操体法大辞典

操体の専門家による、操体の最新情報など

足趾の操法に惚れた人の話。

こんにちは。TEI-ZANの畠山裕美です。

https://www.teizan.com/kosyu/sokushi

足趾の操法、私のところにいらっしゃったら、必ず受けていただきます。

 

リラックスはもちろん「感覚優位モード」になってもらうためです。

 

足趾の操法って、見た目は簡単に見えるんですが、見よう見まねでの再現は、無理です。100歩譲って形は真似できるかもしれませんが、手の使い方を知らないと、手首や肘を壊します。

 

この「使い方」も、操体の学びの一つです。

 

以前三浦先生をモデルに足趾の操法を行って(はたから見ても回数少なすぎ)

「少なすぎ」と言われていた人がいましたが、少なすぎるのは、からだの使い方、動かし方ができていないので、早く終わらせちゃおう、ということなんdrす。

 

足趾の操法は、大変快感度が高いものですが、ある程度の時間が必要です。

 

また、感覚の男女差、個人差もあります。

 

今年の8月に逝去された松岡正剛先生に、足趾の操法をさせていただいたことがあります。

その時、感覚の推移を話してくださいましたが、非常に勉強になりました。

最後は「めちゃくちゃ気持ちいい」と、数回の意識飛び(瞬間的に深い睡眠に落ちる。これも気持ちいいのです)の後、

「実は膝が痛かったんだけど、膝がすごく楽になった」とおっしゃっていました。

 

なお、足趾の操法好きすぎて、習いたい!という人がいらっしゃいました。

 

治療家でもなく、普通の会社勤めの方です。

家族にもやってあげたい、年配の両親にもやってあげたいと思ったのだそうです。

 

この方は割とお住まいが近くだったので、私はある提案をしました。

 

ちなみに、操体を習っている人が、家族えおモデルにして色々操法を試しますが、いわゆる普通?の動診操法をやると最初は嫌がられます(笑)。

やっている本人もよくわかっていないので、受け手もわからないのです。気持ちよくもないのに「気持ちいいか?」って聞かれちゃったり

 

とことが、足趾の操法だけは、家族にやってあげると(練習台にすると)、「またやって」と、言われます。

 

初心者でも、コツがわかれば「きもちよさ」を足趾の操法で伝えられるからです。

 

その提案とは。

ご家族に私(畠山)の、模範的操法を受けていただき、お家で受講生がご家族に足趾の操法をやった時、ご家族が「畠山の模範」を基準に評価してくれるのです。

 

これ、何回かやっていますが、ご家族が「模範」を経験していると

「ハタケヤマ先生と違う」とか言ってくれるわけです。

 

これは効果的な練習法です。

 

今までこれを試した方は数名いらっしゃいますが、家族からのフィードバックはとっても効果的です。