操体法大辞典

操体の専門家による、操体の最新情報など

操体できもちよさを『探しちゃう』人はどうすれば?

こんにちは。TEI-ZAN操体医科学研究所の畠山裕美です。

 

大事なことなので、繰り返し書いていますし、実際にここを理解して体感しないと、「操体の本当の面白さや恩恵」は味わえません。

 

折角操体に興味をもって下さったのに「よくわからない」という結果になっては本当に勿体ない。

 

 

操体では『きもちのよさは探さないよ』と言っても

「やっぱり探しちゃうんです」という人がいます。

 

この前もいらっしゃったので、お話を伺ったところ、わかりました。

 

この方は操体のセルフケアをしたくて色々やっているのですが、有るテキストに

「1番気持ちがいいところで」というキーワードが載っていた、というのです。

 

そもそも、今現在実際に操体をやっていらっしゃる方でも「楽と快の違い」についてや、「操体における『快』の使い方」をちゃんと理解している方がどれだけいるか、不透明です。

 

なお「万病を治せる妙療法」時代は「1番きもちがいいところ」ではなく、可動域の極限か、その少し手前で(抵抗をかける)動きをたわめていました。

 

つまり「第一分析」では「1番きもちがいいところで」という言葉は使いません。

「楽かつらいか」「どちらがスムースか」というように、運動分析を行うからです。

「きもちよさ」というのは感覚分析ですから。使わないのです。

 

また「1番きもちがいいところ」という言葉を使うのは、第二分析以降です。

 

 

それでは、どうして「きもちよさを探しちゃう」のか。

それは「1番きもちがいいところで」という指導があるからです。

そう言われれば、探しちゃうのが人間のサガってものです。

 

が、本来操体は「診断(動診)」を行ってから、「操法(治療)」に入ります。

 

「1番きもちがいいところ」を指示する前に、

ある動き(動診)を試し、その動きに「きもちよさがあるのかないのか」を判断する必要があります。

 

これをやらずに突然「1番きもちがいいところで」と書いてあったら、そりゃきもちよさを探しちゃいます。

 

さて。ここで、第二分析(きもちのよさをききわけ、味わう動診と操法)をご紹介しますね。

 

わかりやすいように「捻転」で紹介します。

操体実践者であれば「般若身経(般若心経ではない)」つまり身体運動の法則に従った基本のからだの使い方、動かし方を知っていると思います。

 

右捻転で説明しましょう

 

ここでは、感覚のききわけをよりききわけやすくするために、手をアタマの後ろで組んでくださいね。

本当はもっと細かいのですが、便宜上簡単に書きます。

(詳細を学びたい方は、私の施術+ベーシック講習にどうぞ)

www.teizan.com

 

1.自然体立位をとる

2.左母趾球で踏み込み、体重を右の拇指球に移動させる

3. それにつれて状態を右に捻転させる

4.左の踵が浮く。右の拇指球でしっかり支える。右の全足底は地面についている

5. 首も上体に伴って右に捻転するが、肘は斜め上を向くように。

6.目線も斜め上方の肘に

 

というように、単にからだをラジオ体操のように捻るのではなく、体重移動や目線、支点の使い方にポイントを置いて試すと殆どの方は

「あ、これって気持ちいいです」と言います。

 

「1番きもちがいいところ」っていうのは、事前に動診で「きもちよさの有無」を確認するから、特定できるんです。

勿論「動診」には「型」があります。

 

型がある動きを試す→その動きに快適感覚があるか、からだにききわける→その快適感覚を味わってみたいかどうか、客観的に「からだにききわける」→味わってみたいというからだの要求を確認する

 

ここまでやって、はじめて「1番きもちがいいところ」が登場するんです。

 

あはは。こんなに手順がややこしいとは思いませんでした?

