操体法大辞典

操体の専門家による、操体の最新情報など

歩こう

操体』的な歩き方というものもある。



歩こう。



話を聞くと、東京近郊に住んでいて電車通勤をしている人の方が歩いているらしい。

ちょっと地方に行くと、車は一人一台持っている状態だそうで、仕事も家から職場まで車、という感じだそうだ。私は今現在、自転車を持っていないし(乗れるが)、教習所の隣に住んでいるのに免許を持っていない(最近、免許を持っていないが故に少し口惜しい思いをした)。なので移動手段は地下鉄か徒歩になる。



いやいや



そのような、移動しなければならないので歩くのではなく、歩くために歩くということの提案。



歩き方といっても色々ある(目的、靴、歩く場所、民族によっても違う)ので、ここでは歩き方については詳しくは書かない。



例えば、振り袖を着た若い女性に、草履を履いたままポスチャーウォーキングを強要しても仕方ないし、ランウェイを歩くモデルにナンバ歩きを強要するわけにはいかない。オリンピックの行進でキャットウォークをしたら絶対ヘンである。





私は以前から散歩が好きだったが、どう甘く見ても習慣的に運動をしているというわけではなかった。



ある時、何気に読んだ本を参考に、朝早起きして歩いてみた。

自宅の近くには川が流れ、川沿いに「健康の道」という道がある。ウォーキング用に

作られた歩道だ。ここを30分ほど歩くと東京湾に出る。

更に左に曲がると葛西臨海公園だ。

これを始めたら、はまってしまった。



何故かというと気分がいいから。



携帯のカメラで写真を撮ってみたり、歩いている途中でメモを取ったり、何だか時間を有効に、リッチに使ったような気がする。



ウォーキングの効用は色々あるのでここでは書かないが、大腿部は「第二の脳」と言われる。



そこを動かすのは脳を活性化させるだろうし、間脳(大雑把に言えば視床下部も間脳だ。間脳は自律神経やホルモンを介して内臓を支配している。また間脳は脳下垂体を支配して、食欲、性欲、睡眠欲等を支配している)を活性化させるには、大きな筋肉を動かすといいのだそうだが

大きな筋肉とはまさに大腿部の筋肉なのだ。