操体法大辞典

操体の専門家による、操体の最新情報など

操体の「臨床」とは?

大相撲とか見ていると、よく力士が「自分の相撲が取れました」と言っています。

スポーツや競技ならば「自分の○○」というのがあるかもしれません。

 

ちなみに、我々(東京操体フォーラム・一般社団法人日本操体指導者協会)は、いわゆる「(操体の)治療」あるいは「(操体の)施術」を、「操体の臨床」と言っています。

 

「臨床」って何でしょう。

床に臨む??

我々の業界で「臨床」の反対語は「研究」です。

例を挙げると「臨床医」と「研究医」と言えば良いでしょう。

「臨床医」というのは『実際に患者さん(のベッドを訪れて)の治療を行うお医者さん。

「研究医」というのは、大学や研究所で、医学の研究をするお医者さんのことです。

 

操体創始者橋本敬三先生は、東北大の生理学教室で研究医として文字通り「研究」に携わっていました。この辺りは「生体の歪みを正す」や、「からだの設計にミスはない」に詳しいです。

 

橋本敬三先生は、仙台で研究に携わったあと、函館に「臨床医」(実際に患者さんを診るドクター)として赴きます。この時に、ざっくり言えば「研究ばかりしていたので、いわゆる『インターン』の経験が浅く、ちょっと大変だった」のです。

函館の診療所では「整形外科的な愁訴」が苦手。

そうなると、患者さんは街の民間療法の治療家(鍼灸とか)のところに行って、治っている事を知ります。

 

その「民間療法」の中に何かあるのでは、感じていた時に、友人のお父様が「正体術」というものを受けて、元気になったという話を聞くのです。

 

 

お盆と仙台

明日は天気が悪いようなので、今日のうちにお墓参りに行こうと、母と午前中に近くのお寺に行って来ました。

 

宮城出身の両親の家は両方とも曹洞宗なのですが、父が亡くなった際、母が近くのお寺にお墓を買いまして、そこが日蓮宗のお寺(建立は結構古い)なので、お墓には父しか入っておらず、仏壇も日蓮宗風です。

(私は曹洞宗で在家得度してます)

 

さて、お盆とお施餓鬼についてですが、私が大好きな「阿闍梨蒼雲 霊幻怪異始末」の(4)の21話に詳しいです。

 

 

 

そして、仙台といえば、操体発祥の地です。


私の両親は、2人とも宮城出身なので(私は東京生まれです)、親戚の多くが仙台に住んでいるのです。

うちの伯母2人は、K先生の治療室が仙台市内にあった頃、通院してたりしましたっけ。。

 

さて

 

仙台の親戚から送ってきた「方言せんべい」。

仙台のコンビニでよく見かける「オランダせんべい」の特別版らしい。

プリントされているとんがった頭の女の子が「オランダちゃん」(オランダ人ではないらしい)。

母曰く「サンドイッチマンお勧め」(宮城だからね)。

「いずい」とは「しっくりこない」「居心地が悪い」という意味らしい。

 

そして思い出したのは、仙台の知人に「おはよう靴下」って言う?って聞かれ、

「なにそれ」と聞いたら、靴下に穴が空いていて指が覗いていたりすると「おはよう靴下」というらしい。。

宮城県人(ほぼネイティブ東京人)の母に聞いたら「知らない」と言っていました。

 

今日は、母がお盆につくる「おくずかけ」を作るという事で、一足先にお盆気分です。

おくずかけとは

 

 

 

手は小指、足は親指。8月の講習可能日

こんにちは。TEI-ZAN操体医科学研究所の畠山裕美です。

お盆前後の予定をお知らせします。

施術+ベーシック講習 | 操体法の講習 | 操体法 TEI-ZAN操体医科学研究所

www.teizan.com

 

2022年8月「施術+ベーシック講習」予約可能日
開催は、西葛西です。

★8月28日(日)定例講習休講のため、開講可能です。
日曜開催可能は、珍しい?

8月12日(金)
8月13日(土)午前中

8月18日(木)
8月19日(金)
8月20日(土)

8月23日(火)
8月26日(金)
8月27日(土)
8月28日(日)

8月30日(火)

 

開始時間はご希望に添えるように致しますので、お申し込み時にお知らせ下さい。

 

さてさて、

 

メンテナンスで定期的に通ってくださっている方の話です。

 

腱鞘炎っぽいというので、雑巾やふきんの絞り方を指導しました。

1ヶ月後、やはり手の親指あたりの違和感と、どうも手首が捻れているような感じがするというので、何だかピンときました。

再度絞り方を見たところ、折角縦に絞っているのに、親指に力を入れて絞っていました。残念!