ただ、実際にやってみれば、すぐわかります。

 

コツは「アタマで考えない」「客観的にからだにききわける」ことです。

 

大抵の方は、アタマを使って、左脳で操体をやろうとします。

となるとどうなるか。

「1番気持ちがいいところ?それなら色々動いてみて、きもちいいところを探すか」となるわけです。アタマがいい人の理論的な考え方です。ちゃんちゃん。

 

また「楽な方にきもちよく」とか「楽な動きの1番きもちがいいところで」(どちらも楽と快を混同しており、受け手が混乱します。言う方は簡単ですが、無責任です)という指導をしているような人は、なかなか「そっか。それなら畠山の話を聞いてみるか」とはならないのが、何とも残念なところです。

 

なお、操体創始者橋本敬三先生は「楽と快は違う」とおっしゃっているので(85歳の時と、卒寿のお祝いの時に明言されています)、「楽な方に気持ちよく」と言っている皆さんは、橋本敬三先生のお言葉を重視していないことになるんですよ~。

 

★万病、が70代、卒寿は90歳なので、どちらが「新しい」かは明確ですよね。このことを知らない方もいらっしゃるようなので書いておきました。

「楽と快は違う」というお言葉のほうが、新しい(進化した)のです。

 

 

 

私はそういう方(楽と快の違いがわからない。混同している)が習いにきたら、welcomeです。

それがわかれば、操体の指導もセルフケアも格段に進みます。

 

 

 

操体の臨床を行うにあたって、気を遣うのは「受ける方が左脳優位にならないように」ということなんです。

 

実際、私も操体の臨床ではクライアントの方に「左脳とばし」ではありませんが、一旦、理論よりも感覚優位になっていただきます。

 

なお、一度「左脳とばし」的な感覚を味わっていただいて、動診操法を受けていただくと「操体的な回路」ができます。

 

つまりは「きもちよさをききわけ、味わう」という回路です。

一度開けば、わかります。

楽と快の違い、もわかります。

 

我々はこの「回路」を開くお手伝いをします。

ここは、プロの手腕です。

 

本やテキストを独学で勉強して「きもちよさを探す」という地点で迷っている(こういう方は、わりと自分のやっていることに固執しているので、プロの手を借りるのはイヤだ、と言ったりします(経験談))。

それで、ず~っと迷っている。

ホースが詰まっている状態です。ずっと詰まっているので、やがて「操体ってよくわかんない!」と諦める(勿体ない)ことになったりします。

 

 

一方、我々操体のプロは「どうしたら快適感覚を味わっていただけるか」「きもちのよさ、という回路を開くか」という勉強を積んでいます。

「左脳とばし」っていう秘技もありますし、本人が「よくわからない」と言っていても、からだが反応して爆睡するということもあります。

 

ホースの詰まりを取る(操体におけるきもちのよさ、を順番通りに味わってもらう)お手伝いをするのが、我々なんです。

 

また、もうひとつ。

操体はかならずきもちよくなければいけない」という私にとってはナゾのこだわりを持っている方もいます。

それは「その動きにきもちのよさがあるのか、ないのか」を確認しないで、いきなり「1番きもちがいいところで」と言われたら、そういう勘違いをすることもあるでしょう。

 

「1番きもちがいいところで」という言葉、実は操体臨床で使うにあたっては、大変注意すべき言葉なのです。

 

2024年春季東京操体フォーラムは4月29日(月)昭和の日に開催致します。

www.tokyo-sotai.com

今日からフォーラム実行委員ブログ担当します&諸々

こんにちは。TEI-ZAN操体医科学研究所の畠山裕美です。

今日から「東京操体フォーラム実行委員ブログ」を1週間担当します。

blog.tokyo-sotai.com

今回のブログは久々にテーマが自由なので「操体雑感」としました。

 

今日は日曜なので、午後は操体法東京研究会の講習です。

ここで受講生が習うのは、今までのからだの使い方、動かし方のセオリーを一旦忘れて「操体的なからだ」に作り替えることです。

 

肘の使い方、肩甲骨の使い方など、通常の筋トレなどでは使わないような、多分古武術とかに繋がるような「体サバキ」を学習します。これ、スポーツや運動とは違うんです。

 

さて、久しぶりに?映画を観たのでご報告です。

この前観たのは「エクソシスト」と「ウォンカとチョコレート工場のはじまり」でした。

 

今回観たのは2本。

happinet-phantom.com

こちらは「ミッドサマー」のアリ・アスター監督の新作。

公式サイトに「見た人限定」の解説ページがあるので、見たら是非そちらをチェックしてください。ホアキン・フェニックスが情緒不安定な主人公を演じています。

観た感想ですが「なるほど・・・・」ですね。

私は結構好きですが「ミッドサマー」とかがダメな人とか、何でも明確にクリアにしないと気が済まない人はアレかもです。

 

