読書日記を久々に。書いていなかっただけで、相変わらず本は読んでます。
待ってました!「阿・吽」11巻。最澄が空海へ弟子入りを志願します。
坂上田村麻呂も亡霊となって登場。おどろおどろしい宮廷政治も並行して描かれます。
「一緒にダイブしよう」という言葉が出て来ます。勿論当時はそんな言葉はありませんが「ダイブ」という言葉「なるほど」という感じです。
マンガで仏教を理解することは不可能という人もいます。勿論その通りですが、昔の偉いお坊さん達も「生きた人間」だったわけで、古文書の中人ではありません。
これで「空海ってすごいな」と思って、仏教に興味を持って頂ければいいんです。
ちなみに私がお釈迦様の一生を勉強したのは、手塚治虫先生の「ブッダ」です。
まったくどうして私は歴史モノが好きなんでしょう(笑)。
今回の表紙は業平様です。崖から落ちて桃源郷?に行った話や、道真が硯泥棒に間違えられる話と並行して、藤原家の陰謀が描かれてゆきます。絵柄も私の好みです。
アニメにもなりました。織田シナモン信長。しかしどうして私は歴史モノばかり読んでるんだろう(笑)
アニメも面白いです。密林プライムで視聴可。
この後は、「ポーの一族」ですね(続きを愉しみにしてます)
実は高校時代、桐生操さんの「ルネッサンスの女たち」を愛読していた私です。
母はカトリーヌ・ド・メディチ。生涯で三人の「アンリ」という男に翻弄される、美貌の王女、マルグリット・ド・ヴァロアの生涯を描いた最終回。
この辺りを読むと、スコットランド女王のメアリー・スチュアート(マルゴと同時代)や、エリザベス女王など、また、カトリックとプロテスタントの戦いや、「聖パルテルミの虐殺」など、なんか昔世界史の教科書に載っていた言葉が甦ってきます。
「慈童さん」や「蒼雲さん」の永久保貴一先生の新刊です。
咲良という少し「依代系」?のフリーランス女子が、馴染みの居酒屋(佐庭)に集まる狐さんや神様との交流が美味しく描かれています。本当に美味しそうなんです。
「歳時記」ならぬ「歳時奇」ですが、日本人の生活の中に昔から根付いている暦や行事、しきたりなどが紹介されます。咲良が気になる、居酒屋「佐庭」の店長、佐庭さんを巡ってライバル女子が登場したり、包丁様(つくも神?)や色々な神様が登場します。永久保さんのマンガは相変わらず絵がきれいで品があります。
一応3巻で完結だそうですが、スピンオフなどを愉しみにしています。