操体法大辞典

操体の専門家による、操体の最新情報など

在家得度式の準備

こんにちは。TEI-ZAN操体医科学研究所の畠山裕美です。

今月末、東京国際仏教塾の「35期曹洞宗」の受講生の方の「在家得度式」が行われるので、お手伝いをしています。

 

tibs.jp

在家得度というのは、私のお師僧様である中野東禅先生が「プチ出家」という言い方をしています。

今回中野先生に聞いてみたのですが(曹洞宗の場合)、

例えば永平寺で「受戒」というのを受けられます。今回受講生の中にも、昨年永平寺で受戒して戒名を頂いたという方がいました。

他の宗派では「僧名」とか「法名」と言う場合もありますが、曹洞宗は「戒名」と言います。

 

在家得度というのは、戒名を頂いて、絡子(らくす)をいただくことです。

小さいお袈裟です。本当に出家した人は黒ですが、在家得度者は、濃緑の絡子をいたあきます。

ちなみに絡子は「一肩」「二肩」と数えるのだそうです。

 

また戒名は四文字で頂きますが、上二文字は道号と言って、実字が入ると良いそうです。 下二文字が「戒名」です。

 

なお、数日前に中野先生を訪ねましたが、お戒名も全て考えられたとのこと。

私もこっそり?一覧を見せて頂きましたが、皆さん、本当に素敵な道号と戒名でした。

 

私も在家得度式の時、自分がどんな戒名を頂くのかドキドキしたものですが、頂いた時は本当に嬉しかったことを思い出します。

 

仏教塾の曹洞宗の仲間同士では、結構戒名で呼び合っていたりします。

 

あ、全然関係ないですが、知っている方で「宗純」さんという名前の方がいらっしゃいます。

臨済宗の方か、親御さんが一休さんの大ファンなのか?と思ったものです。

しかしかっこいい名前ですよね。

 

そして私の次男坊猫は「真魚(まお)」君と言いますが(私はまーちゃん、と呼んでます)、真魚というのは、恐れ多くも弘法大師空海さんの幼名です。

 

芋づる式ですが、先日会った方が「ケンシロウ」さんと言うお名前でした。

多分おそらく、ご両親が「アレ」のファンだったんだろうな、と思ったものです。

 

 

在家得度式では、カメラマンをやります。

 

 

 

読書とエンタメ日記

こんにちは。TEI-ZAN操体医科学研究所の畠山裕美です。

 

そういえば「鬼滅」の「柱稽古編」が始まりましたね。

 

私は翌日アマプラとかネトフリで観るのですが、アニメはキレイですよね。

ちなみに私はカナヲちゃんと誕生日が同じ日です。

そして、炭治郎は明治33年(1899年)生まれなんだそうですが、橋本敬三先生は明治30年(1897年)生まれです。

同学年だとしたら、蟲柱、胡蝶しのぶか?

ちなみに毎回ですが、愈史郎君をみる度に「敬三先生もあんな格好(書生スタイル?)してたのかな」とか、たのしい?妄想に走っています。

 

そしてこれは私が今年の年初くらいからかなりハマっているマンガです。

最初はドラマを観たんです。

 

 

登場するのは、天狗の末裔の美形男子(ほぼ男子)たち。

14歳になると天狗の種族の子供は1年間山奥?で隠遁生活を送るという決まりがあります。

ちなみに主人公の名字「飯綱」は、飯綱権現のこと。カラス天狗です。私が以前修行で毎年通っていた曹洞宗のお寺は、飯綱さんがいらっしゃいましたっけ。

関東では高尾山にいらっしゃいますね。

 

※権現というのは、仏や菩薩が姿を変えて(権現)、日本の神様として現れることを言  います。「本地垂迹説」という神仏習合の考え方によるものです。

 

なお、今年の夏は天狗で有名なお寺の夏季禅学会(坐禅の研修)にも参加しようかなとか、考えています。

 

 

主人公飯綱オンは、NY生まれの14歳。
隠遁生活を送った後、そのまま隠遁の里にいる兄の飯綱基(もとい)と1年一緒に暮らすことになります。

この基兄さんが「無類の食いしん坊」なもので、次々と丁寧な暮らしをしながら美味しいモノを作るというのが大凡のお話です

・基兄さんは羽根が生えています(数百年ぶりの先祖返り)
・白いシャツに長靴というのが定番スタイル

・コミック版もドラマ版もかっこいい

・映像の中の田んぼや山の風景にひたすら癒される

・音楽も何だか癒される

・登場人物が美形男子ばかりで、女性は祖母とか母とか幼児とかが殆どで、唯一ドラマに登場する15歳の女子(天狗)も、オン君がドキドキするわけでもなく「基兄は私の推しなの」と、推し活をするだけ

