1994年からのMacユーザですが、会社員時代は、職場でWindowsを使っていました。Windowsマシンは、Macに比べてキーボードの「打鍵感」があります。
なお、ATOKと言えば、今は一太郎にくっついているというイメージがありますが、私がATOKを使い始めた確か1998年頃(データをみると1998年にユーザ登録している)、ATOKというのはMacの入力メソッドだったんです。
Macには「ことえり」というのがついていましたが、どうにも使いにくい。
当時私にMacを伝道してくれたある人は「ATOKは自分で辞書を育てることができます」と教えてくれました。
そんなわけで、ずっとATOKを使っています。
最近は「ATOK Passport」という月額制(サブスクリプション)のサービスを使っていますが、どのパソコンでも、同じ辞書環境で使えるので、物書きの私にとっては非常に有難いサービスです(私は、Dropboxとか、Evernoteとか、便利なものは、課金して便利に使う派)。
また「操体的にパソコンを使っている」ので、長時間打っていても疲れません。
目は確かに少し疲れますが、肩凝ったりはあまりしません(今度はそんなことも講義でやろうかなと)。
例えば占い用語や操体用語は、辞書登録しておくんです。
けんいてん → 乾為天 とか
かじょうは → 渦状波 とか。
「文章を書くならば、インプットメソッドエディター(input method editor、IME)は、常に最新のものを使いなさい」とも教わりました。
これは、間違いありません。作家が万年筆にこだわるのと同じくらい、IMEは大事です。
蛇足ですが、私はブラインドタイピングができるので、思考のスピードと同じくらいに打ち込みが可能です。IMEに単語を登録しておけば、尚更便利なのです。
それはさておき、以前一太郎2015を買って、使っていましたが、使いこなすというまでにはいっていなかったような気がします。
しかし、この前諸般の事情もあって、一太郎2020のプレミアムを買いました。
難点は、Macでは使えないこと、なんですが、Windows専用にしても、メリットはたくさんあります。
Wordより使いやすいんです(笑)。日本語を書くためのソフトだから。
電子本を作るのも、多分一太郎が一番適していると思います。
これは、一太郎に、PDFソフトやグラフィック、読み上げ、ATOK、計算、プレゼン、辞書、フォントなど、盛りだくさんなんですが(PDF編集とグラフィックは欲しかった)、一太郎にくっついている「一太郎Pad」というアプリがすごいので、ご紹介します。
一太郎Padは、連携アプリです。本当は、一太郎がインストールされているパソコン(Wi-Fiで繋がっていることが必要)と、スマホ間で繋がります。
生憎、私が使っているWindowsマシンは、デスクトップで、現在有線LAN接続なので、Wi-Fiでは繋げませんが、このアプリのすごいところは、例えば文章をカメラで撮影すると、瞬時に文字認識してくれるんですよ。それも、かなりの正確さです。
感動的な正確さです。
以前、OCRソフトで本を認識させたら「操体」という単語が全部「裸体」になっていて、笑ったことがありましたが、そんなことはありません。
また、Wi-Fiで繋がっていなくても、一太郎Padで認識したテキストを、iPhoneのメールソフトに貼り付けて、デスクトップパソコンに送ればいいだけです。
なお、2021は本日発売。私はポイントが貯まりまくっていたので、ポイント利用&ダウンロード版購入で、1,000円以下でゲットしました。
なお「プラチナ」は、一太郎の他に、花子(グラフィック)とか、PDFとか、読み上げソフトとか、計算とかプレゼントかフォントとか、色々ついてます。私は2020でプラチナを買ったので、今回はプラチナじゃなくてもいいや、という感じ。