操体法大辞典

操体の専門家による、操体の最新情報など

操体法東京研究会定例講習 「講習を受けて」

操体法東京研究会2010年定例講習のご案内



操体法東京研究会2010年秋季集中講座(全10回)のご案内



9月から第76回操体法東京研究会定例講習が始まります。



先輩諸氏の声



今回、受講3期目になる小島健氏から「講習を受けて」という寄稿を頂きました。現講習は今月一杯で終わりになりますが、参加者のうち、殆どはワンステップ上の「臨床講座」に進みます。小島さんもその一人です。

他の方の「講習を受けて」の声もそのうちまとめて掲載予定です。



特講、臨床講座、現在も継続受講中

小島健



私が操体法東京研究会の講習に参加させて頂くことになったのは、本当に偶々(たまたま)でした。仕事の休みの都合で日曜日に通える所を探し、何となく選んだのが操体でした。三浦先生にお会いしてお話を伺い、実際に施術をして頂いて、操体を学ぶことを決心しました。

今では「あの時、操体を選んで良かった。」としみじみ思います。他の療法を知らない私ですが、「施術者が治すのではなく、患者の体が自らを治す。操者はその手伝いをするだけ。」という操体法の在り方は、最も無理がなく自然なものだと感じます。



その自然の理に適った操体操体法を学べる最善(最前)の場が操体法東京研究会の講習です。操体とはどういうものなのかといった理論から始まり、臨床における操者の介助・補助までしっかりと学ぶことができます。先生は優しく教えて下さいます。触診が苦手な私に「絶対にできるようになるから、あきらめるな。」と声を掛けて下さったこともありました。



また一緒に学んでいる先輩方も丁寧に指導して下さいます。初めの内は実感がありませんでしたが、今では「すごい所(最先端の場所)にいるんだな。」と感じています。ただ、操体は単なる治療法に留まらないものだけに、短期間で学べるものではありません。が、時間が掛かるということは、それだけのものを学んでいるということでもあると思います。

『何でも入る大きな器』である操体に是非とも触れて頂きたいと思います。