もう一本は2024年2月22日から25日までの限定公開。

www.universal-music.co.jp

丁度少し前にQAL(クイーン&アダム・ランバート)の公演がありましたね。

私は行きませんでしたが。理由は、同時期に昨年11月の「Motley+LEPPS」の公演があったので、そちらにつぎ込んでしまった(笑)という次第です。

上映はIMAXのみで字幕なしです。

 

私は運良く前から4番目のど真ん中で両脇は空きという席が取れたので、もう思う存分愉しんできました。

 

何せ小学校4年でQueen聴いてた小学生だったもので、KISS同様Queenの曲はに血肉になってるんです。

そしてやはりライブではロジャーが結構歌ってる。。

ロジャー・テイラーのソロアルバム買った派)

今でこそイケオジですが、この頃はまだ「可愛い」。

そしてフレディの今観てもインパクト強すぎるパフォーマンス。。。

もう一回IMAXで観たいかもです。

そういえば「ボヘ」を映画館で6回観ましたが、2回目にIMAXで観たら通常上映では物足りなく、IMAXで観たっけ。。。

 

そして次に観るのは、これだと思います。

argylle-movie.jp

 

【「キングスマン」に衝撃を受けた人は全員観るべき】

ってあるので、観るしかないでしょう。。。

キングスマン好きです)

キングスマン」のスピンオフで日本を舞台に「サムライマン」とか「ニンジャマン」とかやらないかなあ。。。(タイトルがベタですいません)

私に「キングスマン」を語らせるとうるさいよ笑

 

ヘンリ−・カヴィルが何故角刈り??

(これに出たってことは、007はやらない??)

※次代ボンド、畠山はヘンリ−・カヴィル一押しでした

アーガイル柄のキャットケージに入った可愛い猫ちゃん

音楽はボーイ・ジョージディスコサウンドです。ユーロビート以前のディスコです)

 

ちなみに「映画館で映画を観たい」というのは、私自身の気持ちのバロメータでもあります。余裕がなかったりすると、映画館に行こう、とか思いませんものね。

あと、1人で映画館で映画に没入するのは、ストレス解消になります。

家でNetflixとか観てると、絶対邪魔が入りますからね。。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

花粉症と頸椎の妙。

こんにちは。TEI-ZAN操体医科学研究所の畠山裕美です。


ここ数日、2月とは思えない暖かい天気の上、昨日は「春一番」だったとか。

 

私はそれほど花粉症がひどいわけではありませんが、目には確実に来ます。

 

コンタクトレンズを使っているので、尚更なのかも。

 

なので、毎年「小青竜湯」と、目薬は出してもらいます。

ドクターは「漢方じゃなくてアレルギーの薬出す?」と聞いてくれますが、取り敢えずは漢方で乗り切ろうかと。

 

去年から、通年「鼻洗浄」も試しています。

「ハナノア」とか買ってくるんですが、あの洗浄液、すぐ無くなりますよね。

なので、生理食塩水を自分で作って使っています。面倒な場合は薬局で売ってる「生理食塩水」(ソフトコンタクトレンズ用)を使ってもいいかも。

私はこれにハッカ油をちょっと垂らしたりします。

 

普通「鼻うがい」は下を向いてやりますが、お勧めは「咽頭洗浄」です。

これはちょっと上を向いて行います。

「慢性上咽頭炎」ってあまり聞いた事がないかもしれませんが、コロナの後遺症などにも関係あるらしい。また、免疫力にも関与しているようなので、私はちょっと上をむいて「上咽頭洗浄」をやっています。

 

そして、毎年この時期になると「首調整してくださ~い」という方がいらっしゃいます。

花粉症っぽい時は、頸部にほぼ圧痛硬結があります。

それが除去されるとハナが通ったりするのです。

 

首とハナは何らかの関係がありますが、慣れてくると顔(鼻)みただけで、頸椎のどのあたりに圧痛硬結や、異常箇所があるのがわかります。

 

花粉症の方は、首を回してみるとか、蒸しタオルで温めるとかするといいかもしれません。

 

 

 

 

 

 

 

 

「いちばんきもちのいいところで」を再考する。

操体をやるにあたって、橋本敬三先生時代の本を見ても

「いちばんきもちのいいところで」という表現は見当たりません。

 

第二分析後に登場した言葉です。

また、この表現を使い始めたのは、三浦先生です。

 

