操体法大辞典

操体の専門家による、操体の最新情報など

「第0回 超操体法入門」講座のご案内

Team Sotai Infinity の、新しい企画です。
10月10日(日)14時から、操体法の入門講座をお送り致します。
 
******

操体法入門(第0回)

操体を俯瞰せよ」

2021年10月10日(日)
14時〜17時 オンライン開催(zoom)
対照 操体操体法に興味のある方
無料公開

 

お申し込みはこちらから

超操体法入門(第0回)「操体を俯瞰せよ」 2021年10月10日(オンライン・Zoom) - こくちーずプロ

www.kokuchpro.com

 

操体の専門家による、超・操体法入門

 

私達は、長年操体の専門家として活動してきました。

今回は、操体操体法の普及のために、本来はGWや夏の特別講習での内容を、無償で公開することにしました。

 

★ちなみに「操体は自分でできる」と思っている方はかなりいらっしゃるようで、このような講座をやると、一般の方からは「自分の症状疾患を自分で治したい」というご意見を伺ったりします。

しかし、操体が「自分で動けば治る」ものであれば、世の中の人はみんな操体をやってるはずですし、世界中に広まっているはずですし、われわれのような専門家は不要なはずです。この辺りについてしっかり理解を深めることは、非常に大切です。

というのは、操体法創始者橋本敬三医師の診療所には、医者から見放されたような方が沢山来ていたということもあるからです。

「医者から見放されたような患者さん」に、橋本敬三先生は「自分で動いて治す」体操的なものを指導していらしたわけではないのです。操体法による、治療を行っていたのです。

 

操体に「超」がつくのは、一般的に知られている「楽な方に動かして、瞬間的に脱力」という、20世紀の操体を超えているからです。
環境が変われば、人間の体も変わります。昭和の時代のやり方が、平成を経た令和にマッチしているとは限りません。
時代と環境に沿った、進化した操体法をご案内したいと思います。


皆様のご参加をお待ちしております。

講義 岡村郁生、瀧澤一寛、寺本雅一(以上東京操体フォーラム
アドバイザー 三浦寛
ホスト 畠山裕美

主宰 Team Sotai Infinity, TEI-ZAN操体医科学研究所

お申し込み方法

お申し込みフォームからお申し込み下さい。

 


操体法」って聞いた事があるけれど、今一つわからない
「本を読んだけど、よくわからない」
「受けてみたけど、わからない」
「人に説明したいけど、わからない」
という話をよく聞きます。


それは、操体操体法、は操体のほんの一部分にすぎません)の世界が広大だからでもありますが、逆に言えば「あなたにとっての操体法のベストな活用法」を知らないからとも言えます。
セルフケアしたい人、操体の臨床を受けて健康回復したい人、操体の施術者になりたい人。


それぞれの目的にかなったとらえ方が必要です。

また、HPではメニューに「操体法」と書いてあったのに、実際に行ったらやってもらえなかった、という話は、非常に多く聞く話です。これは「セルフケアの操体」と「他者に治療として行う操体」が違うということもあります。


例えば、セルフケアしたい人に、臨床家向け(治療家向け)のテクニックを伝えてもお門違いですし、本業の治療家で、操体を取り入れたい人に、サークルや体操教室でやるようなプログラムは不適当です(勿論知っていても良いのですが)。


また、サークルや愛好会の場で、治療を求めたりするのも、やはり違います。

 

このように「目的をあやまっている」ことが、操体の理解を妨げているのです。

 

また、操体がもともと持っている「個人主義的」なところも、わかりにくさに拍車をかけています。


「いろんな操体があっていい」とか「色んなやり方があっていい」という話もありますが、基本を切磋して、よりよいものにしていくのと、基本や原理原則を無視して、好き勝手に自己流にアレンジしたり、他の療法と組み合わせたりするのは、根本的に違います。

 

あなたの目的は何なのでしょう。


もしかすると、今実際に治療家として活動されていて、操体も加えたいと思っていても、実はセルフケアで自分のからだをいたわることが本来の目的かもしれません。


セルフケアがしたいと思っていても、本当は「健康の度合い」が足りず、セルフケアができるようになるまでプロのサポートが必要なのかもしれません。

 

この講座は、連続して開催予定です。

 

f:id:lovecats:20211003153500j:plain