昨年、博多は壺中堂の新部健太郎先生(東京操体フォーラム相談役)とはじめた「実践易占入門」、1年経ちました。
基礎知識は不要。毎回「易はほとんど知らない」というメンバー(三浦寛先生)も参加しています。
専門用語などはその都度説明しますので、ご安心ください。
10月8日のご案内はこちらです。
今度は「オカルティズム系」が入ります。
2022年10月実践易占入門 (第二期) 2022年10月8日(オンライン・Zoom) - こくちーずプロ
この講座は「易のやり方」とか「卦の勉強」というよりも「得卦(出た卦のことです)をどうやって読み解くか」という「編集」に笑点いや聖天いや焦点を当てています。
「易は、編集である」
ちなみに、私(畠山裕美@春孤堂蘭寂)と新部先生は共にISIS編集学校。
私が最初に新部先生を目撃(?)したのは、松岡正剛先生のイベントが博多であった際、松岡先生のイベント会場(元ストリップ劇場)での、新部先生の舞踏のパフォーマンスでした。
ストリップ劇場の螺旋階段からくねくねするすると怪しげに降りてきた新部先生の姿はインパクト大!
丁度その時、福岡の同窓会参加で一緒にいた三浦先生も「こやつは一体。。」と思ったそうです。
★その後私は元ストリップ劇場の二階(踊り子さんの控室?)で、一服タイムを愉しむ、松岡御大と三浦寛センセイという、素晴らしいツーショットを目撃するというチャンスに恵まれたのでした。
そして時は流れ、新部先生は数年の間、毎年夏南会津で開催されていた「伝統療法カンファレンス」に、フォーラム実行委員と一緒に参加し、我々が「足趾の操法」をやっている横で「易占」のブースを開き、大繁盛という次第。。。
しかしながら「伝統療法カンファレンス」が残念ながらコロナ禍などで終了してしまいました。しかし新部先生とは一緒になにかやりたい!ということで企画したのがこの講座です。
さて、長くなりましたが、10月からは第二期が始まります。
易には霊感は不要である、という話はよく聞きます。私もそのように習いました。
それも一理あると思います。
しかし、以前新部先生から、ある昭和の名人の易占の話を聞いた時「これは、易者の直感というよりも、霊視に近いのでは??」と思うことがありました。
ある卦を得た時に、その昭和の名人の脳裏に、ピンク色の雲らしいものが浮かび、その名人は「質問者(小料理屋の女将)と、板前が『すでに男女の仲である』ということを見抜いた(女将は黙っていた)」のです。
霊視と言わずとも、そのようなヴィジョンが浮かんできたということは、何かしらが働いたと言えます。
そういうことも踏まえ、易の解釈の面白さをお伝えしたいと思います。
8月の講座で、私が八幡書店の本(下記参照。八幡書店さん、というだけでもかなりマニアな香りがしますが、タイトルが凄いです)を紹介したり、操体の臨床と極性、操体臨床に易を活かす方法などをご紹介したところ、新部先生がどこかにしまっていた?「オカルト魂」に火がついて「次回からは、易とオカルティズムを探究しよう」ということになりました。
オカルティズムと言えば、東京操体フォーラム相談役の駒居義基先生。
こちらは、魔術系にお詳しい。ということで、駒居先生にもお声がけしています。
駒居先生は、お詳しいというのではなく「プロ」ですからね~。
駒居先生にも今後講義をお願いしようかと思っています。
という私も、今は東洋占術メインですが、実は高校時代にバトラーの「魔法入門」とか愛読しており、卒論はオカルティズム系(英文学)でした。まあ、ロック好きならば、魔術系は少なからず興味は持ちますよね)
というわけで、仏弟子ながら、魔術系もかなり好き(最近は水晶球透視の練習もしている次第)です。
新部先生の果てしなく深い知識と、割と俗世の占いに突っ込む畠山の縦横コンビ(天と地のクロス??)で、引き続きお送り致しますので、どうぞよろしく。