 

その前に「いちばんきもちがいいところ」を選定するには、ある程度の条件が必要です。

 

この「条件」は「道しるべ」なので、「道しるべ」を知らないと、あてずっぽうになる。

 

つまり「色々動いてみてキモチヨサを探す」という、「操体ではきもちよさを探さない」という、ルールに反することになります。

 

 

★いちばんきもちがいいところ、という前に「きもちのよさの有無」の確認をする必要があります

1.動診(型がある)。比較対照ではなく、1つ1つの動きをゆっくり、「からだ」にききわけながら行う

2.きもちのよさの有無を「からだ」にききわける

3.その「きもちよさ」、本当に味わってみたい?とからだにききわける

 

ここまでを、操者がいる場合でも、一人で行う場合でも「ききわける」必要があります。

 

「いちばんきもちがいいところ」の前に「そもそもその動きはきもちよさがあるのか?」という問いかけを「一人でやるにせよ」確認するのです。

 

これをやらないので「キモチヨサを探す」ということになるのです。

 

まあ、文章で書いてもなかなか伝わらないので、やはり体験していただくのがベストですね。

 

たまに私が例に出すヤツです。

 

私のクライアントが、操体をやっているというある民宿に行った時、広い畳敷きの部屋に通されて、

「好きなようにきもちよく自由に動いてください」

と言われ、困ったそうです。

 

操体を受けたいと考える方は、今よりも健康状態を良くしたいと思っている方が殆どです。きもちよく、スムースに動けないから操体をやりたいんです。

 

それを「好きなようにきもちよく自由に動いてください」っていうのは、指導者としては無責任極まりない。

 

初心者に「好きに自由に」というのは、いちばん不親切であり、成長を妨げます。

中級者になれば「自由に」というのは成長を促すチャンスにもなるんですが。

 

 

 

★「いちばんきもちがいいところ」というポイントは、非常に大事です。

 

しかしながら現代人は感覚が鈍っている(そのためにからだを壊したりします)ことが多いので「きもちよさ」「きもちいい」という「言葉」は知っていても、体感していること(性的なものと操体での快は違うので、ここで言うのは操体での快です)は少ないことが多いんです。

 

★なので、実はあまり安易に使うと「指導者のボロ」が出ます。

「楽と快の違い」「第一分析と第二分分析の違い」がわかっていない場合は、使わないほうが懸命かもしれません。

 

なぜなら「いちばんきもちがいいところで」と、被験者に操者ガ伝えても、被験者が「キモチヨサ」を感じていない場合は「きもちよくもないのに、いちばんきもちがいいところで、って言われても」と思うか「わかんないから適当にやっとこ」(先生にわかんないって言っても悪いし)→これがかなり多い。

 

ということになるからです。

 

よく足趾の操法®を受けた後

「温泉に入った後みたい」

という方がいますが、現代人にとってのキモチヨサは「温泉」がわかりやすいかな、と思ったりもします。

 

また、最近は男女問いませんが、視えない「ヨロイ」を着ており、我慢を重ねているので、感覚鈍麻になっているとか、そんな事も多々あります。

 

★つまりは、操体をやりたいとか、受けたいという方は「きもちよさ」を味わいにくいような「からだ」になっていることが多いのです。

 

なので「道しるべ」が必要なんですね。

 

「いちばんきもちがいいところで」という前に、必要なことは

「動診」です。

例えば膝の傾倒(仰向けで膝二分の一屈曲位)というのがあります。

今度これを春のフォーラムでも参加者と一緒にやってみようかと思うんですが、

 

本をみて操体法をやってみた、という方、ほぼほぼ「膝を倒してもきもちよくない」と言います。

 

なぜか。

 

手順を踏んでいないからです。

 

そして「からだ」が主体ではなく「私」が主役だから。

 

これは実際に体験していただく必要がありますが、操体法はあくまで「からだ」が主役です。からだが「感覚」ならば、「私」は「思考・エゴ」になります。

操体法をやる場合は、「思考・エゴ」を切り捨て「感覚」つまりからだが主役となります。

我々操体のプロは、クライアントの「思考・エゴ」をいかに押さえて「感覚・からだ」に持っていくか、そこからやります。

 