・つまり、変な色恋とか無理矢理カップルとか、その手の面倒くさいことがない

・なので、ご家族で観ても全く問題なしです

・オン君の食べっぷりが可愛い

・大昔から天狗の子達を見守ってきた喋る白い犬「むぎ」という存在がとってもいい(ドラマでは声を角田晃広さんがやってます(またこれがいい)。

・天狗の仲間、愛宕家の次男、愛宕有意を塩野瑛久(一条天皇@光る君へ)がやっていてこれがまた当たり役なんじゃない?と思っております。

・お父さん(エリス・ウィルソン)は、原田泰造アメリカ人の役だけど、何だか妙にマッチしている。コミック版にも何だか通じるのは役者だからか?

 

というわけで「ああ、癒されよう」と思うと観ます。

なんだかわかりませんが、風になびく緑の田んぼや山の風景を見ると癒されます。

これはかなり癒し効果がある!と私は信じてます。

癒されたいとか、自分には丁寧な暮らしは無理だけど、丁寧な暮らしを観ることによって疑似体験!という場合にはいいのでは。

 

 

 

そして「待ってたぞ!」なのが「続テルマエ・ロマエ」。元々コミックがあまりに面白いので、映画化(映画もかなり面白いです)されたヤツですね。

 

今回は、ルシウスが60歳の頑固なオヤジになり(元から頑固だけど)、またお湯の中から「平たい顔族」のところへタイムスリップしてきます。

 

最初の箱蒸し風呂や、打たせ湯のシーンなどは、大爆笑でした。

なんでこんなに笑わせてくれるんだ〜。

特筆すべきは、現代にタイムスリップするのではなく、今回は伊豆の温泉で執筆中の川端康成に出会ったり、修善寺(私の大好きな修善寺です)で弘法大師の像に遭遇したり。。。次は平安時代にスリップして、お大師様と温泉でも掘って欲しいものです(そうなりそうな予感)。

表紙の絵は、箱蒸し風呂で蒸されて翔んでいるルシウス。

 

ああ、そういえば来週から「東京操体フォーラム実行委員ブログ」の担当でした。そっち書かなきゃ。

 

あぶない、あぶない。

先月から、あるところに行くと(操体や大学の仕事ではない)、行った後何だか体調が悪くなるような気がしていました。

 

毎朝お仏壇に手を合わせ、みんなの無事と安全をお祈りしてお経をあげています(無事祈願)。

 

それが先週月曜、帰宅後急に調子が悪くなり、歯が痛み出し、火曜に歯医者、金曜に抜歯という目に遭いました。

そして先週水曜、やはり同じ所に行ったところ、帰りに何だか喉の痛みを感じ、翌日も何だか風邪かな?と思っていたら、夜に発熱しました。

丁度トラネキサム酸があったので(喉の痛み用)助かりました。

 

★ちなみにコロナではありませんでした。

★抜歯の影響もあったのかも。

 

私はわりと熱に強いので、無理に下げなくてもいいよねと、麻黄湯を飲んで様子を見ていたら、木曜の夜に38度にあがり、そのまま寝て朝起きたら、やはり38度ありました。

その後なんだかどんどん熱が上がり、39度になったので、これはちょっとまずいなと思い、抜歯した時にもらったロキソニンを飲んだら、37度台に収まりました。

 

さて、今回の件ですが、何か霊障でも??と思い、易を立ててみますと

「ちがう」と出ます。

別の方法でやってみても「ちがう」と出ます。

★その土地というのは確かに割と歴史ある場所でもあるのですが、私とは縁は悪くない。

 

そこで

「もしかして、イヤなことを我慢してやるな」ってことか??

(すいません。いつも人には言ってるくせに、自分でやってました)

 

ということで易をたてたら

「そうだよ」

と、出ました。

 

 

 

 

 

 

 

ひとりでできる操体法、について詳しくお伝えします

こんにちは。TEI-ZAN操体医科学研究所の畠山裕美です。

 

最近色々なリサーチをしてみて、傾向が見えてきました。

 

操体というと「ひとりでできる」自分でできるからいいな、と思う方が多いのではないでしょうか?