 

「雑巾、ふきんは縦絞りで、小指を効かせて(親指はむしろ浮いていてもいい)絞ってください」というのをしっかりやってもらったところ、

親指の違和感が消えて、手首のねじれ感も消失したとのことでした。

 

このからくりですが、ざっくりと言えば人間「手は小指を運動力点・作用点にすると、運動効率が良い」ということです。

人間の手は、肩から下は一本の骨で、肘から下は手首まで、橈骨・尺骨という二本の骨があり、そこから手首に繋がっています。

 

人間の設計図では、手は「小指側を使う」ということになっています。

そこでそれに反して親指側を一生懸命使うとどうなるか。

 

肘から下の橈骨と尺骨が「ヘンなふうにねじれて、それがやがて腱鞘炎や、手首辺りの違和感となる」のです。

 

美容師さんで腱鞘炎になったという人に、ハサミの使い方を聞いてみると、ほぼ、親指に力を入れてカットしていたりするのです。

 

また、テニス肘だという人の、手首の使い方を聞いてみたり、実際にやってもらったりすると、やはり無意識のうちに親指でラケットを強く握ったりしています。

 

私も忙しかったり、ウッカリするとついつい親指側を使ってしまったりすることがありますが、気がついたらすぐ修正するようにしています。

 

たったこれだけのことなんですが、腱鞘炎や手首の違和感、テニス肘を予防することができます。

 

もし、なってしまったら、操体で調整できます。

普段のクセになっている動作を分析し、原因を解明します。

 

 

眉毛の悩みはこれで解決!

8月に入りましたが皆様如何お過ごしでしょうか。

 

今日は「美容・アンチエイジング」のお話です。

 

わたくし、元々眉毛がちょっと薄いのですが、20数年前、眉毛とおでこを軽く切るという怪我(転んだ)をしました。

 

勿論怪我は大したことなかったんですが、それ以来、左の眉毛の上辺りに眉毛が生えなくなり、更には怪我の跡なので、眉毛を描きにくいという状態が続いていました。

いかんせん、ペンシルで描いてもなんだかつるつるっと滑るし、リキッドペンシルで描いても、何だか浮いてくるし。。。フジコの眉用ライナーを使っても、眉尻がどうも上手く描けない。

 

リキッドタイプのアイブロウを買っても、描く範囲が広いので、すぐ出なくなる。。

1ヶ月も持たないんですよ。

 

以前、眉毛のアートメイクもしていたのですが、あれは何だか面倒臭いのと、ヘタなところでやると、眉毛が赤くなってきちゃうとか青くなってきちゃうとか。。

 

暑い夏も来て、一体どうしたら眉毛に悩まなくて済むのだ??と日々彷徨っておりました(大袈裟)。

 

一時、寝る前にティントで眉毛を描いて朝引っ剥がすというのがありました。

これも悪くないんですが、朝起きると「イモト」眉毛な自分の顔が果てしなく間抜けに見えますし、家族に笑われたりします(実話)。

実際私の知人は、旦那に指差しで「イモトだ~、わははは」と言われたそうです(ひどい)。

 

そして、夜寝る前にティントで描いて、朝パウダーで仕上げるという「ピメルテット ティントデュアルアイブロウ」は、生産終了しちゃったし。。。

この眉ティントの書き足し用がこれ。私もよく使ってます。

例えば銭湯や温泉の後に「取り敢えず眉毛描いとくか~」という時に使いますが、いかんせん、左の眉毛の傷跡、ティントが乗りにくいんですよ。

なので、眉尻を描くのにかなり苦労しました。

そして、最近見つけたのがこれです。

眉毛が薄いとか、朝描くのが面倒な方には、絶賛お勧めです。

3,344円ですが、リキッドタイプのアイブロウを二本買うと思えば、納得です。

 

これは、細筆がついていて、眉毛を描くタイプなのですが、傷跡の上も、丁寧に描くとキレイに仕上がります。

夜寝る前と朝描くと落ちにくいとありますが、私の場合は夜に眉毛の半分から眉尻までを描いて、朝は眉頭からさささっとパウダーで描いて終わりです。

夜に眉毛ができているので、朝はなるべく眉毛を落とさないように洗顔すれば、朝眉毛が簡単になります。

 

いや~。これは便利です。

 

洗顔後、何もつけない(化粧水を付けちゃったら、少し水で洗って拭く)乾いた皮膚に、丁寧に描いていきます。心配な人は、アイブロウペンシルで薄く枠組を描いてください。なお、眉頭までしっかり描くと濃すぎるので、眉毛の真ん中から眉尻まで描けばOKです。

