miura
- 出版社/メーカー: Sotai Practitioner Association of Japan
- 発売日: 2016/10/18
- メディア: Kindle版
更に、実際に三浦先生の臨床を見学して、
「患者が舞を舞っているようだ」というのを目の当たりにしました。
患者さん(年配の女性)が、本当に舞を舞っているようでした。
そして、それは私が想像していた「操体法」とは全く違うものでしたが、操体でした。
楽な方に動かして、瞬間的に脱力、というものではない「進化した操体」を観てしまったわけです。
その時、私の中では、操体というものは、水晶とかアメジストとか、なんだかその手のものになりました。
「五感に美しい」というのが、私の操体に対する一番の印象です。
まあ、それはいいとして、一般の人が「何だか操体って面白そう」だと思って頂いてもいいし、芸術関係(アーティスト)の方々が、操体を好んで下さるのもよくわかります。操体は「アート」でもあるからです。
そして、操体に触れるのが、最初から「専門家になりたい」とか「臨床家になりたい」で、なくても構わないと思っています。
なんとなく興味がある。
なんとなく引かれる。
それもいいかなと。
というわけで、「操体への一歩」「Baby Step」を紹介していく予定です。
実際に受けて頂ければ、なおわかると思います(笑)
よろしくお願い致します。