 

そして「ひとりでできる」イコール、簡単に独習できる(本とか動画を視ればできるようになる)と思う方も多いでしょう。

 

となると「それじゃ、なんで操体の施術をやる専門家がいるの?」と思う方も。

最近はそんなにいませんが、「操体のプロは(ラジオ体操みたいな簡単な)体操を教てくれる人」だと思っている人もいたりします(これ、ちがいますよ〜)

 

操体のプロは、

・何も知らない人が、一人で操体のセルフケアができるようになるまで指導する

・自力自療がかなわない健康度の方を、自力自療ができるようになるまで引っ張って行く

ということをやるので、体操の先生ではありません。

橋本敬三先生は医師でしたし。

 

例えば本を読んで学べることもあります。

ただ、からだを使うことに関しては「実践」ですから本や動画で習得するのはかなり難しいと言えます。

本はある程度習得してから、復習やリファレンスのために使うのです。

 

操体で最も重要だと思われる「身体運動の法則」というものがあります。

・重心安定の法則

・重心移動の法則

・連動の法則

これらをが、短くて真理を述べているお経「般若心経」を、操体創始者橋本敬三先生がユーモアをもってもじったものが「般若経」(通称)です。

 

私は曹洞宗で在家得度した仏弟子でもありますので、毎日「般若心経」はよみます。

英語で言うと Heart Sutra です。

一方、操体の「般若身経」は Sotai Body Sutra と言っています(畠山訳)。

 

操体は「体操」と同じに見えるけど、実はセオリー、哲学、基本の考え方が真逆です。

体操やストレッチと同じだと思ってやると、期待したような結果がでないんです。

 

ここを押さえないと「わからん」ということになります。

勿論熟練指導者が側にいれば、全部チェックしてくれますが、みんながみんなそういうわけにもいかないですよね。 

 

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残念なことに、操体関係の集まりでも、この「操体の基本」を勘違いしている指導者をよく見ます。


私は、操体創始者橋本敬三先生の直弟子、三浦寛先生の直弟子なので、これはよくないと思っています。

 

なお、操体界隈では「色んな先生がいるからいろんなやり方があっていい」という人もいますが、色々なやり方があるのと、操体の基本原則が反映されていないのは、全く別問題です。

 

操体の原理原則をはずしたもの(もはや操体ではない)は「色々なやり方」ですらありませんし、効果も期待できません。 

 
操体は、やり方じゃなくて、考え方や、基本を身につけると一生使えます。
よく、困っている人に魚をあげるよりも、釣り方を教えたほうがいい、って言いますがそれと同じです。 
 
操体セルフケアしたければ、まずはセオリーと基本を熟練した指導者指導を受けるのが一番の早道なんです。
カラダを使うものは、実際の体感が不可欠です。

 

太極拳は独習が難しいと言われています(私はやっていたので実感しました)。
あれ、おばあちゃんとかスイスイやっていますよね。
簡単そうに見えますよね。

簡単じゃないです。

あれでまずは二十四式を覚え、あとは続けることによって練って行くのです。

太極拳の大会、今はどうか知りませんが、私が習っていた頃は、50歳以上と49歳以下にクラスが分かれていました。

というのは、経験を積めば積むほど練られてくるので、優勝者が50歳以上ばかりになってしまったので、年若のクラスを作ったんだそうです。

 

 

個人的には「般若身経」は、太極拳の二十四式みたいなものだと思っています。

(簡単そうに見えるのも似てるかも)

 

二十四式をマスターし、練って行けば、他の型もわかりますし、応用できます。

 

というわけで、私が二十数年行っている、操体の施術と基礎の講習がパックになった「施術+ベーシック講習」です。操体を受けられて、なおかつセルフケアの講習をおこなっている、当方一番人気のプログラムです。

 

個人レッスンなので、それぞれのご希望をしっかり伺って、ご希望に沿うようにプログラムを作っています。

 

www.teizan.com

 

豊川稲荷東京別院。

今日は赤坂の豊川稲荷東京別院と、美喜井稲荷さんに行ってきました。

 

しつこいですが、ここは曹洞宗のお寺です。お坊さんもいるので、合掌です。

 