 

こんな感じに仕上がります(ちょい短め平行眉)

眉尻から1センチ位は、傷のため、眉毛が限りなく薄毛です。眉頭は、ペンシルとパウダー。眉マスカラは、洗顔時に眉毛が落ちるのを防ぐため、今はやってません。

 

なお、眉毛が落ちないように、アイブロウコートなどもありましたが、あれは化粧を落とす際、結構大変なので今は使っていません。その代わりと言ってはなんですが、ここ数年、一年を通じて欠かせないのが、これです。

 

これ、メイクが落ちません。

マスク生活なので、顔の上半分にしっかり使いますが、適度に潤うし、本当にスグレモノです。

一度韓国モノを買いましたが、においがきつすぎてダメでした。やっぱりのシリーズです。たまに夏用で黄色いボトルとか、青いのも出てますね。とにかくこれは便利です。

 

 

現在、アラフォー、アラフィフのための「つけまつげ」の「付け方」の記事を書いています。というのは、youtubeやネット上に掲載されている「つけまつげの付け方」は、あくまでも「若い方」向けのやり方。

大人は、いかんせん「大人のおめめ」なので、お道具を変える必要があります。

秋のフォーラムに向けて。

7月31日(日)は、「塾SOTAI」でした。

 

午前中は、秋のフォーラムに向けての打合せ、午後は先日の「操体マンダラ」で発表された「全身体性(第五分析)」に対しての考察を始めとする濃い勉強の場となりました。今月は、勉強会、マンダラ、塾と、濃厚すぎる操体の勉強の場が三回もあり、この暑さと相まって本当にクラクラしそうです(笑)。

 

秋のフォーラムですが、皆でブレスト的に進めながらやっていきました。

色々な意見が出ます(勿論反対意見などもしっかり出ます。予定調和ではないのです)。

私個人的には「フォーラムでは内輪でしか通じないような話や、ディープ過ぎる話よりも、一般の方や、操体に興味を持っている人にも伝わるような話」がいいかと思うのですが(ディープなのもそれはそれで面白い)、その辺りは毎回悩みます。

 

開催日は11月23日(水)勤労感謝の日で、いつも通りです。

サイト情報もアップしますし、こちらでも案内致しますので、しばしお待ちくださいね。

 

 

さて、

イサキ7月号で、操体学会(旧全国操体バランス運動研究会)の会長、橋本雄二氏が5月に逝去されたことを知りました。

 

昨年の全国大会の際は、ビデオレターでの登壇でしたが、闘病なさっていたということを考えると、腑に落ちました。


東京操体フォーラム、一般社団法人日本操体指導者協会一同より、お悔やみを申し上げます。

 

今年の秋は仙台で全国大会が開催されるとのことです。

 

東京は赤坂の豊川稲荷別院(曹洞宗のお寺です)のサルスベリ

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

昨年の全国大会では、ビデオレターでのご登壇で、どうしたのだろうと思っていたのですが、闘病されていたためだったのですね。

 

 

水晶球透視。

今でこそ、東洋占術をメインにしている私ですが、高校生の頃は、バトラーの「魔法入門」とか読んでいました。

卒論も「オカルト&ファンタシー系(英文学科)」だったのです。

 

まあ、ロック好きならね。。

 

先日、突然「水晶球を見れば?」という啓示?がありました。

 

ちょうど、大玉の水晶球(天然モノです)を数ヶ月前にお迎えしていたのですが、全然お相手をしていませんでした。

 

 

そして、以前ヘイズ中村先生の、水晶球透視に関する本を買って「読んだけど、実践してない」ことを思い出し、これは水晶球に呼ばれたかな??と、改めて「水晶球を見る練習」をすることにしました。

透視と言いますが、本当は、肉体の目ではなく、波動の体で物事の本質を見る練習です。超能力とはちょっと違います。

 

 

また、自分自身へのエネルギーチャージにもなります(この辺は専門的な話になりますので割愛)。

 

例えば、易占。

あれは何をやっているのかと言えば、筮竹や、サイコロを使って、潜在意識、集合意識にアクセスして、情報を得ているのです。

 

というわけで、練習を始めました。

 

私はド近眼なので、裸眼でやるのですが、初日に「水晶球の中にぐるぐる煙が渦巻いている」のが見えました(ラッキー)。

あとは根気よく練習するしかありません。

 

なお、試しに、スマホアプリで、バイノーラルビートが聴けるものがあります。水晶を見る練習の助けになるかと思いましたが、超爆睡しました(笑)。

 

音楽ではなく単調なビートですが、かなり飛びます。これ聴きながら「渦状波」とか受けたらどうなるんだろう。。。

 