★「左脳とばし」という秘技もあります(フォーラム実行委員のT澤さん命名)。

左脳(思考・エゴ)をぶっ飛ばして、右脳(感覚)優位にする方法です。

 

重心移動の法則、安定の法則に従って(般若身経@操体法、を単なる健康体操だと思っていると、この法則を見逃します)、手順(いや足順?)を踏むと、

 

「膝を倒すのって、これだけキモチヨサが潜んでいるの??」と皆さん驚きます。

皆さんとは、私がやっている「操体の施術+ベーシック講習」に来る皆さんです。

 

また、これも結構多いのですが

操体は動かすと必ずキモチイイ」「キモチヨクなければならぬ」という思いこみを持っている方がいらっしゃいます。

 

となると、動診を行ってみて、御本人が予測(あるいは希望している)「キモチヨサ」が感じられないと「んじゃ、もっと動いて探してみるか」となります(探すのは×です)。

 

条件(動診の条件、道しるべ)が揃っていても、キモチヨサがききわけられないこともあります。

 

「からだの感覚」というのは「動けば必ずキモチイイ」みたいに単純なものではないのです。

 

ただし、感覚ではなく「運動感覚差」であれば、わかりやすいのです。

これが「どちらが楽ですか」「どちらがスムースですか」という、対になった動きの比較対照です。これが、第一分析です。

 

 

 

 

 

遠近両用コンタクトマニア?!

こんにちは。TEI-ZANの畠山です。

 

お陰様で確定申告も終わり(e-Tax)、多少ほっとしています。

これが終わらないと春が来ないような気もしますよね。

 

さて、私はド近眼です。

自慢できません。

コンタクトレンズは中学の頃から使っています。

当時はメニコンのハードコンタクトでしたが、子供心にも「高い」と記憶していました。

その後ハードレンズを割りまして(トラウマになる)、同じ度数のハードレンズは、特注なので、暫く時間がかかる。今は使い捨てのがあるから使ってみたら?

 

と、眼科で処方してもらったのが、

今は売っていない「1週間つけっぱでいいアキュビュー」でした。

 

最初に装着した時は、その着け心地に驚愕しました。

ご存知の方はご存知だと思いますが、ハードコンタクトにゴミが入った時の痛さは、ハードレンズとソフトレンズとではかなり違うんです。

それまでもソフトレンズはありましたが、毎日生理食塩水で煮沸するとか、手入れがかなり面倒で敬遠されていたんですね。

 

今は1週間つけっぱは、やはり良くないんでないかい?ということで、2週間(夜ははずして消毒)か、ワンデーがメインですね。

 

で、私はド近眼なので、普通よりは遅かったのですが、二年前、アレがついにやってきました。

 

近くの文字が見えなくなる、アレです。

 

まず、行きつけの眼科に行って、遠近両用レンズのサンプルをもらいました。

 

驚いたのは、目の反応です。

遠近両用コンタクトは、遠視(老眼)エリアと近眼エリアに分かれています。

明確に分かれているレンズもあれば、このエリアが混在しているレンズもあります。

 

最初、レンズを付けた時、視界はぼやけていました。

次に、目が焦点を合わせているのがわかりました(カメラのオートフォーカスみたいな感じ)。

 

その次に、遠くと近くを交互に見てみましたが、目が焦点を合わせているのがわかるのです。

 

なお、この感じは最初だけでした。

 

脳がこの遠視エリアと近視エリアを瞬時に判別しているんですね。

凄い!

 

なお、以下は「すでに使い捨てコンタクトレンズに慣れている私」の経験です。

 

まず、遠近両用コンタクトレンズを片っ端から試してみました。

使い捨てのコンタクトレンズの箱を見ると

BC(ベースカーブ)と、POWER(度数)が書いてあります。

遠近両用はこれにADD(加入度数)が加わります。

ADDは、老眼鏡を作った時の度数とほぼ同じだと言われています。

 

ADD2.5あります。

 

私が最初に試した(眼科でサンプルをもらった)のは「エアオプティクス」でした。

その後、ボシュロムの「メダリストマルチフォーカル」。

 

 

これは、素材が「昔ながらの使い捨てレンズ」という感じで、慣れた感じもあり、ADDも2.5まであるので、手元も遠くもよく見えます。

ただ、ちょっと目が乾くかな、というのと、レンズ感があります。悪くはないんですけどね。

 

