操体法大辞典

操体の専門家による、操体の最新情報など

月経時、妊娠時でも操体を受けられますか?

たまにある質問だ。



これはどちらも女性特有の問題になるが、事前にちゃんと話して

下されば、問題ない。



月経時に、腹痛があるとか、だるい、あるいはPMS(月経前症候群)などは、ホルモンの変化があるわけだから、ある程度、からだや気持ちに変化があるのは当然のことだ。



私が十年程前に、メールでやりとりしていた助産婦さんの学校に行っていた方が、研究で、月経痛と骨盤の歪み、という統計をとった事がある。やはり、月経痛が強い場合、骨盤が歪んでいるケースが多かったということだ(これは、あくまでも現象であって、骨盤が歪んでいるから悪い!のではなく、息食動想+環境のバランスが崩れ、その結果、ボディに歪みが生じたと考える。何故なら、骨盤だけ歪んでいて、脊柱や胸郭、頸椎など、他は全く異常がない、ということは、考えられないから)。



妊娠時に関しても問題ない。

何故なら、操体は快適感覚、きもちのよさしかとおさない。



先輩諸氏に聞いてみると、逆子がぐるり、と動いて

自然な位置に戻った(残念ながら、逆子、という経験は

ないが、腰痛などの施術経験はある)などの話を聞く。



なので、どうぞご安心下さい。