6月、もう終わりですが、今月は映画を観ました。
「国宝」です。
読んでから観てから読むか、で考えましたが、上巻まで読んで映画館(日比谷)に向かいました。
友人からは「長丁場だから水は控えて行くように」というアドバイスを受けていたので、水は控えました。
大スクリーンで観て欲しい。。
私は元々「銀魂」の吉沢亮をかなり評価しており(大河よりも「銀魂」の沖田君が当たり役かと)ます。
なお、本の表紙は岡野玲子さんです。
小説と映画、若干違うのですが「ああ、あそこが違うんだ」というのが分かっていいですね。
映画は、渡辺謙さんが舞台で白塗り吐血シーンで、ジーン・シモンズを思い出す私でした。
歌舞伎。高校生の時、学校の行事で国立劇場で「毛抜き」を観ました。
うちの学校は、古典芸能や落語、狂言、歌舞伎などをわりと見せてくれたのですが、今思うと、当時女子高生に案内をしてくれたのは、仙台の團十郎(当時はまだ海老蔵だった。つまり今の團十郎のお父さんです)。
贅沢だったんだな。
「毛抜き」は、ちょっとBLっぽい要素もあり、元祖腐女子の私はそこがツボでしたっけ。。。
そして、田中泯さんが、稀代の女形、小野川万菊を演じていますが、泯さんの存在感が凄い。
今まであえて伝統を避けていた方が、80歳にして、伝統で舞う。
また、手が印象的だったので、泯さんの手は是非ご覧下さい。
もう、吉沢&横浜の二人は「今の二人を撮っておいてくれてありがとう」と思うばかりです。
また、原作と映画、エンディングが違うのですが、読了した時は、あまりのショック最後を二度読み返してしまいました。
オーディブルで聞くのもいいそうです。
もう一度映画館で観たい。。
そして、出ました。
滝山さんは背が高かったそうですが、これは冨永愛滝山で(むっとした表情をして欲しい)でドラマ化して欲しい。。。
そして、映画も7月にやりますね。
11巻も出まして、ますます登場人物のややこしくて楽しい関係が。
歌舞伎役者もできるし、バンパイアもできるのは凄い



