操体法大辞典

操体の専門家による、操体の最新情報など

ギックリと操体法。

先々週自分が「ギックリ背中」をやりましたが、先週の金曜、母が私と全く同じところが痛いと言って来ました。

骨盤と肩甲骨の間の、左右の脊柱起立筋です。

というわけで、先週土曜に、足趾の操法と、第五分析のアプローチを試してみました。

 

痛みのある背中には触りません。

 

足趾は、すごく響くところと、すごく気持ちいいところがあり、冷えて困っていた足が温かくなったと言っていましたが、背中はまだ痛い、と言うので、

 

操体法は、すぐ痛みが消えると言うよりも、次の日とかその次の日に分かるから」

 

と、言っておきました。

 

そうしたら、火曜日に痛みが消えたそうです。

 

本人は「自然に治った」と、おもっているようですが、操体法の賜物です。

 

今日、一週間ぶりに、母のひかがみと足趾をチェックしてみましたが、足の冷えがだいぶ解消して、足趾の圧痛硬結も緩んでいました。

 

また、足趾の操法は、気持ちいいのでまたやって欲しそうだったので、やりました。

 

昔は「操体なんで興味ない」と言っていた母ですが、足の冷えにも困っていたようです。

背中の痛みもあり、ついに?近くのプロ(肉親はあまり信用できないらしい笑笑)にSOSを出したのです。

 

最近は近所の鍼灸学校の併設治療院に、冷え解消のためお灸に行っていたそうですが。

 

お灸もいいですよ。

 

しかーし、足趾の操法を一度じっくり一時間受けただけで、足の冷えが軽くなって驚いたそうです。

 

 

 

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