活動としては、南無の会の坐禅会や、東京国際仏教塾の活動や、豊川稲荷東京別院の大般若講、読誦会などに参加していますが、コロナウイルス関係で、全て中止になっている状態です。
先週は、予定であれば鶴見の総持寺に一泊参禅に行く予定だったのですが、こちらも中止になりました。
豊川は、個別の参拝や、個別のご祈祷は大丈夫です。
ご本尊は、曹洞宗のお寺なので、お釈迦様ですが、お祀りされているのは、荼枳尼天(だきにてん)さんです。
普通、密教の荼枳尼天さんは、白い狐さんにのって、剣を担いでいらっしゃいますが、豊川の荼枳尼天(荼枳尼眞天)さんは、稲穂を担いでいらっしゃいます。
荼枳尼天さんも2タイプいらっしゃるということです(剣をお持ちの場合と、稲穂(こちらは豊川)をお持ちの場合)。
荼枳尼天さんの真言ですが、「ノウマク・サマンダ・ボダナン・キリカ(キリカク)・ソワカ」が知られています。
一方、豊川の荼枳尼眞天さんの真言は「オンシラバッタニリウンソワカ」なんです。
南無豊川荼枳尼眞天 オンシラバッタニリウンソワカ
何を言いたいのかっていうと、赤坂の豊川稲荷も、愛知の豊川稲荷も、曹洞宗のお寺で、お坊さんがいるんだから、柏手を打たないで、合掌しようよという話です。
先日来日したQueenのブライアン・メイも、豊川稲荷東京別院に参拝して、インスタに「日本の神道神社」と書いていましたが、伏見稲荷は神社だけどさ、豊川はお寺なんだってばさ。
というわけで、話がすっとびましたが、
「おうちで写経」のすすめです。
普通、写経と言えば「般若心経」ですが、今回、こちらでは「消災妙吉祥陀羅尼」(しょうさいみょうきちじょうだらに)の写経用紙をDLできます。
「消災妙吉祥陀羅尼」は、豊川稲荷の大般若講などでは読まれますし、豊川稲荷と言えば「消災妙吉祥陀羅尼」という感じもしますが、短いお経です。読む時は三回読みます。下記のとおり、豊川は祈祷寺なので、当然と言えば当然かもしれません。
※「消災妙吉祥陀羅尼(しょうさいみょうきちじょうだらに)」とは
災いを仏さまの「偉大な光」で消し去るお経です。曹洞宗のお寺では毎朝のお勤めでお唱えするほか、特にご祈祷の際にお唱えします。
なお、前にも書いた記憶があるのですが、駒場に古いお地蔵さんがいらっしゃいます。
こちら、「悪病締め出し地蔵」さん。駒場地蔵尊とも書かれています。相当古いお地蔵様ですが、大事にお祀りされています。
ちなみに、豊川別院には「身代わり地蔵」さんがいらっしゃいます。
お地蔵様は、地蔵菩薩といいます。僧形をしていらっしゃいますが、実は閻魔大王様と同一人物なのです(この辺りは「鬼灯の冷徹」とか読んで下さいね~)。
お地蔵様の真言は「オンカカカビサンマエイソワカ」です。21回唱えます。