こんにちは。TEI-ZAN操体医科学研究所の畠山裕美です。
先週11月9日は、東京国際仏教塾 の機関誌「佛教文化」のお手伝いで、茨城県鹿嶋市の、地蔵院さん(真言宗高野山派)に行ってきました。
「ちょっと興味ある」という方、年明けに説明会があるはずです。
また、操体を受けにきたついで?に私に聞いて下さってもかまいません。
こちら、超宗派で学べます。共通課程と専門課程がありますが、共通だけでも大丈夫。
普通、皆さん接するのは自分の家の宗派かヨメやムコに行った先の宗派だけだと思いますが、伝統仏教の主立った宗派の基礎を体験することができます。
専門課程でもっと勉強したかったら、宗派を決めて専門へ。
専門課程で、色々な宗派を経験する人もいます。
お坊さんになる人も勿論います。
ただ、全員がお坊さん、というわけではありません。そこは選べます。
宗派によってもその辺りは異なります。
私はライフワークが「操体」なので、出家して尼さんになるつもりはありませんが(2024年11月現在の話)、美輪明宏さんのように、在家で仏教を修行して広めたいというスタンスです。
美輪さんは私の文章系の師匠、松岡正剛先生と、戒名を頂いた中野東禅先生ともご縁が深い方なので、なんだかありがたいと思っています。
ちなみに一度、松岡先生関係の会合で松岡先生が「美輪さんに紹介するね」とご紹介頂き、観音様のような美輪さんから
「あなたは、人様を癒すお仕事をなさっているのね」というお言葉を頂いたことがあります。
で、
わたくし、曹洞宗で在家得度していますが、2022年34期に、真言宗の修行にも参加しているんですよ。
というわけで、一緒に修行した34期のTさんの車に乗せていただきました(ありがとうございます!)。
途中「道の駅いたこ」に寄りました。
ここは、地元の人も買物にくるのだと思いますが、野菜とか果物が安い。
来るたびにクラクラするんですが、さつまいもの種類とかすごいんです。
地元の人にも愛されているようです。
また、つきたてのお餅も量と種類がすごい。目移りしちゃいます。
というわけで、私は昼ごはんは持参していたので、お土産用に草餅とつきたての玄米のお餅を買いました。
Tさんは「なまずバーガー」を買っていました。あのナマズです。
白身魚のフライみたいで美味しかったそうですよ。
そういえばメキシコ料理か何かでフライを食べたら美味しかったっけ。。
そして地蔵院さんに到着しました。
ご住職や講師の先生、お手伝いに来ている卒塾生にもご挨拶をしました。
これから、5回(計10日)の専門コースの修行が始まります。
なお、行きの車の中で、Tさんに
「私が真言宗の修行に私が参加した時、一番驚いたのは『般若心経』の読み方が違ったことだ」という話をしたところ
「どうちがうの?」という話になりました。
私が曹洞宗の読み方をしたところ、Tさんは
「全然違う!」と、びっくりしていました。
違うんですよ。読み方が。
あ、般若心経を読める方、暗記している方は結構いらっしゃると思いますが、
宗派によって読み方が違うので、そこはチェックしてもいいかも。
また、お経本や本に書いてあるのとは、実際違う読み方をするところもあります。
これ、お経本には書いてありません。
本当に大事はことは、やはり「口伝」のところもあります。
昔のご祈祷系の経典には、わざと間違いを書いてあり、本当のことは、限られた弟子に口伝で伝えることもあるようです。