豊川荼枳眞天(とよかわだきにしんてん)がお祀りされています。

 

天部の神様荼枳尼天、がいらっしゃいますが、こちらは白狐に乗っているのは同じですが、荼枳尼天さんは、剣を担いでいらっしゃいます。

 

こちら、道元禅師の高弟、 寒巌義尹(かんがんぎいん)禅師が二回目の宋からの帰路、船出直後にあらわれた、稲穂を背負い、宝珠を持ち、白狐に乗った麗しい霊神が「我は荼枳尼眞天なり」とおっしゃったのだそうです。

密教の天部のだきにてん → 白狐に乗って 剣を担いいる

 

豊川のだきにしんてん→ 曹洞宗のお寺にいて、白狐に乗って稲穂を担いでいる

の、違いです。

 

https://www.toyokawainari.jp/about/history/

 

今日は3月にいらっしゃった不動明王さんの厨子も開いていました。

 

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これは、最近うちの子になったトロールビーズたち。

 

 

 

操体の「施術+ベーシック講習」の詳細

こんにちは。

TEI-ZAN操体医科学研究所の畠山裕美です。

 

操体の施術+ベーシック講習の特設ページを作りました。

 

www.teizan.com

操体の施術+ベーシック講習 | 操体法 TEI-ZAN操体医科学研究所

 

最近気がついたことがあります。

「施術+ベーシック講習」では、受講者の方に「楽と快の違い」を体感して頂けるのに、何故「東京操体フォーラム」で講義を行ってもなかなか伝わらないのか?

 

それは、やはり『聞いてるだけ・見てるだけ』と、実際に体験したのとでは、全く違うからだな、と感じています。

 

「体験してから」「見る」ならば、よくわかるのでは。

 

実際に「操体における快」を味わう前に、頭で「今まで自分が経験したことのある快・きもちよさ」で、妄想というか想像することになるんでしょう。

 

特に「快」「きもちよさ」は「本人・からだにしかわからない感覚」を扱うので、実際に味わってみないとわからないのですね。

 

私自身もやはり、実際に「操体における快」を味わって「なるほど」と腑に落ちた経験があります。

 

というわけで「想像するよりも、体験してみよう」というお話です。

 

この体験した内容も人それぞれだったりするのですね。

 

我々は「左脳とばし」というワザを持っています。文字通り、理性を司る左脳を「ふっとばして」感覚優位の右脳を活かすものです。

(操者が二人いないとできないワザです)

 

操体の施術+ベーシック講習」のご案内と詳細

www.teizan.com

施術+ベーシック講習 | 操体法の講習 | 操体法 TEI-ZAN操体医科学研究所

 

お申し込みフォーム

 

操体の施術と基本

 

操体の基本(セルフケア)をマスターしたければ、この講習が最適です。
(最新最速も叶えます)

 

この講座をオススメする人

勿論、操体でセルフケアしたい人、元気で健康に暮らしたい、と言うのが原則ですが、一般の方、専業者問いません。

操体に興味があるけれど、どこから手を付ければいいのか分からない人
・本を読んだり動画をみてもわからなかった人
操体の講習を受けたり施術を受けたりしてもよくわからなかった人

 

★一般の方

  • セルフケアを習得したい
  • 自分のからだをもっと知りたい
  • 姿勢をよくしたい
  • 生活のなかで操体を活かしたい
  • きもちよく治る、とはどういうことなのか知りたい
  • 操体関係の本を読んでもやり方がよくわからない

 

★治療家・臨床家の方

  • 操体における「快」の定義を知りたい
  • 操体の基礎を知りたい
  • セルフケアを習得したい(自分のメンテナンスをしたい)
  • 本を読んでもやり方がわからない
  • 患者様が動いてくれない(一番多い悩みです)
  • 「楽」と「きもちよさ」の違いを知りたい
  • 第1分析、第2分析、第3分析の違いが知りたい、体験したい

 

2002年に開講

2002年に開講以来、当方で一番人気のプログラムです。

  • 操体を実際に受けて頂く(操体の施術)、セルフケアのレクチャー(ベーシック講習)と「操体を受ける」+「学べる」が一つになった唯一の講座です。
  • 操体法東京研究会の定例講習を受ける前に受講される方も多数
  • 個人レッスンなので、その方のレベルに合わせたレッスンが可能です。

 

操体に興味を持ったけれど、こんなお悩みはありませんか?

