『鬼滅の刃』(7巻)の胡蝶しのぶの台詞より
私も仔細はわからなくて・・・・・・
ごめんなさいね
ただその辺り、呼び方についてが厳しいのですよ
「炎の呼吸」を「火の呼吸」と呼んではならない詳しいことは炎柱の煉獄さんに尋ねてみるといいかもしれません
と、引用してみました。
「皮膚」と「カワ」も私の中ではこんな感じです。
皮膚もカワも同じようなもんじゃね〜か!一緒にしちゃ悪りぃのかよ!(私の脳内では、伊之助が叫んでいます笑)
と、言われたら
私も仔細はわからなくて・・・・・・
ごめんなさいね
ただその辺り、呼び方についてが厳しいのですよ
第三分析(皮膚へのアプローチを総称)において
「皮膚」を「カワ」と呼んではならない詳しいことは三浦センセイに尋ねてみるといいかもしれません
と、答えるしかありません(笑)。
まあ、この辺りは「操体専門用語」だと思って下さいね。
大抵の人は、「からだ」=「自分」だと思っています。
★この「からだ」と「自分」も、操体的な考え方だと思って下さい。「一般の国語的な」ものは、ちょっと横に置いて聞いて下さいね。
が、私達は「からだ」は「自分」ではないと思っています。
「自分」は、知恵がついているので「回数が多い方が得」とか「左右両方やるのが正しい」「何回やるのが正しい」というように「損か得か」「正しいか正しくないか」で考えます。
「からだ」は「快か不快か」(好きか嫌いか)で答えを出します。
私達が使う用語で「からだにききわけて、教えてください」というものがあります。
私達は普通に使っていますが、聞いた事がない方は「からだにききわけてってどういう意味?」と思うでしょう。
私は私なのに、何故「からだにききわけて」って言うのでしょう?
私もからだも同じなんだから、なんで「からだにききわけて」っていうんでしょう?
という疑問を抱くかもしれません。
実は「自分」(アタマ)と「からだ」は別なんです。
他の治療法や、セオリーが「自分」と「からだ」は同じだと思っていても、我々は「違う」という認識でいます。
さらに、私は「身体」や「体」とは書かずに「からだ」と平仮名で書いていますが、これにも意味があります。
このあたりは、師匠から受け継いだことですが「操体でいうところの『カラダ』は、漢字ではなく、ひらがなである」という「感じ」です。
「体」「身体」「體」として、クライアントのからだに向かうのか、それとも「からだ」として向かうのか。
それは、操体実践者(操者)の姿勢です。
別に、操体法東京研究会一門以外の方に強要するつもりは毛頭ありませんが、私達はこの「違い」を大切にしているということです。
「皮膚」「からだ」「左目線と右視線」「からだにききわけて」のように、独特の使い方がありますが、それにはふか〜いワケがあるんです。
まあ、深いワケというか「炎の呼吸」を「火の呼吸」と呼んではならない、みたいな感じだと思っていただければと。