ロートの「マルチフォーカル遠近両用」を試してみました。

これは、使い心地がよく、レンズが薄くて柔らかいです。

遠近両用コンタクトは、普通の近視用よりも1.5倍くらいの値段なんですが、これは割と安く買えます。

 

薄くて柔らかすぎて、レンズがどこかに行っちゃったこともありました。

これ、言うこと無しなんですが、難点が、ADDが2.0までしかないこと。

 

2.0だと『遠近両用コンタクトをしているのに、老眼鏡をかける羽目になる」ということになりました。

 

それなら、普通のアキュビューを買って、老眼鏡をかければいいのでは?!と思ったりもして。

 

ただ、ADDが2.5あったら、間違いなくこれがベストです。装用感は本当にいいです。

 

 

私はADD2.5以上が欲しいのだ!

となると、限られてきます。

ボシュロムの新しい素材の遠近両用レンズ

「メダリストフレッシュフィットコンフォートモイスト遠近」

を試してみたところ、これはいい!

装用感はいいし、目は疲れにくいし、よく視える。

しかし、何だか高い(笑)。

(最近は大分安くなったようですが、一時は一箱3,500円くらいした)

ADDも2.5です。

 

 

さて、私は長らくJ&Jのアキュビューを使っていたので、アキュビューは馴染みのブランドなんです。

2weekアキュビュー、という割と古い素材のヤツを愛用していました。

これは汚れにくいのが特徴だそうです。

途中シリコンハイドロゲルの「アキュビューオアシス」を試してみたところ、あまりに汚れやすいので、ダメだこりゃ、やめた記憶があります。

非シリコンレンズでも全然OKだったので、汚れにくいほうがよかったんです。

 

しかしながら、コンタクトの洗浄液をAOセプトクリアケアに変えました。

これ、特殊な容器に金属がついており、消毒液がこれに反応して6時間かけて中和と消毒を行います。長いことコンタクト洗浄保存液を使っていますが、これが1番キレイになります。これは消毒がメインなので、洗う場合は、他の洗浄液を使います。

 

 

さて、J&Jからも遠近両用が出ないかなと思っていたんです。

というのは、UV機能があるレンズ、他ではあまり見ないんです。

で、ワンデーはある。そしてADDは2.5ある!

しかしながら、長年2wを使っているもので、やっぱり毎日ケアしてもいいので、2Wがいいんですね。

というのは、装用感がやっぱり違うんです。ワンデーは一日で使い終わるせいか、なんだか厚みがあってモッサリした感じ。

2Wは2W使うだけあり(勿論夜は外す)、薄めで装用感がいいんです。

旅行の時なんかはワンデー持っていきますけどね。

 

そして、ある時「そろそろレンズ買おうっと」と、ネットでチェックしていたら

「アキュビューオアシスマルチフォーカル」というのが出ているではありませんか(密林さんではまだ扱ってないようですが、○天さんでは売ってます)!

 

こちら、UVカット機能つきで、ADD2.5で慣れ親しんだアキュビューなので、装用感を試したく、早速買ってみました。

 

2Wで、シリコーンハイドロゲル(装用感がいい)で、ADD2.5というと、

メダリストフレッシュフィットコンフォートモイスト遠近両用と

アキュビューオアシスマルチフォーカル の二種類になります。

 

これ、どっちもいいんですが、UV機能があるのはアキュビューオアシスマルチフォーカルです。

 

ADDが2.0でもいいなら、ロートモイストアイのマルチフォーカルがいいかな。

(ADD2.5出してくれませんかね)

 

あと、カラコンでも遠近両用がありますが、ADD2.5は出ないですかね。2.0のはあるんですよ。ADD2.5のカラコン出ないかな。。。

 

番外:途中、メニコンさんのハードの遠近両用をためしてみましたが、長年ソフトレンズに慣れていたので、挫折しました。

またソフトレンズもあるんです(3ヶ月使い捨てとかなんかいいのもある)が、いかんせんADDが2.5というのがなく、確かADD1.5のレンズで試したのですが、老眼鏡が必要になるので。。

シードの遠近もいいんですが、ADDが足りず手元が見えず。。。

 

最近スマホ老眼が増えているようなので、そのうちADD3とか3.5も出たりして(この度数、老眼鏡だと目が巨大に見えるレベルですよね)。

 

なお、コンタクトレンズを買う時は眼科検診をお忘れ無く!