 

  • 操体でセルフケアしたい、自分の健康は自分で管理したい。そう思って操体の本を買ったり、動画を見たりしても今一つ【本当にこれでいいの?】という疑問が湧く。
  • 「きもちよさ」というキーワードにひっかかる。「きもちのよさ」ってどういうこと?そこに引っかかってしまう。また、実際に本を読んでやってみても「きもちよさ」に納得できない
  • 操体を付けて、きもちのよさを感じられないのに、先生に「きもちいいですか?」と、何度も何度も先生に聞かれ、いやになった。
  • 操体を受けてみたけれど「きもちのよさ」というのがわからない。自分は操体を受ける素質がないのかな?と悩んだりする。

 

操体操体法について

 

操体操体法には、独自の「ボディの歪み」に関する考え方や、「病気になる順番と治る順番」があります(西洋医学とは真逆)。また、独自の言葉などもあります。整体や他の療法の常識で考えには当てはまらないこともあります。

 

また、多くの方が引っかかるのが「きもちのよさ」問題ですが、これが解決すると、操体の基本の9割は解決したも同然です。

 

これらを踏まえて、実際に体験していいただくことにより、それぞれのご希望に沿ったプログラムを提供いたします。

 

また、操体の基礎をマスターするには順番があります。
独学で壁に当たるのは、この順番を間違えていることが多いのですが、経験と、どこで壁にあたるか熟知した講師が、ご希望に合わせてレッスンいたします。
また、実際に体験していただくと「全く違うことがわかりました」というお声を頂いています。

そうなると、未病医学としてのセルフケアが可能になります。

 

難所「快適感覚」

今でこそ操体法は「快適感覚・きもちのよさ」というキーワードで語られていますが、操体法の本で一番売れていると思われる「万病を治せる妙療法」の時代は、そうではありませんでした。

 

当時行われていた操体法は「どちらに動かすと楽ですか、辛いですか」と、二者択一の動診(動かして診るという操体独自の診断法)を行い、楽な方向に動かして、可動域極限で動きをたわめ、数秒の後に瞬間急速脱力し、それを2回~3回くり返し、再動診を行い、操法前とどう変わったか確認するというものでした。

 

これを、操体法東京研究会三浦寛先生は「第一分析」と命名しています。

 

中には「キモチイイ方に逃げる」というような記述もありますし、確実にきもちよさを味わえるであろうという動きを取らせ(脊柱伸展など)、脱力させるものもあります。ただ、きもちよさに関する動診は「一方向」です。


そして、橋本敬三医師自身も、昭和50年代(70代)には、まだ「楽と快の区別」をはっきりつけていませんでした。

著書にも「やりやすい方(快適運動)」と書いてあるところもあります。「きもちいい楽な方」という記載もあります。

 

それが、85歳で現役を引退した際と、90歳の卒寿のお祝いの時には「楽と快は違う」と明言しています。

 

残念なことに、橋本敬三医師が「楽と快は違う」とおっしゃったことは、一般の書籍には書かれていません。

 

操体に興味のある方はほぼ「きもちよさでなおる」「ひとりでできる」という言葉に興味を持つのだと思いますが、一番売れていると思われる「万病」の時代は、まだ「きもちよさ」をききわけ味わう「第二分析」はまだ存在していないのです。

 

以前「万病を治せる妙療法」の出版社の編集の方に聞いたところ、ここでは新入社員研修で操体をやるそうなのです。


私が「操体におけるきもちのよさってわかります?」ときいたところ、
「実を言うとわかりません」と言っていました。
「私がレクチャーしましょうか?」と聞いたところ担当の方は
「いえ。本を読んで学習します」と言っていました。

 

というものの「万病」書かれている動診操法は、99パーセントが「楽か辛いか」「違和感があるかないか」という第一分析です。

 

やり方も第一分析と第二分析とでは異なります。


第一分析のやり方を試しても、「きもちよさ」は聞き分けられません。


何故ならば、第一分析は「楽か辛いか」「スムースか違和感があるか」という二者択一の分析法だからです。

 

そもそも、違和感があるかスムースで楽でなんともないか、という運動分析(可動域の分析でもいい)を行っているのに「どちらがキモチイイか」という感覚分析を持ち込んでもわかるわけがないのです。