 

 

「連動」の変遷。

橋本敬三先生は「からだの動きは8つきりしかない」「そんなことはどこにも書いていなかった」とおっしゃっています。

 

それまで「全身形態は連動する」と、操体実践者の中では常識でしたが、その連動に「一定のルール(規則)がある」ということを初めて明確にしたのが、この本です。

 

また、それまでの操体は「からだの中心、腰を要とした」ものがメインでした。

これらの二冊は、それまでの「腰を要とした全身形態の動き」ではなく、「末端の手関節、足関節から全身形態の連動をみた」ものです。

 

これは、三浦寛先生によると、橋本敬三先生がある時「全身の連動は、腰からじゃなくて、末端からなんだけどなあ」と、おっしゃったことから来ているそうです。

 

勿論、他の人はそんな話は聞いていなかったと思います。

 

手関節(正確には「手首前腕」)、足関節(足関節と下肢)の動きは、それぞれ8つあります。

 

手関節で言うと、以下の8つになります。

  1. 内旋
  2. 外旋
  3. 橈屈
  4. 尺屈
  5. 背屈
  6. 掌屈
  7. (上肢の)押し込み
  8. (上肢の)引き込み

よく、外旋、内旋をみて、「回外、回内じゃないの」という方もいらっしゃいますが。外旋、内旋は、肘から下だけの動きではなく、手首、肘、肩、背中、というように、末端から肩、背中、腰を介して全身形態が連動するので、回外・回内とは区別をしています。

 

これは、関節のその部分だけを動かしているのではなく、末端から表現することによって、全身が連動するということです。

 

 

この本が出た当初、操体関係者の中でも

「患者の動き(連動)はみんな違うじゃないか」と、言った人もいました。

 

私はオンタイムで聞いていたのですが、三浦寛先生は、

「この連動は、ボディに歪みがない、自然体の場合に起こる」と言いました。

「患者はボディに歪みを抱えているから、この通りにならないのは当然だ」

 

実際、私は講習(操体法東京研究会)で、ボディに歪みやトラブルがあり、「自然な連動」ができなかった受講生が、講習に継続して参加し、ボディの歪みが整ってくると同時に「自然な連動」を体現するのを目の当たりにしてきました。

 

なので、連動どおりにからだが動かないことも勿論あるのです。

よく「正しい連動」「正しくない連動」という事がありますが、私自身は「自然な連動」「不自然な連動」と言った方が良いと常々言っています。

 

これらの連動が頭にはいっていると、どういうメリットがあるかというと

被験者が「不自然な連動」を起こした場合、「どこで不自然な連動を起こしているか」という視点から、操法を考えることができますし、

 

触診して、逃避反応を起こさせ、その際の被験者の「無意識の動き(つまり、治る動き)」から、連動を逆算して、動診操法を考えることができます。

 

★逃避反応を見る。これ、大事です。例えば、被験者が無意識に首を右に回すという逃避反応を起こしたら?そこから瞬時に判断し、動診と操法を決めるわけです。

 

なお、留意していただきたいのは、この「操体法入門」で書かれているのは、「正中中軸」(つまり、からだの真ん中の線)を中心としたものです。

 

我々、操体法東京研究会のメンバーが現在勉強しているのは、この「左右対称の正中中軸を基本にした」ものではありません。

 

正中中軸基本が全く役に立たないというわけではありませんが、操体は進化しているのです。

 

「全・身体性(第五分析)」が生まれたことによって、今までの連動や、操体の常識が全く変わってしまいました。

 

しかし、第五分析を学ぶには、「歴史として」正中中軸を基本とした「連動」の理解も必要です(講習では、私たこちらの「歴史」を担当しています)。

 

それがあったからこそ、今の操体があるからです。

 

三浦先生ご自身は、古いモノは古いので、最新のモノを受講生に教えたい、とおっしゃっていますが、それも「歴史」あってこそ。

先生も、橋本先生から最初にならったのは、いわゆる「第一分析」だったのです。

 

そして、私や東京操体フォーラムの実行委員古株の皆さんが「全・身体性」を理解できるのも、第二、第三、第四と、順を追って勉強してきたからです。

 

勿論最新理論を勉強するのも大事ですが、操体を学ぶ者として、基礎教養として「橋本敬三先生の時代」「第二分析から、第四分析」を学ぶことも大事なのです。

 

 

操体法の個人レッスンはこちらへどうぞ。連動について勉強したいというリクエストにも、勿論お答え致します。

施術+ベーシック講習 | 操体法の講習 | 操体法 TEI-ZAN操体医科学研究所

www.teizan.com