 

私は定期的に眼圧測りに行ってます。

 

2024年春季フォーラムのご案内

こんにちは。TEI-ZANの畠山裕美です。

2024年春の東京操体フォーラムのサイトに情報をアップしましたので、こちらにも掲載致します。

 

今回のテーマは

「臨床と生活にいかす操体法」です。

 

畠山は「セルフケア」つまり自力自動の一人で行う操体法をご紹介しようかと。

「自分でやってもきもちよさがわからない」

「きもちよさを探すなと言われても探してしまう」

その辺りの実技をたっぷりやりたいと思います、

 

前回の秋のフォーラムでは、久しぶりにオンサイトで開催しましたが、やはり会場で実技をお見せできるのは嬉しいことですね。

 

開催案内 | 2024年春季東京操体フォーラム | Tokyo Sotai Forum

www.tokyo-sotai.com

 

テーマ「臨床と生活にいかす操体法

2024年4月29日(月)昭和の日 ルーテル市ヶ谷センターにて、2024年春季東京操体フォーラムを開催致します。

テーマは「臨床と生活にいかす操体法」です。

 

登壇予定 三浦寛東京操体フォーラム実行委員

 

開催日時:2024年4月29日(月)昭和の日 10時〜18時(予定)
場所:ルーテル市ヶ谷センター 〒162-0842 東京都新宿区市谷砂土原町1丁目1
参加費:
1. 特製Tシャツ、オンラインでの前夜祭参加 13,000円
2. フォーラム終日参加 10,000円
3. 午前のみ 5,000円
4. 午後のみ 5,000円

 

★なお、手続き簡素化のため、事前申込み受付のみとさせていただきます。

お申し込みフォーム

参加資格:操体に興味がある方・勉強したい方
※今回はオンサイト(会場開催)のみです。オンライン配信はございません。
会場で実際に「操体をまるごと」体験していただければと思います。

お申し込み締め切り:
1. 特製Tシャツ(3,000円)、前夜祭参加 締め切り 2024年3月31日(日)

2〜4 2024年4月19日(金)

 

操体・操体法とは

臨床と生活にいかす操体法

以前、東京操体フォーラムに参加した臨床家が言いました。

操体法は、人は治せるけれど、自分は治せない」

それを聞いた私は驚きました。

え?

臨床にも生活(セルフケア)にもいかせるのが操体法では?

一体何故こんなことが起こったのでしょう?

 

操体の臨床家も実践者も、患者様、クライアントへの治療や施術も大事ですが、やはり自分のメンテナンスも大事です。

操体は「操者側のメンテナンスとセルフケアまで考えている」ものであり、そういう療法は他にありません。

極論を言えば、施術すれば操者までメンテできる、というウインウインの方法です。

我々は、勿論操体の臨床もやっていますが、自分のからだは操体法でメンテナンスしています。

操体実践者の先輩方を見ても、ご長寿が多いのは、そのお陰でしょう。

 

今回の春のフォーラムは、「臨床とも生活にいかす操体法」というテーマです。

 

  1. 第一分析(旧来の方法)では、操者が疲弊してしまうこともある(勿論疲弊しない方法もあります)。それを回避する方法があります操体法には「診断(分析・分類法)→治療(操法)」というゆるぎない順番がありますが、こちらを再確認します(独習では難しいポイントです)。
  2. この2つを押さえれば、臨床にも生活にも操体を活かすことが可能になります

操体をやっていると、操者が疲れてしまう、という話を聞くことがあります。

ただ、操体の大きなメリットは「操者が疲れない。むしろ操体臨床を行う事によって元気になる」ということなのに、これは一体どうしてでしょう。

実際の話ですが、我々は例えば「足趾の操法®」などは、疲れずに長時間行うことができます。

また、一人で行う操体法(自力自動)がよく分からないという声も多く聞きます。

「簡単」と言われる(そんなに簡単ではないと思います)操体法ですが、

「本を読んでもわからない」

「きもちよさ、というのがわからない」

というのはよく聞く話です。

 

操体法には「臨床」と「生活に活かす」という2つの面がありますが、三浦寛はじめ、東京操体フォーラム実行委員は、その2つを最大限にいかしています。

 

どうやっていかしているか。

 