 

「きもちよさが感じられない動き」いくらやってみても、きもちよさにはならないということです。

 

きもちよさは「どちらがきもちいいか」ではなく「この動きにきもちのよさがききわけられますか?」というように一方向(絶対的なスケール)で診断します。

 

文章に書くと長くなるので、この辺りでやめておきますが「きもちのよさ」の扱い方が操体のキモであり、また、その扱い方を実践しているのが「第二分析」です。

 

もし、あなたが「きもちのよさ」で引っかかっているのであれば、そこをお伝えします。

 

また、この「第二分析」を指導しているのは「操体法東京研究会」だけです。または、操体法東京研究会の出身者で構成している、一般社団法人日本操体指導者協会の指導者が行っている講習のみになります。

 

また、以前関西の操体愛好者のグループ向けに、三浦寛先生が講習を行ったことがありました。

 

★関西地方では、操体はサークルや愛好会で行っているところが多いですが、関東以北は、橋本敬三先生にならい、手技療法家が行う施術として、専門家がやっているところが多いのが特徴です。

 

私も随行しましたが、三浦先生が


「どちらが楽で辛いかわかる人、教えて」と言ったところ、会場にいた多くのマダム達が挙手しました(100名以上)。

 

次に「きもちよさがわかる人」と聞いたところ、挙手したのは、私が見たところ、数名でした。

 

これらの皆さんは「操体ってきもちいいですよね」と言いつつも、実際には「楽か辛いか」はわかるけれども、「きもちよさ」はわかっていないことがよくわかりました。

 

 

これは、一般の操体を知らない皆さんではなく、サークルや「●●操体の会」という名称で活動している、操体を愛している皆さんです。

 

それだけ操体をやり込み、愛してくださっている皆様でさえ、こんな状態なのです。言葉では「操体ってきもちよさですよね」と言いつつ、実際は「楽か辛いかはわかるけど、きもちのよさは、よくわからない」ということなのです。

 

また、これも聞いた話ですが、操体を受け、指導者に「きもちいいですか」(我々はこんな不躾な聞き方はしません)と聞かれても、わからない場合が殆どなのと、先生に悪いので、適当に答えている(!)ということもあるようです。
実際、私のクライアント数名からも同じ話を聞いているのです。

 

操体法東京研究会

www.sotai-miura.com

 

操体法東京研究会は、1978年、三浦寛先生によって設立されました。

 

操体の専門家育成のための講習です。

 

なお、この講習に参加する前に「施術➕ベーシック講習」を受けられる方も多いです(畠山は操体法東京研究会の定例講習でサブ講師もしています)。


顧問は操体創始者橋本敬三先生です。先生は祖神の里に行かれましたが、引退はなさっていないので、現在はあちらから「名誉顧問」として、操体の発展と深化を見守ってくださっています。橋本敬三先生が顧問をなさっていたのは、操体法東京研究会のみですし、現在活躍されている操体の専門家の先生方は、ほぼ「操体法東京研究会」の出身者です。

 

橋本敬三先生の「きもちのよさで良くなる」という言葉と「楽と快は違う」という言葉を元に、5年の歳月をかけて「きもちのよさの有無を聞き分け味わう動診と操法」を体系づけた、橋本敬三先生の一番弟子、三浦寛先生の理論と実技をしっかり学びます。

なお、これらの講習は、操体のプロを目指すための講習ですが、プロは「被験者に操体を指導する方法」と「個人のセルフケアのための方法」の両方を行うことが可能です。

 

わたくし、畠山裕美は、1996年に操体専門で開業、2002年から操体法東京研究会のサブ講師、代講として講習に携わっています。


操体法東京兼休会の補講として操体独自の「視診触診講座」「足趾の操法講座」を担当しています。

 

また、スペインで何度か操体の講習をやっておりますが、その際も三浦先生に随行、講師として指導にあたっており、2006年には、共著「操体法 生かされし救いの生命観」も三浦先生と執筆しております。

私自身もクライアントに「きもちよさ?わからない」と言われ、どん底に落ちていたことがありました。そこから這い出すことができたのは、三浦先生のおかげです。

その中で、操体を学ぶ人が(アマチュア、プロ問わず)どこで壁にぶつかるのか、よくわかるようになり、自分も悩み、三浦先生に弟子入りすることでその壁を突破することができた経験から、自分の生涯の操体の研究テーマを「楽と快の違いを明確にする」ことに決めました。

 

この「楽と快の違い」を理解していただくことによって、操体のセルフケアも、操体を生業としたいと考えている方も、今のご自身の治療法の参考にしたいと思っている皆さんのお役に立てればと思っています。

 

皆さん、ぶつかるところはほぼ同じです。ここを指導できるのは、おそらく現時点では私しかいないと思っております。

 

操体法施術+ベーシック講習」

 

開催日 基本的に火曜、木曜、金曜、土曜、及び祭日(予約時に調整も可)
開始時間 予約時に調整 
開催場所 TEI-ZAN操体医科学研究所(西葛西)
時間 施術・講習を含め3時間~4時間
金額 25,000円(税込)初診の場合
初診料と施術料で13,000円、受講料が15,000円になりますので、別々に受けるよりもリーズナブルになっています。
形式:基本的に個人レッスンです。ご希望や、どのように操体操体法を活かしたいのかじっくりお伺いいたします。
テキストは用意致します。
内容は基本的にセルフケア(自力自動)になります。
また、二名以上同時にご参加で、互いに操法をやってみたいという場合はご相談ください。

クレジットカード決済も可能です

キャンセルについて。当日キャンセルの場合は、受講料をお支払い頂きます。なお、前納、クレジットカード決済の場合は、振替も可能です。

 

操体の「秘伝」とは

ある古武術の先生が「秘伝って言うのは実は簡単なんだよ」「簡単すぎてありがたみがないから秘伝、っていったんだよ」と言っていました。
操体の理論もまさにそんな感じがします。

操体に興味がある、自分でできるようになりたい、ということは、どこかにトラブルを抱えているのですね。


人間の「健康度」の度合いが、6割であれば、ご自身で日々のメンテナンスとセルフケアを行うことができます。なお、4割に満たない場合は、セルフケアが可能になるまで、お手伝いいたします。

 

その日からすぐに使える方法


「これから運動するぞ!」的な気合いはいりません。日常生活の中で活かせる方法をお伝えします。

『ラジオ体操みたいな体操じゃないの?」
はい、違います。ラジオ体操とは正反対です。

ポイントを押さえないと効果がでませんが、ポイントとコツもしっかりお知らせします。

本来は施術(初診の場合13000円)と講習(15000円)計28000円ですが、こちらのパッケージですと25000円になります。

 

この講座を企画した理由

講師(畠山裕美)プロフィール 

 

私自身、操体に出会って懸命に勉強し、操体のプロとして独立開業しました。ただ、私が習った操体は「楽と快」の違いが未分化のものでした。

 

皆さん同様、私も「操体って、きもちのよさでよくなるんだ。痛いことや辛いことをしなくてもいいんだ。セルフケアも可能ならなおいいよね」という気持ちで操体に興味を持ちました。

 

その後「操体法治療室」(三浦寛・今昭宏共著)の、三浦先生のパートを読み、「感覚分析」にまで踏み込む操体法とは一体どんなものなんだだろう?と思いました。

 

 

 

というか、この本を読んだ時「こんな考え方の治療法があったのか?!」と衝撃を受け、操体を勉強しようと決意したのです。

 

三浦先生の講習を受ける前に(当時はよくわかっていなかったので、どこでも同じ操体法が学べると思っていました)、良いチャンスに恵まれ、実践的な操体を勉強することができましたが、どちらかというと「感覚分析」というよりも「テクニック重視」というものでした。

 

その後開業し、ずっと「きもちのよさでよくなる」という体験をクライアントの皆さんに提供したいという思いがありましたが、私自身、実際に「操体臨床におけるきもちよさ」の全貌がわかっていたわけではありませんでした。

また、クライアントの皆さんに「きもちのよさって言われてもわからない」と言われ、絶望したこともありました。

 

そんな時、三浦寛先生の「快適感覚を聞き分け味わう」という、第二分析の操体法を見て、自分がやってきたものとの違いに大ショックを受けます(天地がひっくり返りました)。

 

そこで、三浦先生への弟子入りを考えます。周囲から猛反対(すでに開業していたし、講習もやっていた)を受けましたが、それまでやっていた操体法を封印し、三浦先生に改めて弟子入りしました。

 

そこでは一受講生として勉強をしなおし、一番の難関である「楽と快のちがい」を理解することができたのです。

 