それは「診断(分析・分類)」→「治療(操法)」という、橋本敬三先生の時代から変わらない、操体法の正しい手順を知っているからです。

あなたがもし、操体法を勉強していて、不明点や疑問点があるのなら、是非フォーラムにご参加の上、不明点・疑問点を解消して頂ければと思います。

 

秋のフォーラムに続き「教えて!三浦先生」のように、操体臨床歴の長い先輩、専門家に直接質問する機会を設けています。

 

操体の臨床家も実践者も、患者様、クライアントへの治療や施術も大事ですが、やはり自分のメンテナンスも大事です。

操体は「操者側のメンテ/セルフケアまで考えている」方法であり、そういう療法は他にりません。極論を言えば、施術すれば操者までメンテできる、というウインウインの方法です。

 

例え話で、飢えている人に、魚をあげるのではなく、魚の釣り方を教えよ、というものがあります。

操体もこれと同じです。

飢えている人に当面の食料(魚を釣って、釣ったもの)をあげるのは、いわゆる「治療」や「臨床」ですが、飢えている人は、当面の食料をもらってそれで終わりです。

「魚の釣り方を教える」、これが操体のセルフケア・セルフメンテです。

しかし、今現状をみると、魚を釣ろうとしているのに、竿だけだったり、竿と糸はあっても針がなかったり、竿と糸と針があっても、エサがついていなかったりして、上手く釣れない、しかし模索してずっと糸をたれているとか、難しいからやめる、と諦める人がいる。

それが最近の操体の姿です。

それにモヤモヤして

「ああ、あそこを修正すれば釣れるのに」

「ちゃんと魚が釣れるような方法を伝えたい」

というのが、東京操体フォーラムのスタンスなんです。

話は変わりますが、

例えば空手や柔道、太極拳などの武術、あるいはヨガを、動画や本を見ただけで習得することは可能でしょうか。

大抵は「ちゃんと習わないとね」と思うでしょう。

太極拳は、傍目にはのんびりゆっくり簡単に見えます。が、実際はそうではありません。

「ワタシは空手の本を読んで動画を見たから有段者だ」という人はいません。

ただ、操体は何故か「簡単」だと思っている方が多いようで、本を読んだり動画をみれば習得できる、という風潮を感じます。

例えば操体法の基本とも言える「般若身経」(からだの使い方、動かし方における基本法則)を、東京操体フォーラムでは何度も繰り返しやってきましたが、独学で覚えたという方は、ほぼ間違えて捉えています。

何が抜けているかというと、早さとタイミング(間)です。

しかし、その後、実行委員が少し手を加え、アドバイスをするとちゃんとできるようになるのです。

 

今回のフォーラムが、操体実践者の皆様が「操体法」を臨床にも生活にもいかせることを期待しています。

 

ちょっと不思議な「同姓」の話。

こんにちは。TEI-ZANの畠山裕美です。

 

e-Taxでの確定申告も終わり、次は春のフォーラムの準備だぞ!という感じですが、

申告の際、源泉徴収票や伝票を見ていると、思い出すことがありました。

 

それは、わたしったら、ある特定の名字の女性に嫌われる(嫌われるならまだしも、いやがらせやいじめ、ドツかれるとかされる)んですよ。

 

最初は一人凄いのに会いまして、幼稚園の子かよ!と思うくらいでしたが、その後、同じ名字の女性に全く別の場所で遭い、その人にもやられました。

 

さすがに二人も続くとウンザリしますが、共通点があります。

二人とも私より背が高くてやせていました。

私も160センチあるので、そんなに低いほうではないんですが、二人とも168とか170はあったのでは。

そういえば雰囲気も似ていたっけ。

 

と「こういうことがあるんだよね」的なことはこちらでもぼやいたことがあるかも。

 

 

しかし!

 

記憶を辿ってみると、学生時代に人をいじるというかマウントかけてくるのがいて、その人も同じ名字の女性だったことを思い出したんです。

背の高さは私と同じくらいで、この子はどちらかと言えば色白グラマーな感じだったっけ・・・。

 

ここでもう一人、同じ名字の女性にいびられたらこれは非常に興味深いことです。

 

なおなお、同じ名字の「男性」には、何故か好かれました(これも一人ではない。複数いることに気がつきました)。

が、適度なお付き合いで「ちょっと遠い友達」ないい感じの距離感です。