そして、これらの違いを理解するすことが、操体を理解して実践すること、セルフケア、未病医学を理解することだ、と確信しました。

 

やみくもに、わからないことを手探りでやっていたり、壁の前で立ち止まっていると某大な時間がかかります。

 

限りある時間を大事にしたいですよね。

 

「百聞は一見にしかず」という諺がありますが、一度実際体験していただき、体得していただきたい、というのが私の願いでもあります。

 

 

お申込フォーム | 操体法 TEI-ZAN操体医科学研究所

歴史オタバンザイ。

こんにちは。TEI-ZAN操体医科学研究所の畠山裕美です。

 

そもそも「TEI-ZAN」というのが、伊達政宗公の諡号「貞山公」をお借りしているくいらいなので、私が歴史オタなのはすでにバレバレだと思います。

 

小二の時買ってもらった「義経記」の口絵。

こんなの小二に読ませるから歴史オタになるんだよお父さん!

私はこれで判官贔屓になりました♪

安田靫彦(やすだゆきひこ)黄瀬川の陣

www.momat.go.jp

 

 

なお「独眼竜政宗」では、政宗が二本松の畠山氏を滅ぼし、一族郎党皆殺しにしていますが、うちも宮城の畠山ですが(気仙沼あたりは「畠山」が多い)、多分別系ではと。

 

ただ「独眼竜政宗」以降、大河があまり面白くなかったので、結構飛び飛びで見ていたのと、日曜は遅くまで操体の講習をやっていたので、2000年くらいから2018年くらいまで、ちゃんと見てなかったんですよね。

 

ただ「鎌倉殿の13人」は、大好きな鎌倉時代な上に、三谷幸喜さんの脚本ということで、ちゃんと根性を入れてみようと思いました。

 

麒麟」は、最初染谷将太君の信長がボロクソに言われていましたが、私は「空海」とかで結構染谷君をかっていたので、最後は「いいノブナガだった」と皆が言っていたので、心の中でガッツポーズしてましたっけ。。。

 

そしてこれは以前にも書いていますが、歴史好きなクセになぜか明治維新が全然アタマに入ってこない。自分でも変だなと思っていたところある筋から

 

「あなたは戊辰戦争で落命した坊さんか尼さんです」と言われ、

明治維新がアタマに入ってこない原因はこれか?!」と気がつきました。

 

それ以降、維新前後もアタマに入ってくるようになりました。

 

この後、三谷さんの「新撰組!」とか見たところ(DVD借りた)、また岡田准一の「燃えよ剣」とかみちゃったのと、よしながふみさんの「大奥」のラストあたりがアタマにざざざ~っと入っていて、多分直視するのが辛くて敢えてさけていたと思われる「八重の桜」もアタマに入ってきました。

 

これ、一種の前世療法みたいなところもあると考えていますが、やはり歴史で「どうもこの時代はアタマに入らない」「なぜか敢えて避けちゃう」というのは、やはり何かあるのかと思います。

 

あなたも、もし歴史で「ここが何だか興味が薄い時代」とか「このあたりは何だか避けている」というところがあったら「とっても好きな時代」とは別の意味で、何かあるのかも。

 

自分でも「戊辰戦争で(会津あたりで)落命した坊さんか尼さん」って、自分でも驚くくらい納得できるんですよ(このあたりはいずれ「御仏縁とわたくし」みたいな感じでまとめようと思っています)。

 

それを考えると、平安から江戸時代は頭に入ってくるのに、室町時代がどうもアタマに入ってこない。

応仁の乱とか(たしかにややこしい)も。

これはもしや、私は鎌倉幕府末期の北条とか御家人に関係しているのでは??

 

ちなみに「応仁の乱」は、畠山氏も関係してますが、畠山氏って、平家系と源氏系、東北系もっと下って平氏から源氏になった武蔵野系(畠山重忠ですね)とか結構色々ありますが、私の両親の生まれ故郷、宮城の気仙沼近辺は、先程も書いたとおり、畠山さんがとっても多いんです(全国畠山さんの会とかあれば、教えてください)。

 

とにかく「室町」があんまりアタマに入ってこないのは、おそらく「応仁の乱」が面倒くさすぎるのと(何度か挫折)、多分この時代にトラウマある死に方をしているのでは??

 

このあたり、とっても興味があるところです。